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尼崎愛紗
私の名前は尼崎愛紗。
中学1年生。
だけどあまり学校には行っていない。
生活が昼夜逆転してる私は、
昼に起きれたら給食を食べにだけ行く。
教室で同級生達と勉強なんて
絶対無理。
それでも母は
「行きたくないなら行かなくてもいい」
と言い、
先生は
「学校に来るだけマシだ」
と言う。
毎日昼過ぎに起きて、
夕方に出かけて行く。
帰って来ない日もあった。
帰って来ない時は、
母は夜通し私を探していたらしい。
まだまだ子供だった私は、
そんな事お構いなしに
遊び呆けた。