剣士一郎 part of 糸井
ハロウィ〜〜〜ン記念作品
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※記載上の注意
① " はその人が思っていることを示します。基本的には、その作品の主人公(今作なら雷電みつお君)のことを示します。違うのなら、byが入ります。
② ' はその人のセリフ中に小声で何かを言う時に使われます。(言葉で表すなら、「✧✧と、呟いた」となるのかな)
その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。
③☆の文は「剣士一郎」の話です。
※今回は「by」の使用を省きました。読みやすい方を良ければ教えてください。
「よいしょ、あの世界もいいもんじゃないな〜。」
と訳の分からないことを言いながら来る「糸井優助」。今回やってきたのは『裏世界』だ。『裏世界』というのは俗称でもなんでもなく本当に『裏世界』の話だ。『世界』は7つ存在し『裏世界』もそのひとつだ。では糸井さんは何をしにこんな所へ来たのかと言うと、彼の友人『腐滅田慶喜』の息子が剣の修行をしていると言うから見に来たのだ。
☆ 「おっ、今日も『慶喜』の孫が稽古をしてるな〜」
☆「ん?」
☆ 何か知らない人の声がしたので見回したが、何も無い。
"危ない危ない。普通にバレかけた。"
バレては行けない理由があるのかと言われると実はない。ただ何となくバレたくなかったらしい。
☆「はぁ、なんであいつがいるのだよ。まぁ、いいや。おーーい『糸井君』!」
☆「うん、なんだい?」
☆「うん、だれ?そしてどこから来た? 」
でも親(慶喜)を呼ばれて探すとさすがにバレたようだ。ちょっとした技術で「透明化」していたがやはりバレるようだ。さすがは元トップ剣士。
☆ 「一郎、こいつは『糸井優助』って言って、今から剣の稽古をつけてくれる『先生』みたいなものだよ。」
☆「おう、そんなわけでよろしく!」
☆「えっ、あっ、うん?」
☆戸惑う一郎君を置いて、
☆「それじゃあ、俺は別のところに行くから後よろしく!」
"相変わらず直ぐに消えていくな。"
と懐かしむ糸井さん。
☆「それで斬っていき。」
☆というとまたどこかへ行った。自由気ままな人だ。
こちらも直ぐにどこかへ行ったがどこかと言うと、
「よう、久々だな。」
「なんだ、糸井か。久々だな。」
そう、一郎君のお父さんだ。
「そうだな。あの時以来か、100年に一度の大厄災『鬼神乱舞』の時以来だな。」
「そうだな。」
1920年、裏世界を襲う厄災があった。そいつもならそこまで強くない鬼人やアンデット族の下っ端が裏世界を襲うのだが、その時だけは何故かアンデットの王や妖魔王などの強者が襲ってくる。中でも厄介なのが『鬼神』だ。正直鬼神以外は敵では無いというものもいるほどだが、鬼神だけは違う。なんせ脳と心臓を同時に壊すしか倒す方法がないからだ。しかもワンパン級の攻撃を頻繁に使ってくる。もはやずるい。それをした以来の話だ。
「毎度毎度思うけど、あれまじやばいわ」
「お前は料理人が料理を作るかのように当然と言わんばかりの倒しっぷりだったがな」
と、軽く皮肉を言う一郎君のお父さん。
「それに比べて俺らまじ大変やったんだぞ。なかなか倒せんことも多々というより当然のように起きていたからな。」
「そうか?お前もサクサク倒していっているように見えたがな。」
「なわけあるかw。たまたま上手いこと倒せてた時をよく見ていただけな気がするぞ。- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-」
「そんな笑顔で言われて信用しろというのも無理があるというものだがな。」
そして互いに笑いあった。仲が良さそうだ。
その後軽い談笑をしばらく続けお昼時になった。そうあの「お昼ご飯」の時間だ。
お昼ご飯。本日のメニューは『焼き鮭のキノコあんかけ』と『ほうれん草のおひたし』、『ジャガイモとわかめの味噌汁』、『ご飯』そして『手羽先の唐揚げ』。しかもあの某有名チェーン店に極めて似ているのが10億本程。うん、感覚がバグるね。なんだろう、こんなにあるのにあっさりと無くなりそう。しかし少しだけだがまともなやつが1人いた。
「相変わらず真ん中にドーンと手羽先の唐揚げが置いてあるな。和定食と合わなさすぎだろ。」
名を糸井優助。本当に嬉しい話だ。
「そう?なんかすぐに無くなりそうだけど。」
「今日も少なめか。余裕をもって食わないとな。」
「やはり少なかったですか?」
「少しほどだがな。」
と、一郎君から始まり家族全員で糸井の感覚を狂わせに来ていた。
「いやいや、多いだろ。10億だぞ。」
いや、まだ耐えるようだった。しかし、
20分後
手羽先の唐揚げ山脈は跡形もなく消えてしまった。
「ほんとこの家族変態すぎる。」
さすがに糸井さんも驚いてしまっていた。圧に負けてしまったか。残念。
「だよねー」
「そんなものだな。」
「やはり足りませんでしたか。」
と、当然だよね感を出しながら話していたのだった。
数十日後
糸井は帰ってしまった。しかも飯を食ったその次の日に。自由なこと。それからの話なのだが、その日の夜
「ん、糸井か。何の用だ?」
「あっ、やっぱりこの程度の『隠密法』では簡単に見つかるか。」
「いや、大衆的なやつやその道の浅い者は愚か、かなりの経験を積まぬと見えぬとわしは思うがな。」
と、否定をする一郎君のおじいちゃん。
「ふーん。で、なんでこんなところで夜景なんかを見てるの?」
こんなところというのは屋根の上だ。確かに謎だ。
「そんなもの気分なだけだ。」
との事。
「ふーん。」
と少し興味を無くした模様。
「一郎が5段切りに成功したぞ。」
「おっ、まじ!?」
「お前はほんとうに現金な奴だな。」
と、ため息を着く一郎君のおじいちゃん。
「そうかな?」
「そういうところだぞ。」
ということだそうだ。なんか大変そう。
「てことはまだまだ時間が掛かりそうだな。また2月後くらいに来るよ。じゃ!」
と言うとすぐさま帰って行った。
「ほんと自由なやつだ。」
と、少し微笑んだのだった。
2月後
"実際に来てみたら本当に出来そうじゃん。凄いな。"
と、後ろから見ていた。なぜバレないかと言うと例の『隠密法』を使ったからだ。だいぶ卑怯だ。そして、
☆ スパスパスパスパスパスパスパスパスパスパ!
☆と、十段切りに成功したようだ。凄いな。ざっと3ヶ月、よく頑張ったな。
☆「はぁ!あ!やっっっっっっっっっっった!!!!!!!」
☆と、非常に喜ばれたようだ。そら、3ヶ月かかってるからな。そして、
☆「おっ、できたか。やるな。」
☆と、音もなく出る糸井さん。ホラーの一種だ。
"やっぱり気づいていなんだな"
と、少しほっとした一瞬だった。
※中略
☆「ぐはっ、by糸井さん」
☆と、唸り声を上げ肉体ごと消滅した。
10分後
「いやーまじでやられるとは思わなかったな。」
と、驚く糸井さん。いや待てよ、なぜやられたはずの糸井がこんなにピンピンしているのだ?
「お前『幻想』の【複製】を使ったな。」
と聞くのは屋根の上で座る一郎のおじいちゃんだ。
「おっ、よくお分かりで。」
「あの技3時間あれば切れてしまうからやられると思っていたな。わざわざここを『セーブポイント』として。
「保険のつもりでやったはずなのにまさかほんとうに使うとはな。」
と、やれやれという感じで言った。
「まあよくやったと思うよ、あいつ。」
と、笑顔で言った糸井だった。
短編サイドストーリー 剣士一郎 part of 糸井 fin.
今回はサイドストーリーなので読んでも読まなくてもいい作品なのですが読んで下さりありがとうこざいます!良かったら私の別の作品を読んでくださると嬉しいです。