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ダンジョンDAYS 召喚師テイマー奮闘記  作者: ディスク
転生
11/105

5年の鍛練ダイジェスト

 そこからの日々は日課の走り込みに、メイスを使った棍棒術とバックラーの盾術スキル習得に向けた訓練が追加された。

 軽い木製のメイスと、小さくて手で持って使うバックラーは練習用で、実戦ではもっと重い武器を握って戦うことになるだろう。

 だが、ここがスタートなのだ。頑張って体を鍛えていこう。


 少なくともひとつは近接戦闘スキルがないと、魔法使いは危険らしいので。


 稀にファンタジー作品などであった、鉄などの金属が魔力を乱すから身に付けられない、なんて法則がなくてよかった。


 逆に、ファンタジーで良く見る魔法金属はこの世界にも存在し、ミスリルやらアダマンタイトなんかで出来た武器もあるところにはあるが、到底手に入れられない。

 鋼鉄製の良い武器を手にいれたいものだ。それなら買えるだろう。


 武器は最初は、家にあったショートソードで訓練していた。

 だけど絶望的にセンスがなく、これなら鉄の棒の方がましだとまで家庭教師に来てくれた、退役した衛兵のおっちゃんに言われたので、メイスに持ち変えたのだ。


 これなら渾身の力でぶち当てればダメージは入るだろうし、最悪シルトの救援が来るまで耐えればいいので、受けを中心に鍛えてもらった。


 そもそもメイスは剣と違い、振り下ろさなければまともな威力を発揮しづらいので、隙が大きく軽々しく振るえないのだ。

 これも、鍛えていけば自在に操れるようになるはずである。たぶん。


 途中からは父さんの伝手で、組手をしてくれる冒険者も雇って相手をしてもらった。ボコボコにされたけど、成長には繋がったと思う。


 シルトの力は予想以上だった。いまだに戦闘は訓練だけだが、商会の荷運びだけでも大助かりである。

 まさに重機のように機械的に作業をしてくれている。


 一度組手をしようと「俺と手加減して戦って」と言ったら、物の見事に吹っ飛ばされた。

 幸い街の外の草地だったので、怪我は擦り傷ぐらいだったが、心なしかシルトがオロオロしていて申し訳なかった。

 それからは、主に連携の訓練をしている。とはいっても、俺の指示通りに動いてもらって、それに俺が会わせる形だけど。


 シルトのお陰で、俺の行動範囲はずいぶん広くなった。

 護衛としても、街のすぐ外なら十分と判断されたので、こうして外で活動できる。


 他にもシルトが働いてくれているお陰で、俺の手伝いは免除されている。

 大人四人分の荷物を、するりと動かしてしまうのだ。子ども一人が減っても支障が出るはずもない。


 本当に父さんには感謝してもしきれない。

 あの時の魔石はいつか何倍にもして返したいと思う。


 魔法については初心者用の風魔法教本を借り受けたので街の外の草地で魔力操作の訓練と共にぶっぱなしている。


 魔法を覚えるのは難しく、最初はスキルがあるとはいえかなり苦戦した。

 基礎を固めるだけでかなりの時間を要したが、それだけに呪文もいくつか覚えることが出来たし、切り札も用意することが出来た。

 教本だけじゃ無理と投げ出さなくて本当に良かったと思う。


 使ってみた感想だが、風魔法は草刈りに便利な属性だと思う。正直、草しか刈ってないのでそんな感想しか出てこない。

 後、良く練習している側の門付近は畑がなく、草が延び放題だったので、憲兵さんには誉められた。


 そういえば街中で召喚獣を出してもいいのかについてだが、問題なかった。


 というか知らなかっただけで普通にいた。

 確かにやたらデカイ猪が荷車引いてたりしたけど、あれやっぱり魔物だったのか。「異世界だなぁ、触りたいなぁ」で流してたな。

 いつかあんな大きな魔物もテイム出来るようになるといいなと、日々眺めている。


 そんなこんなで体鍛えて、魔法覚えて、魔物とダンジョンについて学んで、あっという間に5年が過ぎ去り、俺は旅立つことになった!


……隣の街に

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