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&ROiD  作者: 木梨りんこ
第1部 HMR-002、誕生/少女との出会い
5/18

【番外】キャラクタープロフィール

HMR-002(えいちえむあーるセカンド)/詩織

中年の発明家氷室博士によって造られた、超高性能な少女アンドロイド。

身長157cmで、中学2年生のような見た目をしている。ひょんなことから自我が芽生えてしまい、葛藤に悩みながら過ごしていくことになった。感情があるにも関わらず、アンドロイドらしく落ち着いた雰囲気を保とうとするが、すぐにぎこちなくなるなど、自分の心にウソがつけない。

家事全般から会話もこなし、勉学は大学生程度までの知識をインプットしている。

充電式とエネルギー摂取式と切り替えることができ、だいたいの人間の食べ物は食べられ、味覚センサーの精度は抜群。


市野(いちの)ひすい

氷室家の近所に住んでいる小学五年生。

明るく元気だが、両親共働きで寂しい思いをしていた為、いつも暴れがちで無茶をしでかすことが多い。

お金持ちの家に住むので昔はお手伝いが居たが手を焼いて逃げ出された。

学業成績は実技以外あまり良くない様で、HMR-002に助けてもらいながら成長していく。


ひすいのパパ 市野宗一(いちのそういち)

おもちゃ屋の社長でほぼ一日中家に居ない。

そこで、氷室博士にアンドロイドを造ってもらおうと多額の資金を差し出し依頼した。

妻とは愛し合っており、浮気はしていないと断固否定する。


ひすいのママ 市野愛衣(いちのあい)

人気イラストレーターでいつも部屋にこもっているためひすいとほとんど出かけることがない。

「〆切〆切…」が口癖でせっかちな部分がある。

好物はひすいの祖母が作るスフレパンケーキ。


氷室優也(ひむろゆうや)

HMRシリーズのアンドロイドを造った発明家。普段はガラクタや使えないモノばかり生み出していたが、市野家の要望により最先端技術をフル活用してHMR-002を造った。SF系に良く居るような家族を亡くした孤独なサイエンティストという訳ではなく、パートタイムで生計を立てる妻エミと、子供である双子の姉珠子弟透と仲良く暮らしている。


氷室透(ひむろとおる)

氷室博士の小学五年生の息子。市野ひすいとは親友。読書が好きと表面では言っているが実は自部屋には女児向けアニメのグッズやDVDが沢山ある隠れオタク。


氷室珠子(ひむろたまこ)

透の双子の姉。しっかり者の努力家で、学校のテニスクラブに入っている。少し目が悪く眼鏡をかけている。


HMR-001(えいちえむあーるファースト)/礼一

氷室博士によって造られ、エセじみた関西弁で話す、青年アンドロイド。見た目と中身の年齢は高校生程度。ロボットアイドル「Ai love You」が最近気になるらしい。

力持ちでスタミナがあり、運搬役が得意。

ひょんなことから関西弁を中途半端にラーニングし、オオサッカ県民の人格が乗り移ってしまった。氷室博士のお手伝いとして過ごしている。人格元のデータは名前だけであり、記憶は引き継がれることはないのだが、懐かしく感じている。


HMR-003(えいちえむあーるサード)/鷹西ドロシー

元・型落ちで安価割引のシールを貼られてストアで売られていた量産型アンドロイドのDRS-115。

特殊な個体であり、自我が芽生えたのは、鷹西帆花との関わりもあるが、ある日通りがかったスクラップ場で自分と同じ姿形をしたDRSシリーズの仲間たちがプレス機で潰されていくのを目の当たりにし、トラウマになった事が最大のきっかけ。

HMRシリーズの新しい機体を手に入れて、自由に動けるようになった。仲間たちの無念や恨みをデータベースに集め、いつかストアを訴えてやろうと考えている。

名前は外国人風の女性だが、日本人女性の見た目である。


神様(かみさま)

自分を神様と自称する自意識過剰な神。ぼんやりとした光に包まれた球体のような姿で、中心に人の顔が浮かんでいる。手足を自由に出せるらしい。HMRシリーズのアンドロイドに自我を与えた張本神だが、悪気はない。

今日も天界からみんなを見守っている。






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