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終わる夏休み  作者: 雲雀
2/2

救い(エアコン)のない夏休み

「あー、あついー」

エアコンが数日前にぶっ壊れてしまったため、すこしでも涼をとろうとカーテンをのこし全開にした窓からは、風の代わりに発狂しそうなほどのセミの合唱が聞こえてくる。

つまり僕は今現在、セミ達のフルオーケストラが大音量で聞けるサウナの中にいる。…暑さで自分でも何を言っているのか分からなくなってきた。


エアコンさえ直ればこんな問題は即座に解決してくれるのだが、そもそも何をどうすれば業者の人が来てくれるのか全くわからないし、そういう手続きをしてくれそうな両親は

「受験のためにも頑張れよ」

「夏が勝負だから」

というありがたい言葉(受験は再来年だ)と夏休みを乗り切るだけのお金をのこし二人仲良く旅行にでかけた

「…あー、あつい」

本日二回目である、

…こんなふうに思考を散らしている間にも僕の貧弱な体力がどんどん削られている気がする

「駄目だ、もう寝よう」

そして体力の回復をしよう

僕はゆっくりと眠りについた

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