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【書籍化】ヴェルシュタイン公爵の再誕〜オジサマとか聞いてない。〜【Web版】  作者: 藤 都斗


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 あれから私が何をしたかと言うと。


 まず、水の精霊王からこの領地の問題を聞き出した。

 教えて貰うのに交換条件とか出されたけど、これも含めて、後で執事さんも交えて話し合いたいので、今は置いておこう。


 次に、オーギュストさんのヤバすぎるスペックを活用して、厨房からクッキーを、自室から白いハンカチを、そして、どっかの小部屋から水色のリボンを拝借。


 あとはもう分かるよね?


 クッキーをハンカチで包んでリボンでラッピングして精霊王さんにあげて、上機嫌に帰っていく彼女を見送りました。


 チョロいよね精霊って。


 まあそんなどうでもいいことは置いとくとして、次にしたのは、一番重要なジュリアさんの事だ。


 大事に大切に、時を止めるかのようなオーギュストさんの愛が痛々しくて、見ているだけで悲しくなる凍り付いた部屋と、ジュリアさんの遺体。


 この部屋をどうするかは、オーギュストさんのお母さんや執事さんとも相談しなきゃいけないので置いておく事にする。

 だけどジュリアさんの遺体を動かすには、この一角を冷凍庫のようにしているこの魔法を、何とかしなければならなかった。


 まずは、部屋の四隅に設置された虹色の魔石を拾う。

 壊してしまうのはこのオーギュストさんの凄すぎなスペックだと簡単みたいだけど、魔石って実はお金になるらしいので、どうせなら再利用したいと思います。

 だってお金無くなってく可能性高いもん、ウチの財源。


 拾い上げた4つの魔石を近くのチェストの上に並べてじっと見れば、パソコンのプログラムみたいに、魔法の、なんかよく分からない式みたいな物が脳裏で再生される。

 何がどうなってこうなってるのか、何も分からないけど分かるという、なんとも訳の分からない状態である。なにこれ。


 考えても仕方ない事だからと、その魔法のプログラムに介入する為の魔力を練る。

 あんまり強いと部屋ごと破壊してしまうっぽいので、慎重に。

 魔力ってエネルギーだから、失敗すると爆発するのは、ガソリンと同じようなものなのかもしれない。


 試行錯誤しながら、このくらいかなー、っていう絶妙なバランスで魔力を動かす。

 プログラムよりも強く、ただし壊さない程度っていうのが、めっちゃ難しい。

 だけど、やらなきゃならない。


 集中する為に、鼻から息を吸って、口から吐き出した。


 しかし、魔法のプログラム、って自分で考えといてアレだけど、変な言葉だな...。

 そんな事どうでもいいんだけど、なんでか考えてしまう自分に心の中だけで苦笑する。


 じっとプログラムを見て、何が最適かを考えると、書き換えるというより一つ一つ削除して行くのが良いかもしれない事に気付いた。


 まずは、魔石に込められた魔力供給を切る。

 魔力で刃を作って切る感じだろうか。


 そうすれば、プログラムを動かす動力が無くなるので、電源が落ちたようになる筈だ。

 時限爆弾のタイマーを切ると爆発してしまうトラップがあるから、先に電源が繋がってる線を切るのと似たような状態、と言った方が分かりやすいかもしれない。

 供給を切ると思惑通り、辺りの空気が変わった。


 魔力から生まれた氷は、空気中に魔力となって溶けていく。

 濃密な魔力がこの辺り一帯に溜まってしまう事も考えて、空気の流れを作り、圧縮しておく事にした。


 魔力が一気に辺りに満ちてしまうと、近くに居る人間には、高山病に似た魔力当たりという症状が出るらしい。


 魔力という物は人間に害は無くても、大量に溜まると余りいい事が無いようだ。

 それは、水や雪、または空気でも言える事のようだから、当たり前かもしれない。


 なので、この魔力はそのまま、全く使われてなかったこの土地を守る為に展開されていた魔法、の魔力に転用する事にしよう。


 ゆっくりと氷が溶けていくのを横目に、プログラムをひとつずつ削除して行く。

 まずは起動しないように、次に供給する回路、といった風に、ひとつひとつ、確実に。

 時間を止めるというプログラムまであって、オーギュストさんの愛が悲しかった。

 これの起動だけで、物凄く魔力を使うだろうに。


 時間は掛かったけど、削除した。


 ついでに、溶ける事で発生した魔力を圧縮して少しずつ、防衛魔法の方へ送る。


 この魔法は、普段から魔力を貯めておく事で、有事の際に魔法障壁とかいうバリアを展開させる為の魔法だ。

 オーギュストさんはどうやら、本来防衛の為に貯めていた魔力も使って、ジュリアさんを保存していたらしい。


 ......今まで平和で良かったね。


 時を止める以外のプログラムが割と簡単な物だったからか、4つの魔石はあっという間に、ただの魔石になった。


 虹色だった魔石は今、オーギュストさんの魔力が込められているせいでか、オーギュストさんの瞳の色と同じアイスブルー色だ。


 あとは、氷が溶ける事を待つのみ。

 一気に溶かしてしまう事も出来ただろうけど、それをする気は起きなかった。


 オーギュストさんのスペックなら、魔力を一切漏らさずに出来る気がするけど、なんだか、それをしてしまうとオーギュストさんの愛を否定するような気がしたのだ。


 一番最初に凍った場所だから、ジュリアさんの氷が溶けるのに時間が掛かるのは仕方がない事だろう。

 この魔法に使われた魔力は、オーギュストさんの愛だ。


 だけどこの愛は、独り善がりの、悲しいだけのもの。


 ゆっくりと溶けていく氷が少しずつ範囲を減らし、中心となっていたジュリアさんの遺体だけを残して、消えて行く。


 そして、思案する間もなく次に始まったのは、崩壊だった。


 12年の歳月を、時を止められていたジュリアさんの遺体は、外気に触れた所からゆっくりと崩れていく。

 はらりはらり、散っていく桜の花びらのように、ゆっくり。


 触れる事も出来ず、ただ見ている事しか出来なかった。


 残ったのは、人型の灰。

 風が吹けば全て散って無くなってしまいそうな程の、儚さだった。


 素手で触る事は出来そうにも無かった。

 オーギュストさんの記憶の中のジュリアさんは、幸せそうに笑っている。


 涙が零れた。



 ─────ありがとう─────



 ふわりと、動かないはずの空気が動く。

 誰も居ない筈のこの部屋に、気配。


 儚くて、優しくて、そして悲しい、気配。

 私は知らないけど、オーギュストさんは知っていた。


 オーギュストさんが、焦がれ、そして、時を止めてしまった程に愛した、その人の気配。



 ─────ありがとう─────



 白く透明なその人は、オーギュストさんの記憶と同じように、幸せそうに笑って、そして、空気に溶けていった。



 何が起きたのか分からず、呆然と、気配の消えた空間を見詰める事しか出来なかった。

 目の前には、ジュリアさんの遺体だった人型の灰がベッドに横たわっている。


 そこから導き出された答えは、ひとつだった。


 オーギュストさんは、ジュリアさんの魂そのものも、遺体ごと凍らせてしまっていたのだ。


 ずっと、12年もの間、ここに、こんな寂しい所に、ジュリアさんが、独りで。


 時間まで凍らせていたみたいだから時の感覚は無かったかもしれないが、閉じ込められた事だけはジュリアさんも理解していたと思う。

 だけど、本当に嬉しそうに、そして幸せそうな顔で消えていった彼女に、少しだけ救われたような気持ちになった。


 時間の感覚は無くても、オーギュストさんが死んだ事は理解していたのかもしれない。

 だから、あんなにも幸せそうに笑っていたんだろう。


 これでやっと、出会えたんじゃないだろうか。


 そう考えると、少しだけ羨ましくなった。


 いいなあ、私も帰りたい。

 帰って、お父さんとお母さんに会いたい。


 心臓の辺りが、また嫌な音を立てて軋んだ気がした。

 頬を、涙が伝っていく独特の感覚がする。


 鼻から息を吸って、口から吐き出す。


 掌で涙を拭って、天井を見つめた。


 オーギュストさんの本当の願いは、多分これで叶った。


 彼の尻拭いを私がやんなきゃいけないのは、まだちょっと納得出来ない部分もあるけど、それでも、これは生きるチャンスを貰えた対価だ。

 私が今を生きる事が出来ているのは、オーギュストさんの身体を貰えたお陰。


 私は生きたい。

 生きていたい。


 なら、生きなきゃ。


 グッと拳に力を入れ、私はまた、決意を固めたのだった。












 様々な書類が詰め込まれた一室。

 カリカリとペンが何かを記す音が室内に響いているそこには、三人の男が居た。

 書類にぶつからないよう、大柄な体を縮こまらせながら、書類を書く男。

 細い体ゆえに余裕を持って、ただし背筋はピッと伸ばしながら書類を書く狐目の男。

 それから、二人の書いた書類を分別している、片眼鏡モノクルを掛けた執事服の男の三人だ。


 彼等は、当主であるオーギュスト・ヴェルシュタイン公爵の部下であり、そして、乳兄弟である。

 つまり、三人も昔からの幼馴染であり、お互いが乳兄弟だった。




 書類を書く手を止め、大柄な男───アーネストがふと、口を開いた。


 「そーいやぁ、ありゃ何だ?」

 「...兄さん、主語が無いと伝わりませんよ、何のことを言ってるんです」


 筋肉質故に少し太めの胴回りを揺らしながら振り返るアーネストに、狐目の男、パウルが書類を書く手を止めぬままに、呆れたような声色で問い返す。


 「パウル、お前は気付かなかったのか?」

 「だから、なんの話ですか」


 「坊ちゃんの事だよ」


 突如としてピリリとした緊張感が漂い始める中、執事服の男、アルフレードが書類を選別する手を止めた。


 「...アーネスト、何が言いたいんです」


 問い掛けと共に、かちゃり、と小さな金属音を立てて片眼鏡の位置調整をしながら、冷静な声音でアーネストを見返す。

 すると、問い掛けられた当のアーネストは、愛用のキセルを取り出しながら、答えた。


 「俺ァよ、この12年、ずっと人間を見てきた。だから目を見ればそいつがどんな奴か大体は分かるんだよ」


 持っていたキセルの吸口を咥え、指先に魔法の炎を灯してキセルの中の煙草に火を着ける。

 彼はそのまま息を吸い込んで、紫煙を吐き出した。


 「...ありゃ、ホントに俺らの知る、あの坊ちゃんか?」


 その言葉は、呆れや疑い等の感情は一切籠っておらず、事実確認の為だけに紡がれたのを声音から察する事が出来る程には、淡々としていた。

 だが、彼の人の執事であるアルフレードからすれば、看過する事など出来ないものだった。


 「いくら貴方でも、言って良い事と悪い事がありますよ、アーネスト」


 「おいおい、アンタまで気付いてねェのか?」


 怒気を声音に混ぜながらの言葉に、アーネストは苦笑いで問い返す。


 「どういう事ですか」


 「だーかーら、長く坊ちゃんの近くに居たくせに、テメーの目は節穴かって聞いてんだよ」


 坊ちゃんの事となると頭に血が上るのは相変わらずか、と暫く会っていなかった友人の様子を見て考えるアーネストに対して、アルフレードは己の冷静さの欠けた状態に気付いて居るのか居ないのか、確認するように、だがしかし鋭い眼差しでアーネストをめつけた。


 「何が言いたいんです」


 アーネストは、ふう、と煙草の匂いの篭った息を吐き出した後に、見る者を竦み上がらせる程の鋭い眼光で、アルフレードを見つめ返した。


 「...なら聞くがよ、坊ちゃんは、あんな目をする人間だったか?」

 「あんな、とは?」


 「......観察するような、何の感情も籠らない、水晶玉みてぇな目だよ」


 彼の知るオーギュスト・ヴェルシュタインは、冷たく見えて熱く、苛烈で、そして優しい、そんな男だった。

 だが、12年振りに会った主は、以前とは少し違って見えた。


 姿こそは確かに、以前の外見から歳を重ねただけのように見える。

 だがしかし、何かが違うのだ。


 「......12年見ていなかった貴方に、旦那様の何が分かるんですか?」


 「勘違いして貰っちゃ困るが、俺ァ坊ちゃんが偽物だとか言いたい訳じゃァねェ」


 キセルの吸口から煙を吸い込み、紫煙を吐き出しながらのアーネストの言葉に、アルフレードはそこでようやく冷静さを取り戻したのか、静かに口を開いた。


 「......貴方達には、旦那様からのお話を頂いていない、だから知らないのでしょう」

 「旦那様に、何かあったんですか?」


 二人の剣幕に口を挟む事を控えていたのか、そこでようやくパウルが問いを投げかける。

 ちらりとパウルに視線を送ったアルフレードは、改めて口を開いた。


 「旦那様は、再誕される前、毒を受け死した際に記憶が欠けてしまわれたのです。

 故に、過去私達が知る旦那様とは...」


 「本当にそれだけか?」


 説明の途中で投げ掛けられたその問いは、どこか断定的なものだった。


 「...アーネスト?」


 「坊ちゃんの言葉を疑うつもりはねェよ、だが、俺にはそうは見えねェんだよ」


 「どういう事ですか」


 「坊ちゃんは、内に何を飼ってンだ?」


 静かに、そして、どこか不思議そうな声音で、アーネストが言葉を紡いでいく。


 「全くの別人が、混ざってねェか?」


 主であるオーギュスト・ヴェルシュタイン公爵は、無口だ。

 故に、彼等部下達は、目や声音、雰囲気から、主の感情を察するしかない。

 執事であるアルフレードは、その能力に長けていた。

 その彼が気付かないなど、あるのだろうか。


 「そんな、馬鹿な事が」

 「......俺の杞憂ならそれで良いんだが、アルフレードさんよ、お前は心当たりはねェのか?」


 心当たりは無い。

 無いのだが、変化に気付かなかった心当たりは、ある。


 ────浮かれていた、のだ。


 醜く肥え太り、口を開けば罵詈雑言、言動は支離滅裂、昔の面影など欠片も無い、そんな主が。

 美しく、聡明で壮麗、冷静で頼もしい、かつての栄光そのものの姿を取り戻した。

 しかも、人類の叡智、神に近しい存在、賢人けんじんとして、再誕を果たしたのだ。

 嬉しくない筈がない。

 多少なりとも、浮かれないで居られる筈がない。


 気付いてしまった己の未熟さに、そしてその変える事の出来ない事実に、衝撃を受けた。





 ふと気付けば、彼は主の部屋の前へと足を運んでいた。

 背後であの二人に何か言われていたような記憶はあるが、何を言われていたのかすら、何も記憶に残っていなかった。


 思考は、主に何かを隠されていたというショックと、変化に気付けなかった己への自己嫌悪のみ。

 もやもやとした負の感情を持て余すものの、だがしかしこのまま悩み続ける事に意味を見出す事など出来そうにもなかった。


 それならば、潔く本人に確認すべきだろう、という結論に達した彼は、己を落ち着ける為に深呼吸をひとつ。


 その後にノックと共に、いつものように声掛けをした。

 だが、どれだけ待っても返事は無く、仕方なく扉を開ける。


 しかし、読書でもしていると思っていた己の主の姿は、予想に反して姿すら一切見つける事が出来なかった。


 本日は、次の予定まで執務をせずに過ごしている筈の主の姿が無い。


 近くに居た使用人に聞き込みすれば、主が向かった方向はすぐに判明した。

 それは、今は亡きヴェルシュタイン公爵夫人、ジュリアの部屋がある方向だった。


 現在は主の魔法により、人間が立ち入る事すら難しい為に、使用する事が出来なくなった一帯。

 凍りついた世界で静かに眠る公爵夫人を、墓に入れる事も出来ず、遠くから見る事しか出来なかった。



 「なんということだ...」


 足を踏み入れたそこは、様変わりしていた。

 氷に閉ざされていた筈の一帯は、今はむしろ、そんな事は夢だったのではないかと思える程、記憶の中にあった過去と差異を見つけられない。

 使用禁止となっていたが故に、床にはそれなりの埃が溜まっていたが、それは公爵夫人の部屋に近付くにつれ、見受けられなくなっていった。

 それは、中心に行くに従って、魔法により時を止められていた事が原因なのだが、魔法の最低限の知識しかないタイプの執事である彼は、知る由もない。


 開け放たれたままの扉から、そっと室内を伺う。

 視界に入ったのは、手の中の何かを見つめる、主の姿だった。


  ────観察するかのような、何の感情も見えない、水晶玉のような、目────



 己の知る、オーギュスト・ヴェルシュタイン公爵からは考えられない、知らない目。

 主である筈なのに、別人に見えた。


 彼は、小雨が降るような、そんな微かな、己の血の気が下がる音を聞いた。













 窓際に置いてあった、ジュリアさんの気に入っていた花瓶に、遺体の灰を入れる事にした。

 これはお墓に入れるまでの一時的な措置なので、ジュリアさんにも申し訳ないけど、ちょっと我慢して貰いたい。


 賢人の使う魔法は基本が想像力なので、こういう時に凄く便利だ。

 風の魔法の応用というか、シンデレラに出てくる魔法使いが使う魔法のように、宙を舞う灰が流れるように花瓶へ入っていく。


 そうやって、灰ひとつ残さず花瓶に入れた後に残ったのは、

 彼女の体で眠っていた小さな命だった筈の、歪な魔石だ。


 彼女と同じ瞳の薄緑色をしたその魔石を、両手でそっと掬うように手に取る。


 男の子なのか女の子なのか、それすらも分からないほどの、親指くらいの小さな命。


 この子は、また別にお墓を作った方が良いだろう。


 他の魔石は、ジュリアさんの灰と一緒に花瓶へ入れる事にした。



 「......旦那様」


 ふと聞こえた聞き覚えのある声は、何故か酷く沈んでいた。


 なんだか、そこまで落ち込んだ声を出されると逆に苦笑してしまいそうにすらなるから人間とは不思議だ。


 「.........アルフレードか」


 手の中の小さな命だった魔石から視線を外して、声を掛けた。

 見慣れた筈の執事さんの顔は、私が今まで見た事が無い程に、酷い顔だった。


 「もう、次の予定の時間か?」


 「.........旦那様...」


 「母上の主治医との面談だったな」


 「.........旦那様、いえ、あなたは、」


 「アルフレード?」


 青白い顔で、何かを確かめるような、途切れ途切れな執事さんの言動。

 普段からは掛け離れた彼の様子に、少し不思議になって名前を口にした。



 「あなたは、一体、誰だ」



 心臓が、一際大きく音を立てて鳴った気がした。


 

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