3.まさかの結果
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「最強…まほうつかい…?」
「そうだ!最強魔法使いだ!魔道士といったほうが良いかな?」
いやまず、まほうつかいってなんだ…
「ん?もしかして魔法使いを知らないのかい?てか魔法知らない?」
「は…はい…今まで剣しか教わってこなかったもんですから…」
「ほ〜ん、なら私が君の中にある魔素の量を測ってみよう。それで適性があるか分かるからな」
「えーと…魔素ってなんですか?」
「知らないのか?!」
さっき剣しか習ってないって言ったはずなんだけどなぁ…結構ドジだなこの人
「なら教えてやろう、魔素というのはな………」
そこから魔素についての説明がされた。どうやら魔素というのは魔法を使うために必要な元らしい。
多ければ多いほど魔法使いに向いているらしい。そのまんますぎてすんなり入ってきた。
「で、今からその魔素の量を測ると」
「そういうことだ!早速測ってみよう!この水晶に手をかざしてみな」
なにその水晶どこから出したん。そう思いながらも恐る恐る、エルザの持っている水晶に触ってみた。
すると…
パリンッ…
水晶が割れてしまった…
「…へ…?あの水晶壊れちゃいましたよ…?」
「フブキ…」
「はい…?」
なんて言われるんだろう…物を壊したから怒られるかな…いや罰金ってことも…
「あの…罰金とかってありますk…」
「フブキ…君いったい何者だい?水晶割るほどの魔素量があるのか…ブツブツ」
なんか言ってるけど、大丈夫なのだろうか。
「あの…どうしたんですか…?」
「良し決めた!君を、フブキを今から5年間修行つけてやろう!」
「…は?」
この人いきなり何いってんだ。
思えばこのときから俺の最強伝説は始まっていたらしい。
ご愛読ありがとうございます!文字数増やすのって難しいですね。次からは頑張って増やします!