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公爵家から追放後師匠に教えてもらった魔法で最強学生生活  作者: つっきーさんやで
1.帝都追放
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1.追放

 第1章 追放から自由にそして出会い

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「何もできないクソガキは我家にいらん!出ていけ!」


 親父にそう言われたのは6歳のときだった。 


「剣も握れんゴミクズはいらん!さっさと出ていけ!」


 俺の名前はセイラ・グランテッド・フブキだ。剣が握れないとか言う理由で親父に追い出されそうになっている。

 ここはサンドル帝国のグランテッド領。隣接するドルトー王国に最も近い所である。


「お願いします!あと3日待ってください!剣を振れるようになります!」


「おいおいwお前じゃw無理だってw出来損ないの弟w」


 こいつは俺の兄の、セイラ・グランテッド・ナルニオ。性格は極悪であり、夜な夜な村の娘をさらっては自分の部屋に誘拐しているクズである。


「そこをなんとか!下働きでも何でもします!」


「あらあらwなんと哀れな子なのでしょうw可愛そうで笑いしか出てきませんわw」


 こいつは俺の母親のエレナである。こいつもいわゆるクズだ。夜な夜な俺の部屋の隣で親父と何してるのか知らんがうるさくて寝れない元凶である。


「あんたみたいな子産まなきゃ良かったw」


「ほんとだな、もっとマシな子を産まんか今日も付き合ってもらうぞ」


 まじで夜な夜な何してんだ。


「もう皆が皆出て行けと言っているのに駄駄をこねてるんじゃない!さっさと出ていかんか!」


「なんでそこまでして僕を追い出したいんですか!ここでは色々と仕事をしてきました!なのにどうして!」


「ええい!うるさい!そんなに言うなら貴様は我が領地に入ることを禁止する!そこらで野垂れ死んでしまえ!」


「そんなぁ…」


「分かったらさっさと出ていけ!」


 親父はその剥げた頭と赤いヒゲを奮い立たせて言った。


「わかりました…今までお世話になりました…」


「二度と儂らの前に姿を見せるんじゃないぞ!」


 そうして俺はグランテッド家、いやグランテッド領から追放された。もう二度とこんな領地に戻ってくるか。


 僕は自由に生きてやるんだ!

はじめまして~なんか書きたくなったんで書き始めたつっきーです〜、まぁ週一でのんびり書いていきたいと思います〜ぜひ感想など書いていってくださいね〜

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