少女貴族達へ
私は学校なんて大嫌いよ。
あんな所に行って何か良い事でも有るのかしら。
私の場合は部活に理解者が居るから良い物ですが。
さもなくば私は、お友達のように学校に行っていませんわ。
周りに不登校が居るって言うのは本当に嫌な事よ。
R嬢やS嬢のブログを見て、私の学校について思う事を書こうと思います。
色々突っ込み所の多い文で御免遊ばせ。
これが私の本当の気持ち。
我が愛する少女貴族達への供物なの。
私は友達って云うのは正直表面上の付き合いだと思っているの。
お互いの傷の嘗め合いや、褒め合い。自己の謙遜。
本当に下らない関係ね。
私はそういう関係こそが学校の姿だと思うの。
だから、外国人が日本にいる時、日本のマナーに合わせるように、
私達少女貴族もその習慣に、右に倣わなくてはいけないの。
自分を押し殺してでも、よ。
学校に行くって云うのはそういう事、なのだわ。
でも、時々は自分を曝け出して、誇り高く、高慢に、高貴になるのよ。
そうでなくちゃ、少女貴族では無いと思うわ。
貴女が貴女のままに有れるように、そういう時を、場所を見出すべきだわ。
少女貴族の自分を大切に。少女貴族こそ貴女の鏡なの。
溢れる陋劣なデモクラシーは、貴女の見方で有ったとしても、貴女ではない。
他人なんか、貴女でない人なんてどうでもいいの。
自分こそ全てだから。
だから、下らない連中の話や授業何か聞かずに、自分が大好きな本や歌の事を考えて。
この世界は私のために進む、のだから。
私は別に良いと思うわ、上辺だけの友達なんか居なくても。
他人との関係なんて蜘蛛の糸のように、儚く、脆い物だから。
下らない連中と付き合う事に意味を見出せないのは、虚無を感じるのは当然の事。
ただ、貴女が萎れてしまわないように、硝子細工の心に瑕を付けてしまわないように、
貴女は他人に大切にされるべきなの。
寂しくても、辛くても、強がって生きて行く事が大切よ。
少女は大人に為る為に沢山の瑕と十字架を負って、辛い道を歩まなくっちゃいけないの。
だから、耐えて忍んで苦しんで、瑕で駄目になってしまわないように下らない連中とも付き合わなくちゃ。
大切な物を見失わない程度にね。
少しでも現が、貴女が生ける道が、素敵に、楽しく見えるように。
此の世界で貴女が護られるように。
貴女が現に倦み疲れてしまわないように。
貴女が素敵な未来を信じられるように。
生きていればきっと素敵なことがある。
私はそう思うわ。
だって今までに素敵なことが沢山有ったでしょう?
ALIPROJECT様の曲を聴いたとき、私は眠りから覚醒したような、
否、生まれてきたような気持ちになったわ。
だから、此れからも、私を痛みから陶酔へと導いてくれる、
影ではない救いの手がきっとあるわ。
だから、それまで辛ければまた私は眠りにつくでしょう。
それは耐える事。
痛みを知る事。
生きる事とはそういうこと。
でも死ぬ事は私には耐えられないわ。
自殺なんかもっと、よ。
だって、もう目の前にある陶酔を自分で消してしまう事だから。
死ぬ事は無なの。悔やむ事も悲しむ事も叶わないの。
何も無いよりか、辛くても、その先にある陶酔を目指す方が絶対マシだわ。