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俺は友達を友達として好きなだけで、変態じゃない

まるで平和を歓迎するような心地よい朝、俺こと、緒志罹薄(おしりうす)は、布団の中に体を丸めてこもっていた。


美海奈「お兄ちゃん!そんなお腹の中の赤ちゃんみたいな体勢してないでおきろーーー!!!」


俺「分かったから、んな大きいこえで起こすなよ」


このスーパーハイテンションな奴は美海奈(みうな)俺の妹だ。

俺はこの心地よい朝を妹の元気がたっぷりの声で目を覚ますのだった。


「だってぇーーお兄ちゃん普通に起こしても起きないじゃん!」


「ギクゥ」


「それにぃこんなに可愛い妹に起こされるのだから感謝してもいいんだよ?✨」


「キャーこんなに可愛い妹に起こされて嬉しい‼️キャハ(^∀^)」


「それは..ないわぁー」


「だろうな...」


俺は、そんな朝からハイテンションな会話をしていると学校に行く準備をしないとやばい時間だった。


「あっ、やべぇそろそろ学校行く準備しねぇと」


「あっ、私もやばーーい!!」


俺はトイレと着替えを済ませ、カロリーメイトをバックの中に入れた。


「あっ、お兄ちゃん、朝ごはんあるけど、カロリーメイトで済ませちゃうよね...朝ごはんの、残りを晩ごはんのおかずにすればいっか♪」


と妹は笑顔で言い俺もそれをokした。そして俺たちは今日も

私立夜桜泉高等学校に向かうのだった。



「よう!!♪」


「お、和彦おはよう、」


「おはよう罹薄★」


このやけにハイテンションで明るいのは赤井和彦、小学生のころから友達で、いわゆる親友というやつだ。こいつとは中学は別だったけど、一緒に遊ぶこととかは変わらずほとんど変化もない。

クラスも一緒で結構学校生活は堪能してる。


「あっそうだ罹薄」


「なんだぁ?」


「俺、テストの点数少しやべぇんだ勉強手伝ってくれ~(泣)」


「別にいいぞ」


「Thank-you 」


「お前地味に発音いいよなw」


「www」


そんなこんなやってると教室の前についた、俺が教室のドアを開けると。


「ヤッホー罹薄く~ん♪元気?&おはよー、席につく?おしゃべりする?それともあ♡た♡し♡」


「じゃあ、席につくは」


「えー?つーまーんーなーいー!」


「んなことに付き合ってられっか!!」


「恥ずかしがりあさんなんだからぁー♡」


この少しビッチぽい奴が、紫雲美波(しぐもみなみ)は結構優しく気がきく奴だ、この前工作で手を切った時すぐにカットバンをくれるなど、出来た女なのだ。この性格のおかげか男子から結構人気がある。


四時間目も終わり、俺は朝の残り(カロリーメイト)と妹が握ったおにぎりを食べる準備をしていると。


「おーにーいーちゃーん♪一緒にご飯食べようよ!」


「美波と和彦も一緒だけどいいか?」


「うん♪」


毎回のごとく妹の美海奈が一緒にご飯を食べようよとわざわざ2年生の教室まできた。


「オーっす美海奈!兄貴とこーんなことやあーんなことしてたん

 じゃねぇだろうな~?」


「出来るならもうやってますよぉ~♪」


「まじで···?」


「もー本気にしないでくださいよ~」


「だよね」


「もー美海奈ちゃんも和彦くんもご飯の時にそんな会話しないの!

 そういうのは夜のそういう時間にしなさい、ねぇ罹薄くん♡」


「ねぇって言われても...」


とこんな会話をしてると皆、食事を済ませ完全におしゃべりタイムだった。そんな時、


「そういえばさ、」


「どした和彦?」


「罹薄は美海奈みたいな背が小さめな女子が好きなの?」


「あー、私も気になる罹薄くんの好みの女子」


「お兄ちゃん、背が大きいほうがいいの...?」


「うーん、俺は優しいやつなら大歓迎かな後は特に求めないな」


「じゃあ、美海奈や美波でも?」


「二人とも優しいからな、けど美海奈は妹だからな、それ以上でもそれ以下でも無いからな」


「そーんなこと言ってちょくちょく美海奈ちゃんの話をしては

 かなり笑顔になるわよね?」


「ギクゥ」


「お兄ちゃんなんだかんだ言っては私のこと大好きだよね♡」


「ば、ばか、あくまでも妹としてだからな」


「やっぱり罹薄も男の子なんだよな」


「美波助けて~(´;ω;`)」


「ご飯の時にそんな会話しないの!そういう話は夜のそういう時間にするのよ!ねぇ罹薄くん♡」


「ねぇって言われても...」


「さて、そろそろ自分の席に戻るか~」


「んだね~」


「だね」


「じゃあね先輩、お兄ちゃん♪」


こうして食事を終えて、五、六時間目も、無事に終わり帰りの会も終わり帰りの準備をしていると、


「おーにーいーちゃーん一緒にか~えろ♡」


「おう」


学校から俺の家まで20分くらいかかるから会話する時間があるので普段は晩ごはんの会話をしながら帰るのだが、なぜか妹が喋りかけてこない、なので俺から喋りかけるのだった


「お前、どうした?普段ならめっちゃ喋りかけてくるのに?」


「あ、あのね、お、お兄ちゃん、実は


第1巻END...

御試聴いただきありがとうございます、まだまだ未熟ですが、末永くよろしくお願いします。


                 by risu

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