0 日常、その一コマ
なんだか無茶苦茶ですがよろしくお願いします。
「減ってきてるのはこの辺、増えてきてるのは?」
モニターを食い入る様に見つめて何かを、つぶやく女性がいた。
モニターは地図の様な物の上に赤い点を映し出している。
「…S市」彼女は、頬を押さえて、頬笑んで見せた、
(ながとくん元気にしてるな?)
そう思っていると、
「せ…龍裂博士」
ふと、呼ばれている事に気付く。
「龍裂博士、コーヒー淹れましたよ。」
振り返ると、若い男が紙コップを
持って立っていた。
「あら~、その呼び方やめてって言ってるでしょ…えぇと」
「上野です」
彼女が、人の名前を忘れる事を解っていた彼はいつも通りに名乗る。
「あぁ、そうだったわぁ。そうだわ、上谷くん」
「…」
「これを見てくれる?」
「…はい」
上野という男は絶句した、一分と立っていないのに、また名前を忘れられた。これで今日何回目だ?
しかも、これが毎日…
色々思考を廻らせるが、行き着く場所は(まあ、仕事をしていただければ…)
「これ」一枚の紙が差し出される、
内容:7箔8日の北海道グルメツアー
蟹食べ放題!
男は絶句した、
「何ですかこれ…」
「今夜は蟹にしようと思ってね〜」
「あの、」
言葉が出ない、こうゆう時なんといえば良いのだろう、一週間?明日は会議が…たかが、一日の蟹ためにか?
言いたいことあるものの、ここは堪えて…
男は絶句した、
時同じく
一人の少年は非常に焦っていた、
「どうして、こんな紙切れ一枚に人生を左右されるんだ!人間というのは‼」
そして、それを憐れむ美少女、のような少年、
「へいへい、この長戸 永人がみせてやっているんだ。ゴタゴタ言わずに写せ廊下に立ちたいのか?」
「くっ」うつむいていた視線を声の主に向ける。それでも手は動く。
背もたれに肘を置き、呆れた目で見つめる彼にいつも通りに言葉をぶつける、
「うるせぇ…」その声は震えている。みっともない。
それを見兼ねたのか、少年は手を差しだす。
「貸せよ」
ふぅ、と息が漏れる。
「!?」
「二つの手じゃ間に合わんだろ。
」
「マジか!?」
「嘘だったら、面白いな」
2人はいつも通りに生きている。
今まで、ずっと、
そして、今まで通り、これからも、そう、思っていた・・・
なるべく早めに、次回を投稿したいのですが…時間がかかりそうです。
しかし、たまにチェックしてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。