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第3話

 『今のマスターがフェニックスに勝てる確率は0%です』

 まずい、どうすれば

 やばいフェニックスがこっちに来る、どうすれば

 

「貴様おもしろいな」

「へ?」

 やばい思わず声に出ちゃったよ

「どうした?ドッペルゲンガーよ口を押さえて」

 

 笑われてんだけど!

『とりあえずこのまま話してみるのが良いかと思います。それとステータスが出ました

 ____________________

 レベル:1054

 名前:フェン

 性別:男性

 状態:健康

 爵位:子爵級

 体力:100000/100000

 攻撃:5000

 防御:5000

 魔力:100000/100000

 知恵:10000

 技術:10000

 精神:10000

 スキル:鑑定LV:9、人化、蒼炎、念話、炎属性魔法LV:MAX、聖属性魔法LV:MAX、魔力操作LV:MAX ext...

 固有スキル:

 称号:不死鳥、お調子者、探究者、長い時を生きるもの

 ____________________

 以上です』

 うん、これあかんやつや、あと男爵って何

『魔物には強さの階級が存在します。

 爵位を持っている魔物を爵位持ちと呼び爵位持ちは最低でも災害級《ディザスター》となる

 爵位を得るには一定以上の強さになるか爵位持ちを倒すかすることで爵位を得ることができる。

 具体的にどれくらいの強さかというと

 男爵級:災害級《ディザスター》一体で3つの都市を滅ぼすことができる

     強いことには強いがまだ人族が倒すことができる

 子爵級:厄災級《カラミティ》一体で1つの小国を滅ぼすことができる、

     かなり強い

 伯爵級:破滅級《ルイン》一体で5つの小国か1つの大国を滅ぼすことができる

     勇者やユニークスキル持ちなどかなり特殊な存在じゃないと討伐するこ

     とが難しい

 侯爵級:破滅級《ルイン》現れたら死を覚悟しなければいけない勇者やユニーク

     スキル持ちでも

     討伐できるか怪しい

 公爵級:破滅級《ルイン》世界には数えられるほどしか存在しない

     まず倒せないが強力すぎるあまり行動すると神等

     に目をつけられるため大人しくしているものが多い

 大公級:神話級《ディビニティ》神話に語られる存在はほとんどここに入る、

 王級 :神話級《ディビニティ》の中でも頭の飛んだ規格外が入る

(一部の魔物は爵位が与えられない)

といった感じです 』

なるほどね

「どうしたんだ?、ああそうそう我の名前はフェンだ」

あ この人、めっちゃ適当な魔物な気がする

「えっと・・・私の名前は・・・」

「名前がないのに名乗ろうとするなどおかしな奴だなぁ、ふむふむなるほどね転生者か・・・その様子記憶が一部ないのかな?」

「はい、そうです」

 多分だけどこの人、僕のこと鑑定したな

 

「やっぱりか、どれ、私が貴様に名をつけてやってもいいが、どうする?」

 どうするっていわれてもでもなこの先ないと色々不便な場面があるかもしれないしつけてもらうか?

 あれ?ナビ、名付けで何か影響あったりする?

 

『いいえ、特にありません』

 なるほどじゃあお言葉に甘えてつけてもらうかなんかちょっとウズウズしているし

「それじゃあよろしくお願いします」

「そうか、それじゃあ貴様の名前はリヴァル略してリヴだ理由はないそれから話しづらいから人化するぞ」

 なるほどまあいい名前なんじゃない、しかし理由はないって・・・

 あとフェンさんの人化姿は赤髪碧眼の和風の美形青年といったところか

「ええとありがとうございます。とこれでどうしてここまできたんですか?」

「私の息子が生まれたばかりでな餌をとりにここまできていたのだよ、そこで妙に神力が溢れる場所があったので来て見たのだ、まあおそらくリヴお前が転生者だから転生させた神が安全地帯を作ったのだろう、ただ我のような強力な魔物は突破することができるがな」

 ほえーそうなんだ、どこの神様か知らないけどありがとうございます。

 

「そうだリヴお主我の息子を育ててくれんかのう」

 はい?

「どういうことですか?」

「我らフェニックスには子供に強く育ってもらうために適当な相手に子供を預け育ててもらうとよいと伝わっているのだよ」

 なるほど可愛い子には旅させろってかそのせいで今俺は猛烈に面倒ごとに巻き込まれそうになっています。

「いやいや流石にそれは」

「よいからよいから」

 えー

「そんな顔するな泣いてしまうぞ」

 なんだこのしちめんどうな魔物は

『そこには私も同意します』

 うわっ急に存在感アピールしてきたナビさん

「ふむなんか貴様とっても酷いこと考えていたような気がするが・・・」

 え?このフェニックス心が読めるの?まあいい、じゃあ一回その子供と合わせてもらうか?

『私もそれがいいと思います』

 あれ?本当にそう言う習性があるんだよね

『まあ習性というかなんと言うかですが知識によるとあります』

 それじゃあ受けるしかないか

「はあ、それじゃあ受けさせてもらいます」

「そうかそれはよかったそれでは巣にゆくぞ」

「はいそれじゃあ」

「テレポート」

 は?いきなり飛ばしやがったよこいつ

「到着だな」

 なび空間属性の魔法か?

『はい、そうです』

 俺もできるかな

『純粋に魔力が足りません』

 そうか

「どれ、かえったぞ」

「お帰りなさいお父さん」

 なんというか赤髪碧眼の15歳くらいの少年がいるなんかちょっと眠そうにしてるな

「あれが私の息子のアルスだ今は人化の練習をしていたか」

「そいつ誰?」

「そいつはリヴァルだ略してリヴ、おまえにはそろそろ外の世界を見てこいと言おうと思ったからな」

 そいつってナビあいつのステータスは?

『アルスのステータスは

 ____________________

 レベル:10

 名前:アルス

 種族:フェニックスjr

 性別:男

 状態:健康

 体力:1000/1000

 攻撃:500

 防御:500

 魔力:1000/1000

 知恵:100

 技術:100

 精神:100

 スキル:蒼炎、上位属性魔法LV:3、聖属性魔法LV:3、人化、鑑定LV:5、魔力操作LV:6、格闘技LV:5

 固有スキル:無限再生

 称号:不死鳥の息子

 ____________________

 となっています』

 なるほどステータスは父の劣化版って感じか、うんまあそこそこ強いか

『マスターの勝率は50%ですねそもそもマスターは種族的に聖属性の魔法が苦手なので』

 まあそれはしょうがないよね

「鑑定っと、へえそこそこ強いんだね」

「お前にはこいつと一緒に世界を見て回ってもらうことにする」

「なるほどね」

「それじゃあ二人で話しといてくれ」

「はい、よろしくね僕はアルス得意なことは魔法と格闘技」

「俺はリヴァルだ得意なことは魔法種族はドッペルゲンガーだ」

「知ってた」

「それじゃあ行ってこい 「強制転送テレポート」 」

「「あ」」

「あいつ強制転送テレポートしやがったんだけど!」

「お父さんそこは何か色々言うところでしょ!」

ハアハア

「「これからよろしく」」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「とりあえずお互いの強さを確かめるために模擬戦をしてみるか」

「了解」

「そっちからどうぞ」

こういうのはまず挑発してカウンターを狙う

「そっちこそ」

まさかおなじことかんがえてる?

『マスターの思考はとてもシンプルで分かりやすいのでアルスさんに読まれているようですね(笑)』

お前なんかだんだん感情豊かになってない?それと俺のこと絶対に馬鹿にしてるでしょ。

まあいいそれならこちからやるだけだ数学者(マティシャン)起動

「ダークバレット」

シャドウバレットの上位互換これでどうだ

「なかなかやるね、「人化解除」「フレイムウェーブ」」

溶岩の波・・・ね


「アイスウェーブ」


よしっ相殺成功このまま

「ダークバインド」

「ぐっ、なかなかやるね、」

このまま畳み掛ける


「ダークストーム!」


「人化」

くそっ小さくなって避けられたかいやまだだ

「ダークウェーブ」


「ホーリースパーク」



まずい相打ち狙いか


ドーン


ハアハアハア

「なかなかやるな」

冗談抜きでね

「そっちこそ」

『青春ですね〜』

お前は一体誰目線なんだよ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「そういえばだけどリヴって実体化できるの」

できるんですかナビ先生?


『はい、できます。ただ継続的に魔力を消費します』

なるほど

「できるぞ」


「なるほどねじゃあ僕が格闘技を伝授するよその代わり僕に闇属性魔法について教えてくれない?」

「全然大丈夫だぞ」

どこぞの父親とは違ってまともだな

『そのとおりですね』

だからお前は誰目線なんだよ


「それとお前に一個目標を話さないといけないな」


「なに?」

「俺の目標はワイバーンを倒すことだ」

「ワイバーンかお父さんなら軽々倒してきそうだけど今の僕たちだと5割くらいってところか」


「そうだな、だからまずは近接戦闘と魔術の強化が必要だ


「それじゃあまず格闘技について教えてもらうか」


「了解、えっとね〜投げはね、こうしてこうして」

「ふむふむ」


適当なフェンに振り回される2人(笑)そして教え合いの成果やいかに

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