第1話(プロローグ)
「それじゃあ行ってこい強制転送」
「ああ、行ってくる」
「じゃあね、お父さん」
あいつに手を振って出発、っていうかあいつ急に強制転送を使わなくなったな成長か?
『おそらくですが、アルスにいろいろ言われたものかと思います』
なるほどね・・・意外とあいつ息子には甘いんだな・・・
『甘い・・・んですかね?多分ですが反省させられたんでしょう』
やばい、あいつが正座させられながら息子に叱られている映像が頭に浮かんでくる
『何もやばくないんで大丈夫ですよ』
そうですか
「見た感じここが森の出口近くらしいね」
「ん、ああそうだな」
ん?あれはまさかか弱い美少女?大丈夫か・・・?
大丈夫ですね、全然か弱くないです一人で敵を殲滅していらっしゃいますよ・・・ここで何も残念に思わないあたり俺の欲求はどこかに行ったんだな
『マスター、そんなのはわかりきってたことでしょう、そもそもの話ここ魔の森に来ている時点で腕に自信があるということなんですよ』
そうなのか?
『はい』
それじゃあこのまま行くとしますか・・・
「それじゃあ行くぞ」
「ん・・・ああ」
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「そろそろ街が見えてきたぞ・・・」
「確かあそこの門に並んで通行税を払う必要があるんだよね」
「そうだな、今のうちに銀貨1枚出しておくか」
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「そろそろ順番か」
「お前ら身分証は持っているか」
「「いいえ持ってません」」
「そうか、ならば銀貨を1枚通行税として取らせてもらうぞ・・・」
「「わかりました」」
「ふむ・・・確かに銀貨2枚受け取った2人とも通っていいぞ」
「「ありがとうございます」」
あっさり通ることができたな、てっきり賄賂とか要求されるものかと・・・
『マスターの記憶にある作品によるとそういうことが多いですが、この世界で門番が賄賂を要求してくる街は基本的に治安が悪いところが多いです』
なるほどね流石なんでも知恵袋
『少なくとも私は知恵袋ではない気がするのですが・・・それとですがこのまま冒険者ギルドに向かう方がいいでしょう』
OK
「アルス、とりあえず冒険者ギルドに向かうぞ・・・っていない!?
あれアルスはどこに・・・っていた!
なぜ、焼き鳥食ってんだよ
「おいアルス、ギルドに行くぞ」
「えー、おいしいのにリヴァルも1本どう?」
「いや今はいいから、まずは冒険者ギルド行こう?ね?」
「ちえー、おじさんありがとう」
「あいよ」
なんか焼き鳥屋のおじさんと仲良くなってるし・・・っていうかタレ味?
『珍しいですね、このあたりの焼き鳥は塩が多いというのに・・・』
「なあおじさんこの焼き鳥って・・・」
「ああこのタレのことかい?」
「そう、それ」
「これはねえ最近、帝国の方で召喚された勇者様が広めたってものだよ」
なるほどね・・・ってか勇者が召喚されることなんてあるんだ・・・
『はい・・・国力を強化するには有効な方法なのであまり珍しいということはないですね、というかこの世界には別に転移者は珍しくなんですよ。ただマスターみたいな転生者が少ないだけで』
なるほどね・・・
「あ・・・教えてくれてありがとう」
「いいんだよ、こういのは聞かれたら答えるようにしているからね」
「それじゃあ、いざ冒険者ギルドに向けて出発!」
〜〜〜
「失礼しま〜す」
「こんにちは、冒険者登録ですかそれとも依頼ですか?」
うお!冒険者ギルドといえばの受付嬢だ!
「こんにちは、冒険者登録です」
「そちらのお2人様でよろしいでしょうか?」
「「はい」」
「それではお名前をお書きください、代筆が必要な場合は言ってくださいね」
そういえば俺、異世界の言葉ってかけるの?
『マスターのスキル万能翻訳の効果で文章なども自動で翻訳されるので大丈夫ですよ』
「ええと、名前はリヴァルで職業は魔法使いかな」
「僕は魔法拳士かな」
「それでいいんじゃないか・・・得意属性ね・・・」
〜〜〜
「「書き終わりました」」
「はい、ありがとうございます。リヴァル様にアルス様ですね」
「はい」
「なるほど・・・魔の森で修行をされていたのですか」
「あの〜それって珍しいことなんですか?」
「いえ、珍しいですかいないワケじゃありません、ここ最近だと5人ほど有名な人だと昔、名を馳せた聖炎のフェンなどがいますからね」
「っちょっといいですか・・・フェンってどう考えてもあの不死鳥だよな」
「そのお父さんで間違ってないと思うよ・・・」
あいつどこにでもいるな・・・!?
「どうかされましたか?」
「「いや、なんでもないです(ピッタリ)」」
「そうですか、では冒険者についての説明をさせてもらいますね
まず冒険者はGランクからSランクまで存在します。
GランクやFランクは雑用
Eランクはルーキー
Dランクは初心者や上に上がることができない人達
Cランクはそこそこの中堅
Bランクはかなり上手い成功者
Aランクはとても強い人でここまでくると叙爵されたり、騎士になったりする人も存在します
そしてSランクは全ての冒険者の憧れです。誰もが一度はなりたいと夢みる人たちそれがSランクです。
ランクを上げるにはギルドから評価を稼ぐ必要があります。
そしてその評価を上げるには依頼をこなす方法と強力な魔物の討伐、ダンジョンの攻略などがありますね。
依頼以外の2つはそのまんまで
依頼はG〜Sまでランクが存在し常備依頼と通常依頼、緊急依頼、指名依頼の4種類が存在します。
常備依頼はギルドが指定する依頼で幾つでも買い取ることができますが1つ1つの買取値段は安いです。通常依頼より高い評価をもらうことができます
通常依頼は商人や国、個人などの依頼主が発注した依頼で買取の上限すが決まっているもの1つ1つが常備依頼よりも高値で買い取ってもらえます。
そして指名依頼はある程度上のランクになったり知名度が上がったりすると受けて欲しい冒険者を指名してその冒険者に依頼をこなしてもらうという制度で、依頼主によってはかなり評価が変わることがあります。ちなみに受けなくてもいいです。ごく稀にギルドマスターから指名依頼を受ける時がありますがそのときの依頼は強制になります。
そして最後に緊急依頼、これはその名のとうり緊急の際に使われます。たとえばダンジョンのスタンピードや強力な魔物の討伐などですね。これはかなり大きな評価の対象になります」
なるほどね・・・っていうかダンジョンなんて存在するんだ
「それとですが、G〜Eランクまでのどのランクに入れるか我々職員が判別する試験を受けてもらいます。それの詳しい話は訓練場で行うので、一度訓練場に来てください」
「「わかりました」」
主人公ギルド登録、そしてテンプレはどうなるのか(^ω^)




