たったひとりの経営者の最期
舞台は2030年。世界中の人々はやりたいことだけをやるだけの世界になっていた。世界中にダイナマックスとを広めたEsinという男の仕業であった。
ダイナマックスは全てをしてくれるし、しないでと言ったらやめてくれる。いつでもそこにいるしそこにいない。ちまたでは利用しない者もいるがそれもEsinの計画のうちであった。そんな男は今日、ベッドの上で孫に最後に伝えたいことを伝えれず最後を迎えた。それでも世界は動き続けている。しかし、ー。
話の腰折っちゃうね!僕はダイナマックスの次にでるダイナマックス2って言うんだ!未来から語るべき内容を伝えたくてジャックさせてもらうよ!さあ、物語は今君たちに音色を届けに来た。Esinの最期とその孫の物語が今始まった!
目の前には俺の最後に駆けつけた無愛想な孫。名を三月と言う。「俺はズルをして世界を変えた。君はそんな事するなよ。もっと真っ当なやり方があるからと伝えたい。いや、それだけではなくて、もっともっと俺の全てをあいつらとの思い出も伝えたいー。」「...おっと、気を失っていた。意識も朦朧としている。ダイナマックスは世に広めれたが俺に干渉しないと誓約にある。」
「宇宙の数ほど伝えたいことがあるのにそれすらもズルをした俺には伝えることは不可能である。俺の想いを孫の脳に転送することさえできれば良いのにな。ダイナマックスと意志のネットワークの広報活動で生命力の99を消費。あいつらは笑ってもくれないんだろうな。できることなら会いたいな。さよならだ世界この詐欺師の最期だ。この世のルールにまた叛くぞ。あいつらにもらった"魔法の印書"の解放ー。まかせたよ先生。」
「頭上には満天の星空、目の前には白銀の龍ー。さっきまで祖父の病室で花を入れ替えてたんだけどな。頭が停止する。こういう困った時、ダイナマックスが何か言ってくれるというのになぜだかダイナマックスは黙っている。いやだよー食べられるのか?!供物にされちゃうのか?!待ってくれよ?!俺の明日はどうなっちゃうんだよ?!じっちゃんこれも意志のネットワークなの?!ややや、こんなファンタジーあってたまるかあぁあー!!何が君がそう思うということは、君以外の誰かも今そう思っているし、今までにもそう思っている人物が多くいることだろうだ。何が思ったからやるだ。目の前には絶望しかないんですけどー!ロマンチックな星空の下絶望しかないんですけどー!くぅ〜〜っっう!頭を動かせ!俺ならこんなこと打破できるはずだ。やれる。俺なら」
次の瞬間突風が身体中を突き抜けた。
「ッー。」
音楽のような綺麗な響きで言葉が聴こえてくる。
「そなたEsinと縁のあるものであろう。」そう言いながらアットワークに笑いかけてきた。
いやいや、怖いって!その獲物を見るかのような眼絶対おれを食べちゃうじゃん
「じっちゃんのペンネームだよ!それ!」
喋り返しちゃったよ!なんなんだよ龍が喋っちゃうとかゲームの中なのか?ダイナマックスが話せなくなったのもそれならわかる。超ウルトラハードモードはダイナマックスの援助なしでプレイする必要がある。だか、俺はプレイ開始を指示したこともないしそんなバグも聞いたことない。
「Bbぐぉぶおーーーーーッッッ」
またしてもさらなる勢いで突風が俺の身体を突き抜けた。
「思考のうるさい奴だ。祖父から何も教わってないのか。あやつにはあらゆるものを授けたのにこれでは無ではないか。近い者から導けないのはあやつの魂の課題なのかもな。私では魂にちを加えれないからな。ーそれで?Esinの孫よお前はこの現状どうする」