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⭕ 装備を整えよう 2


 右腕に装着する腕輪ブレスレットには──、武器強化の附与,防具強化の附与,重量軽減の附与がほどこされた3つの魔鉱石を嵌め込む。

 左腕に装着する腕輪ブレスレットには──、体力回復上昇の附与,疲労回復上昇の附与,状態異常軽減の附与がほどこされた3つの魔鉱石を嵌め込む。


 右指に装着する指輪リングには──、防御力上昇の附与,攻撃力上昇の附与がほどこされた2つの魔鉱石を嵌め込む。

 左指に装着する指輪リングには──、物理ダメージ軽減の附与,魔法ダメージ軽減の附与がほどこされた2つの魔鉱石を嵌め込む。


 足首にに装着する足輪アンクレットには──、素早さ上昇の附与,歩数上昇の附与がほどこされた2つの魔鉱石を嵌め込む。

 附与された魔鉱石は12個だ。

 結構なかずになったけど、シュンシュンはの冒険者未経験者だ。


 これぐらいは有ってもいと思う。

 一寸ちょっと “ 過保護かな ” って思うけど、必要な買い物だと思うし、きっとセロだって許してくれる──と思いたい。


 そもそもセロがてくれたら、店に立ち寄って買う必要なんか無かった訳だから、セロも “ 悪い ” と思うんだよな!

 責められたり、怒られたり、文句を言われる筋合いは無い筈だ!

 オレはなにも悪くないよっ!!


惷麗

しかし──、魔鉱石ってのはれも綺麗な色をしてるんだな。

  れも透きとおように透明度が有ってにごってないよな。

  げんせきを加工してるんだろ?

  たいしたもんだよな 」


マオ

「 魔鉱石は加工しても同じ色なんだ。

  附与すると加工した魔鉱石の色が変わるらしい。

  附与するまえは石ころとような色をしてるんだ。

  たしか──、げんせきの状態のときには附与が出来なくて、加工をした魔鉱石にしか附与が出来ないよ。

  仕組みはだに解明されてなくて不明らしいんだ 」


惷麗

「 へぇ~~。

  詳しいじゃないかよ、にいさん 」


マオ

「 セロの受け売りだよ 」


 なんてなぁ~~。

 真実ほんとはセロの古代エンシェント魔法マジックの効果だったりする。

  犯人は当時のオレで──、ままに付き合ってくれたセロが、古代エンシェント魔法マジックを魔鉱石に使ってくれたんだよな。

 なつかしいや(////)


 シュンシュンは店員さん(従業員)に相談しながら、デザイン用紙に魔鉱石を嵌め込むしるしを書き込んでいる。

  結構、熱心に相談しながらデザイン用紙としている。






惷麗

「 マオ──、出来たぞ!

  5枚ぶんのデザイン用紙にしるしを書いた!

  あとは、どうするんだ? 」


マオ

「 支払いを済ませたら、職人さんに魔鉱石を装備品アクセサリーに嵌め込んでもらうんだ。

  かずが多いから待ち時間を利用して《 道具アイテム屋 》へ行こう。

  自宅に帰宅する前に寄って受けとればいよ 」


惷麗

なんだよ、今日きょう怪物モンスターりには行かないのか? 」


マオ

「 装備品や道具アイテムを揃えばんぜんな準備を整えてからだな。

  弱い怪物モンスターだからって、油断してたらいのち取りになる場合もあるんだ。

  冒険者はランクが上がってもつねに “ 油断大敵 ” をこころけるものなんだ 」


惷麗

「 へぇ?

  油断する馬鹿な冒険者が多いって事か?

  そいつぁ面白いな! 」


 シュンシュンは可愛い顔してるのに、笑い方がゲスいんだよなぁ……。

 顔芸大会に出たら名勝負になるんじゃないかとすら思う。

 中身が男だからしゅうしんなんて微塵も無いんだろうな。


 オレはレジカウンターで支払いを現金で済ませる。

 現金ばらいすると喜ばれるし、まれに非売品を貰えたりするときが有るんだ。

 別にオマケを貰える事を期待してる訳じゃないんだけどぉ~~(////)


 どうやらオレとシュンシュンは《 装飾アクセサリー屋 》の御得意様になれたみたいだ。

 り交渉無しの現金そくばらいしたのが原因らしい。

 まぁな、がいけんが子供のオレが、金貨をなんじゅうまいも出したんだから当然か。

 

 シュンシュンが選んだ装飾品アクセサリーとオレが選んだ附与をほどこされた魔鉱石を職人さんにたくして、《 装飾アクセサリー屋 》を出た。


──*──*──*── 道具屋


マオ

「 シュンシュン、で冒険者にとって必需品の道具アイテムを買い揃えるんだ 」


惷麗

「 凄いな……。

  色んな種類の道具アイテムが揃ってるんだな──。

  じゅじゅつに使えそうな道具アイテムも売ってるのか? 」


マオ

じゅじゅつ系の道具アイテムが欲しいなら専門の店に行った方がいかな。

  取り敢えず、今は冒険者に必要な道具アイテムを優先しような! 」


惷麗

「 そうだな。

  日を改めて行くとしよう 」


マオ

「 初心者には “ 冒険者初めてセット ” っていうサービス商品が有るんだ。

  多少のは張るけど、あるていの必需品が初めから揃ってるし、道具アイテムの正しい使用方法が詳しく書かれたトリセツ(取り扱い説明書)と≪ ゼシュカノ(むら)周辺の(フィールド)地図マップ付きだからちょうほうするんだ 」


惷麗

「 へぇ?

  そんな親切なセットが売られてるんだな。

  じゃあ、それを1つ!

  ほかにも買うのは有るのか? 」


マオ

「 セットひんの中にはいってる道具アイテムすうを増やす事が出来るんだ。

  ただし、道具アイテムすうを減らす事は出来ないからな── 」


惷麗

「 もっと分かり易く言えよ 」


マオ

「 絶対に必要なのは収納りょくが抜群の魔法マジックの鞄(バッグ)魔法マジカルの袋(バッグ)だな。

  これが有ると荷物を持ち運ぶ必要が無くなるんだ。

  セロのポーチやオレのポーチみたいのだな 」


惷麗

「 ファンタジーにはかせない重要道具アイテムの2つだな!

  マオが持ってるような小型で荷物が沢山はい魔法マジックの鞄(バッグ)は売ってるのか? 」


マオ

「 高性能な魔法マジックの鞄(バッグ)魔法マジカルの袋(バッグ)は≪ むら ≫の《 道具アイテム屋 》では販売されてないよ。

  ≪ まち ≫の《 道具アイテム屋 》へ行けば買えるんだ。

  この店の中で1番沢山はい魔法マジックの鞄(バッグ)なら──、これかな?

  特殊な素材が使われていて防水加工がほどこされてるヤツ。

  値段は張るけど、防水加工はいよ。

  どうせなら、防水加工されてるマントも買っとこう。

  よごれをはじいてくれてよごにくいし、天気が崩れそうなときに持ってると便利なんだ。

  防水加工されてる大きめのレジャーシートも欲しいな。

  濡れた地面に敷いて使うと衣類が濡れずに済むし、テントの屋根にも使えるんだ。

  柔らかい布団ぶんとも必要だな。

  地面に座るとしりが痛いから、布団ぶとんが有るだけでもラクになるんだ。

  防水加工したカバーも買おうな 」


惷麗

「 防水加工がきだな……。

  それにしても買い過ぎじゃ無いのか? 」


マオ

「 濡れると身体からだが冷えて体力を奪うからな。

  体調も壊し易くなるから出来る限り、避けたい現象だよ。

  夏ならいけど、防水加工した道具アイテムは季節関係無くちょうほうするんだ。

  持ってて損はしないよ 」


惷麗

「 ふぅん?

  なら、それも買いだな。

  ほかには有るか? 」


マオ

魔法マジカルの袋(バッグ)は最低でも10枚は持っていたいな。

  1枚ずつなにに使うかを書いて、魔法マジックの鞄(バッグ)の中にれとくんだ。

  あとは、魔法マジカル弁当箱ランチボックスだな。

  食べ物をれて長期保管の出来る専用の弁当箱ランチボックスなんだ。

  有ると便利だぞ。

  あとは── 」


 オレは店内を見ながら必要な道具アイテムぶっしょくする。

 セロがてくれたら道具アイテムなんてわざ(わざ)買わなくて済むんだけどな!


マオ

「 割れにくい素材で作られた食器セットも有ると便利だ。

  食器セットがはいってるアウトドアセット,ぶくろや御泊まりセットがはいったキャンプセットも買おう。

  あとは── 」


惷麗

「 そんなに買って大丈夫なのかよ? 」


マオ

「 余裕だよ。

  調理に使う食材や調味料なんかは、《 露店がい 》にしゅってんされてる露店で買い揃えような。

  調理器具セット,調理道具セット,食具セットも買わないとな! 」


惷麗

「 マオキノに同行してもらえないのかよ? 」


マオ

「 マオキノに頼らないで、なんでも自分でするのも冒険者の醍醐だいごなんだぞ。

  最初はまどったり、苦労したりするけど、馴れたら楽しくなるよ 」


惷麗

「 マジかよ……。

  前途多難だな…… 」


マオ

「 新鮮な水をでも使えるみずぶくろも必需品だな 。

  魔法マジックを使えない〈 ノマ 〉でも簡単に火を起こせるうちセットも買おうな 」


惷麗

「 はぁ……。

  こんなに買ったら物凄く荷物が増えるよな 」


マオ

「 大丈夫だよ。

  魔法マジックの鞄(バッグ)の中が散らからない為の魔法マジカルの袋(バッグ)なんだからさ!

  取り敢えず、今回はこれくらいにしとくか。

  支払いを済ませるよ 」


惷麗

「 こんなに沢山の道具アイテム魔法マジックの鞄(バッグ)に中にはいるなんて信じられないな 」


マオ

「 重量軽減が附与された装飾品アクセサリーを装着してれば、持ち運びもラクになるから心配無いよ。

  《 装飾アクセサリー 》で装飾品アクセサリーを受け取る迄はオレが持つからな 」


惷麗

「 マオは顔にわず力持ちだよな── 」


マオ

「 顔にわずって……。

  言っとくけど、オレよりセロの方が力持ちなんだからな!

  きょかんな男の腕を折ったり、骨をくだいたりは朝飯まえだからな! 」


惷麗

「 はぁ?!

  マジかよ??

  セロフィートってあくりょくが強いのかよ? 」


マオ

「 普段は『 箸より重い物は持てません 』って言うけど、わんりょうもオレより有るんだからな!

  トラックだってかる(がる)と持ち上げれるし、遠くへもポイ出来るんだ。

  力の調節が自由自在なんだよ、セロはさ 」


惷麗

「 …………………………とんだものじゃないかよ…… 」


マオ

「 シュンシュン──、今の発言で≪ キノコン王国 ≫行きが決定かもな? 」


惷麗

「 おいっ!

  不吉な事を言うなよ!! 」


 シュンシュンを少しだけから、オレはレジカウンターで現金ばらいを済ませた。

 購入した道具アイテムを仕掛けをしてから魔法マジカルの袋(バッグ)の中にれたあと、防水加工された魔法マジックの鞄(バッグ)の中に詰め込んだ。


 《 道具アイテム屋 》を出たら、《 装飾アクセサリー屋 》へ戻って購入した附与付きの装飾品アクセサリーを受け取りに向かった。






惷麗

「 マオ、今ってなんぐらいだ 」


マオ

「 そうだな~~、17時まえかな?

  夕日が暮れ始めるのが18時ぐらいだよ。

  帰宅途中に《 露店がい 》に寄って、露店を見ながら帰ろう。

  食材や調味料を買って、なまものに関しては予約しといて、明日あした取りに行くんだ。

  そのまま≪ ゼシュカノ(むら) ≫を出て、周辺で依頼書の怪物モンスターろう 」


惷麗

「 おっ、いよいよか。

  が楽しみだな! 」


マオ

ほかにもジィイィランク冒険者達が怪物モンスターりや薬草ハーブ採取をしてるだろうから、邪魔しないように配慮するのが暗黙の決まり(ルール)になってるんだ。

  決まり(ルール)を守って依頼を達成しような 」


惷麗

「 まるで遊★◯★王からパクったよう台詞セリフだな! 」


マオ

なんだよ、遊★◯★王って──。

  ほんにシュンシュンはアニメがきだな~~ 」


惷麗

「 フッふぅ~~ん!

  聞いて驚くなよ!

  じつは、遊★◯★王が再アニメ化する事になってだな、僕がOPオープニングを歌う事になったんだ!

  【 遊★◯★王 ゼキアス 】って言うタイトルなんだ。

  70年まえ、子供達に大旋風を巻き起こした “ 遊★◯★王 ” の再アニメ化なんて凄いだろう!

  アニメ放送日には、初心者向けにスターターデッキも発売予定になってるんだ!

  僕とキノコンもカード化されてデッキの中にはいるらしいんだ! 」


マオ

「 へぇ?

  なんかガッポリなにおいしかしないな~~ 」


惷麗

「 《 セロッタ商会 》もたずさわるからな!

  ガッポリ確定だろう。

  僕よりキノコンの方が人気者だしな…… 」


マオ

「 キノコンと絡めて売り込めば、キノコンきのファンも “ 遊★◯★王 ” へ流れる──って事かよ? 」


惷麗

「 《 セロッタ商会 》が関わるんだ、“ 遊★◯★王 ” もあらたな会員ゲットする為の道具でしかないんだろうけどな 」


マオ

「 ははは……。

  言えてるな~~。

  否定も出来ないよ 」


 オレとシュンシュンにしか分からない会話をしながら歩いて、《 装飾アクセサリー屋 》に到着した。


──*──*──*── 装飾屋


 店内のレジカウンターの前で、職人さん達が丹精込めて丁寧な仕事をしてくれたしなを受け取る。


 附与の凄さを体感してもらう為に、シュンシュンには道具アイテムはいっている防水加工された魔法マジックの鞄(バッグ)を持ってもらった。

 そのあとで附与の魔鉱石を嵌め込んだ装飾品アクセサリーをシュンシュンに装備してもらい、再度魔法マジックの鞄(バッグ)を持ってもらった。


惷麗

「 うぉっ?!

  おぃおぃ、マジかよ!!

  重過ぎて持ち上げる事も出来なかった魔法マジックの鞄(バッグ)が、嘘みたいに持ち上げられるぞ!!

  重みが感じられないし、片手でかる(がる)と持てる!!

  魔法マジックの鞄(バッグ)を振り回す事も出来るじゃないかよ!! 」


マオ

「 どうだよ、附与の力って凄いだろ!

  効果だいの “ 重量軽減の附与 ” を選んだからな!

  装飾品アクセサリーに嵌め込まれてる魔鉱石の効果は全部 “ だい ” にしてあるんだ 」


惷麗

「 附与の効果にも段階が有るって事かよ? 」


マオ

「 そうだな。

  効果はだいちゅうしょうの4段階で、効果の値段が御手頃価格で1番安くて定額だ。

  逆に効果だいになると価格は1番高くて高額なんだ 」


惷麗

「 世界は違えどカネちからは偉大だな 」


マオ

「 そういう事だな。

  じゃあ、《 露店がい 》に行こうか 」


惷麗

「 肩に掛けても痛くないな。

  まるでまくらを持ってるみたいだ 」


マオ

魔法マジックの鞄(バッグ)は、寝るときまくらとしても使えるからまくららずだよ 」


 オレはシュンシュンと《 装飾アクセサリー屋 》を出た。

 目指すは《 露店がい 》だ!

◎ 変更しました。

  魔鉱石の色が変わるらしいんだ。─→ 魔鉱石の色が変わるらしい。

  附与が出来ないんだ。─→ 附与が出来ないよ。

  マオキノに着いてて ─→ マオキノに同行して


◎ 訂正しました。

  よごにくいし、に天気が ─→ よごにくいし、天気が

  から、─→ から、

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