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──*──*──*── 宿泊室


マオ

「 シュンシュンの大人の姿を見るのは久しりだな。

  なんか新鮮だ(////)

  髪が長いからかな、げんさん,げんさんにてるよな 」


霄囹

「 陰陽師なんて、そんなもんさ。

  髪を短くしてやろうか 」


マオ

「 そんな事も出来るのか? 」


霄囹

「 髪の長さも身長も性別だって、御手のものさ。

  このまま性別反転して大人の女になってやろうか? 」


マオ

「 そんな事よりバスローブろよ。

  有るだろ 」


霄囹

「 分かった分かった。

  てやるからにらむな 」


 シュンシュンはベッドの近くに置いてあるバスローブを羽織ってくれる。

 袖をとおして着てはくれないみたいだ。


マオ

「 あのなぁ、バスローブは羽織るもんじゃなくて、着るもんだぞ。

  それより──、ちゃんとした《 宿屋 》を選んで泊まってくれたんだな。

  金貨を50枚も渡したからさ、ケチって無駄づかいしないか心配してたんだよ 」


霄囹

「 マオ……お前もそうとうな過保護だよな。

  僕は父親も祖父も経験してる異形だぞ。

  自分の身ぐらい自分で守れるし、心配しなくていんだ。

  マオは自分の心配してろよ 」


マオ

「 オレだって、自分の身ぐらい守れるぞ! 」


霄囹

「 《 ダンジョン 》に行くんだったな。

  着替えるから待ってろ 」


マオ

朝食モニングは食べたのか? 」


霄囹

「 済ませたよ。

  2度寝してたんだ。

  気持ちく寝てたのに、マオに邪魔されたな。

  ──それにしてもなんで僕のまってる《 宿屋 》が分かったんだよ? 」


マオ

「 あ、それな。

  マオキノがシュンシュンレーダーを作ってくれたんだ 」


霄囹

「 シュンシュンレーダー??

  なんだよ、そのセンスのけらも無い名前は…… 」


マオ

「 シュンシュンを探す為のレーダーだからな。

  オレがけたんだ 」


霄囹

どおりで──。

  キノコンも変なの作るよな 」


マオ

「 見た目はしゃた懐中時計なんだ。

  パカッとけると──ほら、レーダーになってるだろ。

  この赤く点滅してるがシュンシュンだよ。

  白い三角がオレだ 」


霄囹

「 ド◯ゴンレーダーみたいなヤツだな。

  がた版か 」


マオ

「 ド◯ゴンレーダーって?

  ようなレーダーが有るって事か? 」


霄囹

「 ドラ◯ンボ◯ルって漫画が有ってな、それに登場するドラ◯ンボ◯ルを探す為のレーダーさ。

  あれはてのひらサイズのレーダーだが、コイツは懐中時計サイズのレーダーか。

  キノコンの技術りょくにはかんぷくするねぇ 」


 冒険者の格好に着替えたシュンシュンは、性別反転をすると成人男性の姿から少女の姿に変わった。


マオ

「 シュンシュン、に成人男性の装備ひんを買い揃えたんだよ? 」


惷麗

「 僕にはしきれいるからな。

  装備ひんなんてなるさ 」


マオ

「 どうとでもって…… 」


 な予感しかしないな~~。

 もしかして、装備ひんしきれい達に盗ませて(泥棒させて)手にれてるんじゃ……。

 シュンシュンなら有り得るぅ~~。


惷麗

今日きょうの僕もスペシャルデリシャスに可愛いな♥️ 」


マオ

「 デリシャスは違うんじゃないか?? 」


惷麗

いんだよ、そんなのは!

  《 ダンジョン 》に行くんだろ。

  チェックアウトしたら、転移陣で瞬間移動な 」


マオ

「 アベル,プディ,ベレティナより早く着いちゃうかもな 」


惷麗

「 待ってりゃいさ。

  近くで怪物モンスターを狩ってようぜ 」


マオ

「 そうだな 」


惷麗

「 でも、なんで連れてなかったんだ? 」


マオ

「 寝起きのシュンシュンにベレティナは毒だと思ってな~~。

  こんかいは逆になってたかもだけど! 」


惷麗

「 あぁ~~たしかにな。

  アノスの説教を聞く羽目になってたかも知れないしな…。

  1人でて正解だったな、マオ! 」


 シュンシュンとはなしながら廊下を歩く。

 1階へ続く階段をりた。


──*──*──*── 1階


──*──*──*── フロント


 1階に着くとシュンシュンは[ フロント ]でチェックアウトを済ませる。

 シュンシュンと《 宿屋 》をひとの無い場所へ歩く。


──*──*──*── 裏路地


惷麗

いか。

  転移陣を出すぞ 」


 シュンシュンはやみじゅじゅつを使って転移陣を出す。

 あしもとに現れた転移陣を息をするみたいに発動させる。

 陰陽術をつかってるシュンシュンは少女の姿をしていてもカッコイイんだよな。


──*──*──*── フィールド


──*──*──*── 古代遺跡


惷麗

「 アノス,プディ,ベレティナはてないみたいだな 」


マオ

「 《 遺跡 》行きの馬車も出てるし、1時間以内には着くんじゃないか? 」


惷麗

すわって待っとくか。

  スマホ(スマートフォン)が有れば、漫画でも読んで時間をつぶせるんだがな~~。

  セロフィートめぇ!! 」


マオ

「 この時代に合わないスマホ(スマートフォン)なんて持ってたら、いろ(いろ)とな…… 」


惷麗

「 仕方無い。

  オセロやろうぜ 」


マオ

「 オセロなんて持ってないけど? 」


惷麗

「 フフン!

  しきれいは中には使える奴もるって事さ★ 」


 そう言ってニヤッと笑ったシュンシュンは、手作りされたオセロを陰陽陣の中から取りした。

 陰陽陣も便利だな。

 鞄なんてらないじゃないかよ。


惷麗

「 どうだよ。

  こんな事も有ろうかと手先の器用なしきれいに作らせといたんだ 」


マオ

「 やるなぁ、シュンシュン。

  わるが働くなぁ~~ 」


惷麗

わるは余計だ。

  ほら、とっととするぞ! 」


 アベル(アノスベルド),プディ,ベレティナが到着する迄、シュンシュンが用意したオセロで遊ぶ事になった。

 オセロかぁ、久しりだな。

 囲碁じゃづるさんには勝てないけど、オセロだったらづるさんにも勝てるかな?

◎ 訂正しました。

  「 どうにでもって…… 」─→「 どうとでもって…… 」

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