表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/49

✒ 惷麗の秘め事 2


???

「 おまえさぁ、分かってんのか? 」


???

なにがですか、先輩 」


先輩

「 すっとぼけたような顔すんなよ。

  相手は女……じゃないんだろ?

  アレだろ、アレ── 」


???

「 アレじゃ分かりませんよ…… 」


先輩

「 ほらっ、俺が言いたいのはだな──アレだよ! 」


???

「 だから、なんですか?

  ハッキリ言ってくださいよ 」


先輩

「 ………………………………付いてるんだろ。

  ………………………………付いてる奴なんだろ?

  ………………………………付いてる──(////)」


???

「 …………なんで先輩が顔を赤らめてるんですか!

  それ、ほんならオレのほうですからね! 」


先輩

「 だってよぉ~~~~。

  手塩に育ててる可愛い後輩がだぞ、『 気になる相手が出来ました 』って言われたら、嬉しいじゃないかよ!

  俺はな、同僚達に報告までして酒をおごったんだぞ!

  “ めでたい ” と思ったからだぞ 」


後輩

なんで勝手に言いふらしてくれてるんですか、先輩!

  酒のツマミにしないでくださいよ…… 」


先輩

「 それだけ嬉しかったんだよ!

  先輩ごころを分かれよ。

  おまえにだって後輩が出来たら、俺の気持ちがわかときるさ! 」


後輩

「 ………………オレは同僚に言いふらしたりはしませんけどね 」


先輩

「 根に持つなって。

  済んだ事なんだから、笑って許せよ★ 」


後輩

「 …………こんは相談する相手を変えようと思います… 」


先輩

「 ちょ、待てって!

  わるかったよ。

  このとお~~り、謝るからこんかいだけはおおに見てくれって──な? 」


後輩

「 はぁ…………仕方無い先輩ですね…。

  こんかいこっきりですからね! 」


先輩

「 サンキュー。

  それでだ──普通はさ、相手は “ 女だ ” って思うだろ?

  なのになんで、おまえは──わざ(わざ)付いてる奴なんかを── 」


後輩

「 異性じゃなくて同性なのが気にわないんですか? 」


先輩

「 だってよぉ──。

  おまえ、女にモテるじゃん 」


後輩

「 ………………そうですね。

  がたい事に、そこそこ……モテますけど…… 」


先輩

「 そうだろ!

  異性に──、女にモテるってのにだぞ『 なんで男に向かって走るんだよっ!! 』って事を言いたいんだ!

  女のなにが不安なんだ?

  女のほうがサイコーだろ!

  おまえとベッドインしたくて擦り寄ってる女を無視して、なんで男に走るんだ!!

  女にしとけよ、胸あるし!

  太股やしりは柔らかいし、抱きごこいし── 」


後輩

「 …………………………パフパフしてもらえるし──ですか? 」


先輩

「 そうだよ!

  パフパフだよっ!!

  男のマンだろ♥

  豊満で弾力が有って柔らかい胸や太股に顔を挟ましてくれて、パフパフ癒してくれる天使ちゃんは、女だけなんだよ!!

  男のたいらなむないたでパフパフは出来ないんだ!

  男の柔らかみの無い太股に顔を挟んでパフパフなんて出来ないだろ。

  イチモツが頭に当たって気持ちわるいだろ!!

  頼むから、めないでくれ!! 」


後輩

「 先輩……落ち着いてくださいよ!

  先輩の発言、ギリギリアウトですよ!

  ずかしいですから、少しこえ音量ボリュームげて話しましょうよ… 」


先輩

ずかしくない!

  なにずかしい話しなんてしてないだろ!

  俺は男のマンについて語ってるんだよ 」


後輩

「 ………………先輩……パフパフは素面シラフで語る内容じゃないと思います…… 」


先輩

「 なぁ、女にしとけって。

  女には困って無いんだろ?

  だったら、女でいじゃないかよ 」


後輩

「 ………………オレをしたってもらえるのは嬉しいですよ。

  でも……だからと言って…………彼女達に望まない妊娠なんてさせたくないじゃないですか…。

  彼女達にだって、大きく羽ばたく可能性が有るんですよ。

  ごもってしまったら……叶えたい夢を諦める事になりますよ!

  子育てに追われて、羽ばたく事だってむずかしくなります…… 」


先輩

「 はぁ??

  おまえの子供が欲しくて寄っててるんだぞ。

  ませてやればいじゃないか。

  結婚しないで嫁と子供のる冒険者なんていくらでも── 」

 

後輩

「 そんな不誠実な関係に女性となるなんていやですよ…… 」


先輩

「 はぁぁぁぁぁあ??

  男にめるほうが、よっぽど不誠実だろうがっ!! 」


後輩

「 僕はめるなんてかけも無いんですけどね……。

  彼は……━━━━さんは、僕の恩人なんですよ。

  “ 恩人と親しくなりたい ” って思うのが、そんなに悪い事なんですか?

  オレはただ──、━━━━さんと仲良くなって食事をしたり、遊びに出掛けたり──して、楽しい時間をともに過ごしたりして──(////)

  こ…恋人とか……そんな深い関係になる事は別に求めてなくて──(////)」


先輩

「 頼むから、めないでくれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!

  俺が義妹いもうとに殺されるぅぅぅぅぅぅぅ~~~~!! 」


後輩

なんで先輩の義妹いもうとさんが出てるんですか!? 」











???

「 ( あのあと、先輩をなだめるのに一晩も掛かったんだよな……。

  義妹いもうとさんにベタれ過保護な先輩って面倒このうえなかった── )」


ショウレイ

「 あ、やっと起きた。

  少し飲み過ぎたんじゃないか?

  そろそろめないとに響くぞぉ~~ 」


???

「 ━━━━さん??

  …………………………オレ、もしかして寝てました?? 」


ショウレイ

「 30ぷんくらいな 」


???

「 ………………………………夢を見てたんだ…… 」


ショウレイ

「 へぇ?

  オレがとなりるのに誰の夢を見てたんだ?

  けるなぁ~~ 」


???

「 なっ……(////)

  からかわないでくださいよ!

  ………………義妹いもうとに過保護な先輩をなだめてたときの夢ですよ… 」


ショウレイ

「 へぇ?

  それは詳しく聞きたいな。

  先輩とは仲良いのかな? 」


???

「 そんなに仲がい訳じゃ……(////)

  それより、━━━━さんの冒険者ばなしを聞かせてください。

  もっと━━━━さんのはなしを聞きたいです。

  ………………オレ、━━━━と仲良くなりたい……ですし(////)」


ショウレイ

「 あれ?

  仲良しだって思ってたの、オレだけって事?

  傷付くなぁ~~。

  とっくの昔に “ 友達 ” になってると思ってたのに── 」


???

「 えっ??

  それ…………ほんとうですか?? 」


ショウレイ

「 おいおい──。

  嘘を言ったりして、オレになんのメリットが有るんだ?

  だいぶん、酔ってるみたいだなぁ~~ 」

 

 ショウレイは悪戯っ子みたいにニカッと笑う。


???

「 ━━━━さん!

  その笑いかたずるいですからね!(////)」


 ショウレイと向き合うようすわる人物は顔を赤らめながら言う。

 どうやらショウレイに気が有るらしい??

 ショウレイはまんざらでもない顔をして、人物をのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ