⭕ 僕らのエロフ♥ 5
──*──*──*── カウンター
店員さんが附与の施された魔鉱石の入っている箱を出して見せてくれる。
惷麗
「 加工済みだから小さいんだ。
まるで宝石みたいに綺麗だろ 」
シュンシュンは何でか自慢気にベレティナへ説明している。
オレがシュンシュンに言ってた説明をまんま使ってないか?
惷麗
「 色々な色をして綺麗だろ。
附与の種類に依って宝石よりも値段が高くなる場合も有るんだぞ!
魔鉱石もそこそこの値段はするんだが、宝石程じゃない。
因みにだが、宝石には附与が出来ないんだ 」
マオ
「 …………………………完全にオレが教えた事じゃんかよ 」
惷麗
「 良いだろ、別にぃ!
武器,防具を痛み難くしたり、壊れ難く出来る附与が有るんだ 」
マオ
「 武器強化の附与と防具強化の附与だよ 」
惷麗
「 強化させると長持ちするから重宝されてる附与だ。
重量軽減の附与も大事だぞ。
それと──── 」
マオ
「 防御力上昇の附与,攻撃力上昇の附与,素早さ上昇の附与,歩数上昇の附与,物理ダメージ軽減の附与,魔法ダメージ軽減の附与,状態異常軽減の附与,体力回復上昇の附与,疲労回復上昇の附与──だろ、シュンシュン 」
惷麗
「 おい、マオ兄さん──。
僕が言おうと思ってたんだぞ!
横取りするなよな! 」
マオ
「 言えるのかぁ~~?
ベレティナ、装飾品にどの附与を付けるか選ぼう。
武器の装備が出来ないベレティナには、武器強化の附与は必要無ないから、アベルの方に回すとして──、防具強化の附与,重量軽減の附与で1つ。
防御力上昇の附与,攻撃力上昇の附与で1つ。
物理ダメージ軽減の附与,魔法ダメージ軽減の附与で1つ。
素早さ上昇の附与,歩数上昇の附与で1つ。
体力回復上昇の附与,疲労回復上昇の附与で1つ。
状態異常軽減の附与で1つ。
──装飾品は7つ有るから、後3つの附与を付けれるな。
同じ附与のされた魔鉱石を幾つ付けても効果は変わらないから、他の附与を探そう 」
惷麗
「 なぁ、マオ兄さん。
状態異常軽減の附与を持ってると眠気防止の附与は効果有るのか? 」
マオ
「 軽減だから、防止の附与は効果が有るよ。
ベレティナ、精霊魔法を使う時は呪文や呪歌の詠唱をするのか? 」
ベレティナ
「 いえ……詠唱はしません。
精霊様へ祈り──真心捧げるだけですから…… 」
惷麗
「 真心捧げる??
どういう事だよ? 」
ベレティナ
「 『 今から精霊魔法を使わせて戴きます 』と精霊様へ伝える行為です。
精霊魔法を使う時には必ず精霊様へ伝える決まりとなっています 」
惷麗
「 因みに精霊魔法を悪用する事は可能なのか? 」
マオ
「 こら、シュンシュン!
何て事を聞くんだよ。
でも、少し気になるかも…… 」
ベレティナ
「 悪用ですか?
しようと思えば出来ると思います……。
精霊魔法を悪用したからと言って、精霊様が御怒りとなる事も無かったと思います…… 」
惷麗
「 精霊魔法は問題無く “ 悪用は出来る ” って事だな。
なら、精霊魔法でムカつく主人を消し炭にして逃げれるんじゃないか?
これなら装備する武器なんて要らないよなぁ 」
マオ
「 た……確かに!
精霊魔法は元素魔法より強力だからな、人間が精霊魔法を食らったらひとたまりも無いよ。
残りの3つは魔法に関連する附与を探してみるか── 」
ベレティナ
「 有り難う御座います(////)」
店員さんに相談しながら、魔法を使用する際に有利となる様な附与を探す事にした。
そうしている間にプディを抱っこしたアベルが付き添いの店員さんとカウンターにやって来た。
装飾品を選び終えたのかな?
マオ
「 アベル、気に入った装飾品は見付けられたか? 」
アノスベルド
「 うん!
プディと御揃いのブローチにしたんだよ。
僕の瞳と同じ色を似てる色の魔鉱石に変えてもらうんです 」
マオ
「 ブローチか──良いな。
オレもセロと御揃いのブローチを買おうかな♪ 」
惷麗
「 お前、ペアもん好きだもんなぁ。
それなら、真友兼妹の僕と御揃いの装飾品も買おうぜ 」
マオ
「 シュンシュンと御揃いの装飾品は遠慮したいかな。
セロから〈 テフ 〉に変換されたくなかったら諦めろよ。
折角だからセイリースさんに買ってくかな 」
マオ
「 アベルも附与された魔鉱石を装飾品
店員さん
惷麗
「 僕が傍
マオ
「 シュンシュン、有
アノスベルド
「 惷
不安しか無いんだけど…… 」
惷麗
「 減らず口
経験者の僕を信じろよ 」
シュンシュンとアベル
オレは店員さん
◎ 訂正しました。
加工済
難
逃げるんじゃないか? ─→ 逃げれるんじゃないか?
真
選んでこい来




