表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/49

⭕ 僕らのエロフ♥ 4


──*──*──*── 装飾屋


 《 装飾アクセサリー屋 》に入店すると、てんないで仕事をしていた店員さん(従業員)達に総出で出迎えられた。

 ぜんかい──シュンシュンに装飾品アクセサリーを買ったときに現金でいっかつばらいしたもんだから、完全に “ 高額な買い物をしてくれる御得意様 ” って感じになってるんだろうな。

 丁寧に出迎えられて悪い気はしないけど、アベル(アノスベルド)とベレティナはなにごとなのかと驚いている。


 アベル(アノスベルド)とベレティナにけいを話しとかないとだな。


マオ

「 シュンシュンが冒険者デビューするときに、このみせ装飾品アクセサリーを買った事が有るんだ。

  今日きょうはアベルとベレティナが装備する装飾品アクセサリーを選んで買うからな 」


アノスベルド

「 僕のぶんいの?

  一族のほうにするよっ!! 」


マオ

ほうにするほどでも無いんだけど……。

  アベルに買うとほうが増えてくな~~ 」


 オレは店員さん(従業員)こんかいらいてんした理由を話した。

 アベル(アノスベルド)とベレティナに装備させたい装飾品アクセサリーを選びたい事を伝えると、さま対応してくれる。

 取り敢えず、アベル(アノスベルド)とベレティナに装飾品アクセサリーを選んでもらう事にした。


アノスベルド

「 マオにぃさん、装飾品アクセサリーって必要なの? 」


マオ

装飾品アクセサリーは武器,防具を痛みにくくしたり、壊れにくくする補助具として使われているんだ。

  武器,防具には附与が出来ない代わりに、装飾品アクセサリーにはいろんな効果を附与する事が出来るからちょうほうするんだよ 」


アノスベルド

「 附与ぉ? 」


プディ

「 ぷてぃ? 」


マオ

いろんな種類の装飾品アクセサリーが有るから、ずは着けても邪魔にならない種類の装飾品アクセサリーを探そう。

  そのあとで附与のされている魔鉱石をカウンターで見せてもらうんだ。

  魔鉱石を選んだら、装飾品アクセサリーに埋め込んでもらうんだよ 」


アノスベルド

「 えぇと……装飾品アクセサリーに附与されてないの? 」


マオ

「 気にった装飾品アクセサリーに好きな附与のされている魔鉱石をあとから嵌め込んでもらった装飾品アクセサリーを買うのが一般的だよ。

  そのほうが選択肢が増えるんだ 」


アノスベルド

「 そうなんだ…。

  装飾品アクセサリーを選ぶなんて初めてでドキドキする~~(////)

  マオにぃさん、プディにも選んでいかな? 」


マオ

「 勿論だよ 」


プディ

「 ぷってぃ(////)」


 プディは嬉しそうにからだを揺らしている。

 装飾品アクセサリーを買うのは別に構わないんだけど──、一体に付けるつもりなんだろうな?

 そもそも怪物モンスターのプディって人間用の装飾品アクセサリーを装備する事が出来るのか??


惷麗

「 スライムに装飾品アクセサリーなんてらないだろ。

  ただでさえ装飾品アクセサリーは高額なんだ。

  マオにいさんに無駄づかいさせるなよ 」


プディ

「 ぷてぃ゛!! 」


アノスベルド

しゅんれい、最低ぇ!

  プディに謝れ! 」


惷麗

「 はぁ?

  僕は事実を言ってるに過ぎないだろ 」


マオ

「 ストップ!

  ベレティナもるんだぞ。

  てんないこうろんしない!

  アベルはプディと一緒に気になる装飾品アクセサリーを探してくれな。

  店員さん(従業員)が付き添ってくれるから、相談したらいよ 」


アノスベルド

「 は~~い♪

  お姉さん、宜しく御願いします 」


店員

「 は、はい!

  かしこまりました(////)

  お任せください 」


 アベル(アノスベルド)とプディの事はプロの店員さん(従業員)に任せる事にして、オレはシュンシュンと一緒にベレティナに装備させる装飾品アクセサリーを選ぶ事にした。


 ベレティナはオドオドしながら棚に並んでいる装飾品アクセサリーを見ている。

 奴隷ドンクラが《 装飾アクセサリー屋 》にるなんて事は無いからな~~。

 こんなにたくさんの綺麗な装飾品アクセサリーを目のまえにしたら身体からだが震えるのは仕方無いかも知れないな。


惷麗

「 無難なのは腕輪ブレスレット指輪リングだよな。

 ベレティナは美人だからな首飾り(ネックレス)いそうだし、足輪アンクレットいよな 」


ベレティナ

「 美人だなんて……(////)」


惷麗

けんそんしなくていからな。

  もっと胸を張って背筋を伸ばせよ。

  ベレティナは自分の容姿に自信が無いのか?

  少しくらい自意識過剰になったほういかもな 」


マオ

「 ははは…… 」


 シュンシュンはベレティナの世話を焼きたいみたいだ。

 ()ねたすえに買ったエルフだから、余計なのかも知れない。

 ヒモパンブラを完全に諦めてくれたかは分からないけどな……。


 シュンシュンはいろんな種類の装飾品アクセサリーから、ベレティナにいそうなデザインの装飾品アクセサリーを探してくれている。

 まるで面倒見のあねみたいにベレティナの意見を聞いて、ベレティナをそんちょうしながら選んでいる。

 に対して “ そんちょう ” しているシュンシュンを見るのは初めてかも知れないぞ。


惷麗

「 マオ、こんなもんでいだろ 」


マオ

腕輪ブレスレットが2つ,指輪リングが2つ,足輪アンクレットが2つ,首飾り(ネックレス)が1つ──か。

  いんじゃないか 」


ベレティナ

「 あの……多過ぎるのでは無いですか?

  私は奴隷ドンクラなのに…… 」


惷麗

きゅうくつな考えは捨て去れよ。

  ベレティナは男しかないパーティを華やかにしてくれる天使様エロフなんだからな! 」


 どうやら、シュンシュンにとってベレティナは、あくまでも “ エルフ ” じゃなくて “ エロフ ” らしい。

 はぁ……さきが思いやられるなぁ~~。


ベレティナ

「 あの……嵌め込む穴が無いみたいですけど── 」


マオ

装飾品アクセサリーに魔鉱石を嵌め込む作業は職人さんの仕事だよ。

  職人さんのセンスに “ お任せ ” でもいし、に嵌め込みたいか希望が有るならデザイン用紙にしるしをするんだ 」


惷麗

「 希望が有る場合はデザイン用紙代も加算されるんだったよな。

  ベレティナは希望とか有るか? 」


ベレティナ

「 い…いぇ……初めてなので……。

  特に希望は無いです…… 」


惷麗

「 まぁ、そうだよな。

  よし、なら僕が魔鉱石のいろを見ながら考えてやるよ。

  使うデザイン用紙は7枚になるな。

  僕よりも2枚多いじゃないかよ 」


マオ

装飾品アクセサリーはシュンシュンが選んだんだからな。

  大事な仲間の必要な買い物なんだからな、値段の心配はしなくていよ 」


惷麗

「 それでこそ、パーティの財布リーダーだな♥ 」


マオ

「 財布を “ リーダー ” って読まない! 」


 オレは付き添ってくれている店員さん(従業員)に7枚のデザイン用紙が必要な事を伝える。

 シュンシュンが選んだ腕輪ブレスレット指輪リング足輪アンクレット首飾り(ネックレス)のデザインと同じデザイン用紙をカウンターに用意してもらえるだろう。


惷麗

装飾品アクセサリーじゅうぶんだな。

  次は附与されてる魔鉱石を見よう 」


マオ

「 じゃあ、カウンターに行って店員さん(従業員)に見せてもらおう 」


 選んだ装飾品アクセサリーを持ってくれている付き添いの店員さん(従業員)こえを掛けて、附与のほどこされた魔鉱石を見たい事も伝える。

 店員さん(従業員)は丁寧な応対でカウンターへ案内してくれた。

◎ 訂正しました。

  プロの店員さん《従業員》 ─→ プロの店員さん(従業員)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ