表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/49

⭕ 僕らのエロフ♥ 2


──*──*──*── 冒険者ギルド


マオ

「 よし、〈 サムシンググレート 〉への登録終了だな。

  これでベレティナも〈 サムシンググレート 〉の一員だ 」


惷麗

「 とうとう待ちに待ったエロフが仲間になったんだな!

  僕はしんしんともたされているっ!! 」


アノスベルド

いち(いち)おおだよね 」


プディ

「 ぷてぃ… 」


マオ

ずは簡単な自己紹介をしとこう。

  ばなしなんだから、すわれる場所へ移動しよう 」


 オレはみんなを誘導して、すわって話せる場所へ移動した。


──*──*──*── テーブル


マオ

ずは、オレから自己紹介するな。

  オレはマオ・ユーグナル。

  エスランク冒険者で、エス級冒険者パーティ〈 サムシンググレート 〉の一員だ。

  リーダーはセロフィート・シンミンなんだけど、今は留守にしてるからオレがりんでリーダー代理をしてるよ 」


アノスベルド

「 次は僕だね!

  僕はアノスベルド・ユーグナルだよ。

  シィランク冒険者で、マオにぃさんと同じくエス級冒険者パーティ〈 サムシンググレート 〉の一員だよ。

  この子は僕のバディ(相棒)でプディだよ 」


プディ

「 ぷってぃ~。

  ぷてぃぷてぃ~ 」


アノスベルド

「 プディは知能が高くて賢いスライムだよ 」


惷麗

「 僕が最後かよ。

  僕はシュンレイ・ユーグナルだ。

  可憐で可愛い美少女だろ!

  僕もシィランク冒険者で、マオにいさん,アノスにいさんと同じエス級冒険者パーティ〈 サムシンググレート 〉の一員だ。

  女の子同士、ちちくり──仲良くしようねぇ♥ 」


マオ

「 ベレティナ、シュンシュンにはじゅう(じゅう)気を付けるように! 」


アノスベルド

「 プディがね、『 れんセクハラかん野郎のしゅんれいからベレティナの安全を守る 』って言ってるよ。

  安心していよ 」


プディ

「 ぷてぃ! 」


惷麗

「 おいコラ、誰が “ れんセクハラかん野郎 ” だって! 」


アノスベルド

「 自覚してないの?

  しゅうしょうさまレベルの “ 困ったちゃん ” だね、プディ 」


プディ

「 ぷってぃ! 」


惷麗

あとからといて、おまえなぁ── 」


マオ

「 シュンシュン、いち(いち)反応しない!

  ベレティナは冒険者にはなれないけど、戦えるように鍛えてもらう事になるから、そのつもりで覚悟してほしい。

  護身術も教えるから、身に付けるようにな。

  き残る為に必要不可欠なサバイバル術も教えるから。

  あとは── 」


惷麗

「 マオ、落ち着けよ。

  ベレティナにもペースってもんが有るだろ。

  時間は有るんだから、じょ(じょ)に教えてやればいさ。

  女の子にスパルタは厳禁だぞ 」


マオ

「 スパルタぁ?!

  オレはスパルタなんてしないぞ。

  セロのスパルタでりてるんだからな 」


惷麗

「 いゃいゃいゃ、おまえは普通にスパルタだからな。

  セロフィートに鍛えられてる所為で麻痺してるんだよ。

  自覚しろ 」


マオ

「 オレは優しいよ。

  丁寧に教えるし── 」


アノスベルド

「 ねぇ、そろそろ《 冒険者ギルド 》を出て《 防具屋 》へ向かおうよ 」


プディ

「 ぷてぃ 」


マオ

「 あ、そうだな。

  日が暮れるまえに《 防具屋 》で買い物を済ませよう 」


惷麗

「 精霊魔法を使うなら動き易い衣装にしないとな!

  ミニスカな、ミニスカを選べよ! 」


マオ

「 ミニスカートなんて無いから!

  仮に売ってても買わないから!

  《 ダンジョン 》での肌のしゅついのち取りだからな 」


惷麗

「 チェッ(・ε・ )

  おもしろくないなぁ……。

  折角、エロフのなまあしとパンチラをおがめると思ったのに! 」


マオ

おがむな! 」


 セクハラ発言ばっかりするシュンシュンの事は、取り敢えず無視する事にした。

 《 冒険者ギルド 》を出してから寄り道をせずに《 防具屋 》をして徒歩で移動した。






──*──*──*── 防具屋


マオ

「 う~~ん…………防具系は感じでいかな? 」


アノスベルド

「 可愛いと思う。

  ってるよね、プディ 」


プディ

「 ぷてぃ♪ 」


惷麗

「 太股チラリしないのが残念だけどな!

  わるくないんじゃないか。

  ベレティナの髪と瞳に合わせた色を選んだのは無難な判断だと思うぞ 」


マオ

「 ベレティナ、どうかな?

  変更したい箇所が有れば遠慮無く言ってくれると助かるんだけど…… 」


惷麗

「 言葉どおり、遠慮なんてする必要は無いからな。

  マオにいさんに金持ちなんだ。

  気になるのが有れば、今のうちに言っとけ。

  全部、買ってくれるからな! 」


マオ

「 全部は言い過ぎだから!

  必要なものしか買わないから! 」


ベレティナ

「 ………………いえ……奴隷ドンクラの私に……こんなに立派な防具を買って頂けるだけで…………じゅうぶんです…… 」


アノスベルド

「 泣いちゃったね 」


惷麗

まえの冒険者パーティの扱いがひどかったんじゃないのか?

  ボロボロのうすぬのを着てたからな。

  じついセ──けしからんセンスだったな! 」


アノスベルド

「 ボロボロのうすぬのを絶讚するなら、しゅんれいが着たらいじゃん 」


惷麗

「 冗談、言うなよ。

  高貴な僕が、あんなボロボロのうすぬのを着る訳が無いだろ!

  ボンキュッポンなボディをしてるエロフが着るから最高なんだよ!!

  エロチズムの分からんガキは黙ってろ! 」


アノスベルド

「 分かるもんっ!! 」


プディ

「 ぷてぃ?!

  ぷてぃ゛~~ 」


マオ

「 アベル、無理して張り合わなくていからな。

  オレだって “ エロチズム ” がなんなのか分からないんだ。

  知らなくても困らないさ 」


アノスベルド

「 ………………マオにぃさんが知ってたら、セロフィート様が暴走しちゃうから…… 」


プディ

「 ぷ…ぷてぃ…… 」


惷麗

「 ははっ!

  そりゃ、ものだな★ 」


マオ

「 ベレティナがければ、支払いを済ませてるよ 」


惷麗

「 折角だし《 装飾アクセサリー屋 》にも行こうぜ。

  ベレティナにも附与された装飾品アクセサリーを身に付けさせないとだろ 」


マオ

「 《 武器屋 》に行ったあとでな。

  装飾品アクセサリーはアベルのぶんも買うから 」


アノスベルド

「 わぁい!

  がとう、マオにぃさん♥ 」


 オレはレジカウンターに移動して、ベレティナの為に選んだ防具るいいっしきの支払いを済ませた。

 かなりの金額だったけど、必要経費だから問題無いと思いたい。

 事情を話せばセロだってわかってくれるさ!


 嬉し泣きしているベレティナはシュンシュン,アベル(アノスベルド),プディがなだめてくれたみたいだ。

 《 防具屋 》での買い物を済ませたあと、オレ達は《 防具屋 》を出て、《 武器屋 》をして移動した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ