表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/49

✒ お掃除しよう


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── フィールド


──*──*──*── キャンプ地


 昨日きのう夕食ディナーゴブランコ(ブタ)を3体ったあとベラシッカ(鹿ジカ)を5体った。

 り終わったゴブランコ(ブタ)ベラシッカ(鹿ジカ)なにもせずに2枚の魔法マジカルの袋(バッグ)に分けてれてから、シュンシュンの魔法マジックの鞄(バッグ)の中にれた。


 そのあとは森の中へはいって、仕掛けた罠を確認して回った。

 それ(ぞれ)の罠に掛かっていたノブラット(野ネズミ)サーペビス(森ヘビ)を回収して、あらたに罠を仕掛けてから《 キャンプ地 》に戻った。


 今はノブラット(野ネズミ)を解体して、下処理をしているさいちゅうだ。

 作業をしてるのは誰でもなくオレ、マオ・ユーグナルだ。

 シュンシュンにはサーペビス(森ヘビ)キバを抜く作業を任せている。


惷麗

「 蛇のキバなんて集めてなんに使うんだよ?

  それにりにした蛇ってんだ? 」


マオ

キバは素材になるし、いだ皮も素材になるみたいだな。

  肉はくすりを作る原料に使うんじゃなかったかな? 」


惷麗

くすりだって?

  食べるんじゃないのか? 」


マオ

「 う~~ん、食べれない事はないな。

  なんなら、今夜はサーペビス(森ヘビ)の肉を使って蒲焼きと唐揚げでもするか? 」


惷麗

「 はぁぁぁぁぁぁぁ?

  なにが悲しくて蛇の肉を食べないといけないんだよ!

  《 露店 》でった肉が有るじゃないか! 」


マオ

「 えぇ~~。

  蛇肉って意外とプリプリしてるから、蒲焼きにするといんだぞ。

  蒸してもいよ 」


惷麗

「 断固、拒否する!! 」


マオ

「 分かったよ。

  蛇肉は使わないよ 」


 ふふぅ~~~~ん。

 ミンチにした蛇肉を使ってハンバーグでも作ってやろっと!

 パンに挟んでバーガーにしてもいかな~~。






マオ

「 よし、《 冒険者ギルド 》へ行くか!

  ノブラット(野ネズミ)り,サーペビス(森ヘビ)りは当分、このまま続けよう。

  ゴブランコ(ブタ)り,ベラシッカ(鹿ジカ)りも定期的にり続けよう 」


惷麗

「 新しい依頼を受けるんだな? 」


マオ

「 シュンシュンの冒険者ランクをシィランクに上げるには、依頼を達成し続ける必要が有るからな!

  シュンシュンならぐにシィランクになれるよ! 」


惷麗

「 フフン!

  当然だ!

  僕もぐにエスランク冒険者になってるやるよ! 」


 《 冒険者ギルド 》を目指して《キャンプ地 》を出発した。

 フィールドを歩いていると、オレとシュンシュンの前に冒険者があらわれた。

 冒険者は6めいる。

 パーティかも知れないな。


惷麗

なんだよ、お前は?

  みちふさぐなよ、邪魔だろ!

  さっさと退けぇ! 」


マオ

「 シュンシュン──。

  初めてさんに対して、そのものいはと思うぞ~~ 」


惷麗

「 あぁ゛?!

  通行の妨害をするヤツだぞ。

  にんそうも悪いし、からぬ事をたくらんでるってそうは決まってるだろうが! 」


マオ

はなしも聞いてないのに決め付けるのは早い──って言ってるんだけど?

  えぇと──、なんの用かな?

  オレ達、今から《 冒険者ギルド 》に行くんだけど── 」


冒険者:男A

「 お前ぁ!!

  誰から許可って、彼処あそこにテント張ってんだ! 」


冒険者:男B

彼処あそこは俺達の縄張りなんだよ!

  テントと荷物を置いて、さっさと失せな! 」


冒険者:男C

「 見掛けねぇ奴だから新米冒険者だろ。

  フィールドにはなわりが有るんだ!

  覚えとけよ! 」


マオ

「 フィールドになわり?

  初耳だな。

  それに冒険者になり立てなのは、オレの妹だけだ。

  オレはエスランク冒険者だぞ。

  知らないなら、教えといてやろう。

  フィールドに人間のなわりなんて無い。

  フィールドは怪物モンスター領域テリトリーだ。

  がましいにもほどが有るぞ。

  初歩的な常識を知らないなんて、お前達のほうが新米冒険者じゃないのか? 」


惷麗

「( 僕の事を言える立場かよ……。

   僕よりも喧嘩ごしじゃないか。

   まぁ、マオは親切しんで教えてるんだろうが、言い方がねぇ )」


冒険者:男D

「 ──このガキが!

  子供がエスランク冒険者な訳が無いだろ!!

  嘘をくんじゃねぇぞ!! 」


冒険者:E

「 痛い目に遭わせてやらねぇと分からねぇみてぇですぜ、ザガルダさん! 」


冒険者:ザガルダ

「 そのようだな。

  《 ダンジョン 》攻略での売れてるビィ級冒険者パーティにくちごたえするとは、威勢のい新米冒険者だな。

  少し遊んでやれ! 」


マオ

「 仕方無いな……。

  シュンシュン、コイツに召喚術を見せてやったらどうかな。

  ディランク冒険者でも、ビィ級冒険者パーティに “ ひとあわ吹かせてやれる ” って事を教えてやろう 」


惷麗

「 ハハハッ!

  なんだよ、それは!

  たった1人のディランク冒険者に、ビィ級冒険者パーティがズタボロにされたとあっちゃあ、評判も信頼もガタ落じゃないのか?

  いだろう、僕の召喚術をザコどもに見せ付けてやるよ! 」


冒険者:男F

「 なんて生意気なガキどもなんだ!

  泣いていのちいしても許してやらねぇ!! 」


冒険者:男C

「 野郎ども

  礼儀知らずな新米冒険者の身体からだに、うえに逆らったら冒険者の掟(ルール)を叩き込んでやろうぜ! 」


冒険者:男D

「 女はこんばんのオカズだな!

  男は《 冒険者ギルド 》ではだかおどりだ!

  笑い者になってもらうぜぇ!! 」


惷麗

「 僕はオカズにされるより、するほうなんだ。

  はだかおどりするのも、お前ほうさ!

  ──封印解除レリーズ!!

  あらわいでよ、忠実なる僕のシモベ!!

  ──びとぉ!! 」


 手に持っている召喚術士用の長いつえかかげて器用にクルクルと振り回したシュンシュンは、かで “ 聞いた事のあるような ” 台詞セリフにも呪文らしく唱える。

 シュンシュンがつえさきっぽを地面を付けると、地面に沢山の陰陽陣がしゅつげんし、6体のびとが召喚された。

 言いかりをけてた冒険者が6めいだからかな?


 その6めいの冒険者達はびとを初めて見る事になる訳で──、腰を抜かしはしてないもののそうとう驚いている。

 全身がしろで、腰巻きを着けた筋肉モリモリのだから、そりゃ言葉も出ないくらい驚くよな。

 か爪はに黒ずんでるしな。


惷麗

「 はぁ~~~~はははははははぁ!!

  どぉだぁ~~!!

  僕の召喚術に恐れおののいたか、ザコどもめぇ!! 」


冒険者:男E

「 こ……コイツ──、怪物モンスターをしやがったのか?! 」


冒険者:男F

「 ちげぇ──、コイツは怪物モンスターじゃねぇぞ!

  魔獣ジエンダだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 」


惷麗

「 はぁ~~~~はははははははぁ!!

  恐怖にゆがんでる顔、じついねぇ~~。

  見てるだけでもゾクゾクしてくるよぉ~~。

  もっと恐怖にゆがんだ ──絶望したサイコーにイケてる顔を見せてくれよぉ~~~~はははははははっ!! 」


 シュンシュン、顔芸が凄いな。

 笑ったら駄目なのに──、笑いをこらえるのが大変だ……。

 すでに6めいの冒険者達は完全に戦意を消失している。


 可愛い女の子の皮が完全にがれた悪魔のようなシュンシュンの顔芸にビビってるのか、正体不明のびとにビビってるのか分からないけど、だいの大人が鼻水をらしながら失禁(お漏らし)している冒険者もる。

 こりゃ、シュンシュンも調子に乗っちゃうよな~~。


惷麗

びとぉ!!

  コイツの身ぐるみをいでぱだかにするんだ!

  装備品や所持品はすべて没収しろぉ!! 」

 

マオ

「 喧嘩を売る相手を見誤ったな。

  こう見えてもオレはエス級冒険者パーティ〈 サムシンググレート 〉の副リーダーなんだ。

  見た目で判断すると痛い目に遭うんだぞ。

  学習が出来てかったな! 」


惷麗

「 僕を編の召喚術士と一緒にするなよ!

  一昨日おとついやがれだ! 」


 シュンシュンは使役しているしきれいを召喚すると、びとに没収させた冒険者達の装備品や所持品を回収させる。

 6体のびとぱだかかれた冒険者達は、びとの手に依って両手首,両足首を紐でむすばれた。


マオ

「 シュンシュン、コイツだけど── 」


惷麗

「 任せろよ、マオ。

  式神に運ばせる 」


 シュンシュンが使役している式神を召喚すると、またまた冒険者達は全身を恐怖で震わせて驚いている。

 あんなに意気がっていたのに式神の姿を見るやいな失禁(お漏らし)をして、情けない顔で懸命にいのちいを始めた冒険者もる。

 びとより式神のほうが恐いって事かな?


惷麗

「 式神──、くさいコイツを砂漠のド真ん中に捨ててい!

  戻ってもどれないよう怪物モンスターを刺激するのも忘れるんじゃないぞ!


 シュンシュンが召喚した3体の式神は6めいの冒険者を2めいずつに分けて掴むと飛び去って行った。


マオ

「 シュンシュン、砂漠のド真ん中にポイさせるなんて~~ 」


惷麗

「 また戦利品が増えたな! 」


マオ

「 押収品な。

  無駄に時間を使っちゃったな。

  早く《 冒険者ギルド 》へ行こう 」


惷麗

しかし、昨日きのうといい今日きょうといい、冒険者が減ったよなぁ。

  いのかよ? 」


マオ

こうわるい冒険者のかずが減ったからって誰も困らないよ。

  新しいかぜれる為に掃除をしてかぜとおしをくするのも大事なんだ 」


惷麗

「 ふぅん?

  掃除ねぇ──。

  なら、どんどんかぜとおしをくして邪魔な冒険者達を排除しないとだな! 」


マオ

ほど(ほど)にな。

  必要あくるんだから、少しは残しとかないとだぞ 」


惷麗

「 安心しろ、マオ。

  ずは──、僕みたいに弱い新米冒険者を対象ターゲットにして出す先輩冒険者に退場してもらうとするさ! 」


マオ

「 新米冒険者潰しはたしかにるよ。

  新米冒険者をものにする冒険者も間違い無くるし──、そういう迷惑行為をめない冒険者は行方知れずになっても困る冒険者はないな。

  シュンシュンの好きにしたらいさ。

  ただし、たないようにな 」


惷麗

「 分かったよ 」


 オレとシュンシュンは《 フィールド 》から出ると、≪ ゼシュカノ(むら) ≫へはいった。

 《 冒険者ギルド 》を目指して歩いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ