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田舎の剣術道場に通う僕は道場主の娘に恋をする  作者: 髙龍


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五十九話

夕食も食べ終わりアリアと2人でのんびりしている。

アリアは我慢できなかったのかキスをしてきてそのまま襲われた。

時間ぎりぎりまで行為をしてアリアは修練へと向かった。




アレンは布団にごろりと横になる。

修練の疲れと先ほどまでの行為で疲労が溜まっていた。

アリアを待っているつもりがいつの間にか眠ってしまっていた。



アレンは体に違和感を覚えて目が覚める。

違和感の正体を探ればアリアが抱きついて寝ていた。

幸せそうな顔をして寝ているアリアを起こすわけにもいかず寝ようとする。

しかし、心臓がどきどきとして眠ることができなかった。

アレンはアリアが起きるまで悶々としたものを抱えながら過ごした。

起きたアリアはアレンに抱きついてたのが恥ずかしかったのか顔を赤くしていた。




朝食も食べ終わり今日も修練の為に道場に移動する。

先輩達と素振りをしていると来訪者がやってきた。

先輩達が驚いている。

来訪者の正体は騎士であるユーリだった。

「どうしたんだ?」

「この近くで任務があってな。ついでだから道主から娘達の様子を見てきてくれと頼まれたんだ」

「そうだったのか・・・」

「それでアリアちゃんは?」

「今、呼んでくる」

そう言って先輩の1人が駆けて行った。

ユーリはアレンを見て言ってくる。

「君がアレン君か。道主からは話を聞いているよ」

「はじめまして。お会いできて光栄です」

「私のことを知っているのか?」

「先輩達からユーリさんのお話は聞きましたから」

「私の話をか?」

「はい。ユーリさんの水晶ももらいました」

「なっ。私の水晶をか?お前達、どういうつもりだ?」

そう言って恐ろしい顔で先輩達を睨みはじめる。

「安心しろって素振りの奴だけだから」

先輩がそう言うとユーリは安心したのかほっと溜息をつく。

そこにアリアが駆けてくる。

「はぁはぁ。ユーリさん。お久しぶりです」

「すっかり大きくなって。元気にしてた?」

「はい」

2人は仲良く話をはじめる。

まるで姉妹のようだ。

アレンは邪魔をしたら悪いと思って距離をとって素振りに戻った。

ユーリはアリアと話しながらも素振りをしているアレンを見てくれているのかアドバイスをくれる。

道主は見て学べというタイプだがユーリは教え慣れているのかわかりやすい。




いつの間にかアリアもユーリとワンツーマンで素振りをしていた。

それに触発されたのか周囲にいる先輩達もいつもより真面目に素振りをしていた。

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