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田舎の剣術道場に通う僕は道場主の娘に恋をする  作者: 髙龍


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四十話

アレンは寝付けなくてごろんと寝返りをうつ。

すると扉がガチャと開く音がした。

音の方を見ればアリアが入って来たところだった。

「アリア・・・?」

「まだ起きてたんだ」

「うん」

「今日は先輩達も疲れてるから今日はもう休めって・・・」

「そっか。先輩達も頑張ってたからね」

「隣で寝てもいい?」

「うん」

「ありがとう」

そう言ってアリアがアレンの横に寝転がる。

それを確認してアレンは眠りに落ちていった。




夜中に目が覚める。

くちゅくちゅと音がする。

音の発生源を探せばアリアの方からのようだ。

アリアの方を見てみれば服をはだけ体を触っていた。

見てはいけないものを見ているようで目を閉じる。

くちゅくちゅという音はまだ続いている。

アレンの頭の中には先ほど見てしまった光景が浮かんでいる。

くちゅくちゅという音が激しくなる。

小さい声だがアリアの声がする。

「アレン・・・。アレン・・・。大好き」

音がとまり「はぁはぁ」とアリアの息遣いが聞こえる。

しばらくするとごそごそと音がする。

そっと目を開けてみる。

先ほどの光景は嘘だったかのように服を正したアリアが横になっていた。

アレンも寝ようとするのだが先ほどのことが気になって中々寝付けなかった。




翌朝、アレンが起きるとアリアはもう起きていた。

アレンは顔を洗いに井戸に向かう。

何度も顔を洗い昨日のことを考えないようにする。

アレンが戻るとアリアは食事の準備をしてくれていた。

2人並んで食事を取る。

「どうしたの?」

「ううん。なんでもないよ」

アレンは普段通りを心掛ける。

「アリアはさ・・・。僕のどこが好きなの?」

「急にどうしたの?」

「いや、聞いたことなかったなと思って」

「剣術に一生懸命なところとか。後は優しいところかな」

「そうなんだ・・・」

「アレンはどうなの?」

「アリアが素振りをしている姿を見て綺麗だと思ったんだ・・・。負けず嫌いなところも嫌いじゃないよ」

負けず嫌いが過ぎてたまにトラブルに巻き込まれることもあるけれどそんなアリアを放って置けなかった。

「アレン・・・。私、幸せだよ」

そう言って笑いかけてくるアリアの顔を見てどきりとする。

「僕もだよ・・・」

自然と2人の距離は近くなる。

唇と唇が近づいていく・・・。

「ごっほん」

2人は慌てて距離を取る。

「せ、先輩・・・」

闖入者は先輩の1人だった。

「邪魔して悪いな」

そう言って先輩は苦笑いしていた。

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