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田舎の剣術道場に通う僕は道場主の娘に恋をする  作者: 髙龍


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百話 アリアの手記10

〇月〇日

私が起きるとアレンはもう起きていた。

食卓に移動して朝の挨拶をするとアレンと被った。

2人で笑いあう。

食事を終え、今日の予定を確認しあった。

アレンは打ち込み稽古をつけてもらうようだ。

私は今日は素振りをすると聞いていた。

2人で不良の先輩達の溜まり場に向かう。

私は不良の先輩達の溜まり場の中に入った。

不良の先輩に振動する棒を渡された。

普通に素振りはさせてもらえないようだ。

それを装着し外に出る。

歩くだけでもきついのにこんな状況で素振りなんてできるのだろうか。

予想通り素振りをする度に力が抜けそうになる。

不良の先輩達はそれを楽しそうに眺めている。

途中何度も座り込んでしまった。

不良の先輩達は夕方まで許してくれなかった。

疲労でフラフラする。

不良の先輩に支えながら不良の先輩達の溜まり場に戻った。

当然のように不良の先輩達の溜まり場に連れ込まれた。

疲労でいっぱいいっぱいだったが私は相手をさせられた。

食事の為に母屋に戻りいい雰囲気になりアレンとキスをした。

時間があればアレンとしたかったけれど不良の先輩達を待たせている。

残念な気持ちのまま不良の先輩達の溜まり場に向かった。

不良の先輩達の気のすむまで相手をさせられた。

母屋に戻るとアレンはまだ起きていた。

どうやら今日の打ち込み稽古で思うところがあるらしかった。

私はアレンに身内にしか見せてはいけない秘伝書を渡すことにした。

アレンは夢中になって秘伝書を読んでいる。

玩具を与えられた子供みたいで可愛かった。

いつまでも見ていたいけれど寝ないと次の日に響きかねない。

アレンを促して眠りについた。




〇月×日

アレンより先に目が覚めた。

顔を洗いに井戸に向かう。

アレンもすぐに起きてきた。

私は食事を用意する為に戻り2人で食事をとった。

2人で不良の先輩達の溜まり場を目指す。

私が中に入ると今日も振動する棒を渡された。

拒否権はなく受け入れるしかなかった。

歩くだけでやはりきついが移動しないとアレンに気づかれてしまう。

移動を終えても安心はできなかった。

不良の先輩達はにやにやしてこちらを見ている。

素振りをするのはやはりきつかった。

夕方までその状態は続き解放された。

母屋の井戸に向かうとアレンが体を洗っているところだった。

体を見れば打ち身がいくつもある。

私はアレンに声をかけてから薬箱を持ってきてアレンを治療した。

2人で食事をして私は不良の先輩達の元に向かった。

昼間、発散していないからだろうか不良の先輩達は元気だった。

満足するまで相手をさせられ母屋に戻るとアレンが修練をしていた。

その姿を眺める。

いつまでもアレンのその姿を見ていたかった。

アレンは汗を流すというので先に戻る。

かっこいいアレンの姿を見ていたら我慢できなかった。

アレンを誘って行為に流れ込んだ。

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