1話 正夢じゃね?
正夢とは、夢で見たものが現実化する夢の事で予知夢とも言われているが、これは僕の正夢の話である。
僕はある日突然明晰夢を頻繁に見るようになった。
※明晰夢→夢だとわかっていて見る夢の事
夢だとわかっていて見ているから案外楽しそうだと思われると思うが僕の場合はそんな事はなく夢だと思っていても怖い夢は怖いし、楽しい夢は楽しいと感じた
でも夢とわかっているから気楽に楽しめるのは良いなと思う
最初は良かったんだけど段々とリアリティって言うか何と言うか現実っぽいなと思う夢が増えて来たんだ。
それでふと思ったこれ正夢だったりしないかと
と言うのも事の発端となった夢の内容は僕の友達が屈んだ時肌が見えて胸当たりに痣のようなものができてるのが見えた如何にもヤバそうな感じがして夢と理解しててもビビるくらいだった。暴力でなるような感じじゃなく病気でなる的なやつで、、、
本当に心配だし不安。
不登校の俺に聞く手段は限られてくる学校には行きたくないし電話かゲームのVCしかないか
でもいきなり聞くのもなんか変だしなぁ、、
そんなこんなで夢を見てから3日ほどたった今日
その友達から一緒にゲームしようぜと誘われた。
なんか変な奴だと思われるかもだけどついでだし聞くか…
お前最近肺とか心臓痛くなったり苦しくなったりして
ないか?
まぁ苦しくなる時はあったなでも病院に行って検査した
けど特に問題はなかったけど?
マジか、、
え?なんで??
いや何もないでも気をつけなね
え、おう
一応苦しくなった事はあるようだ
なんというか当たりなのか?当たってほしくなかったけど
とりあえず忠告はしたから良いけどなんかスッキリしない
なぁ