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幼女張りに、私を見つめるキラキラ感は何?
「その姿はなんなんだ?」
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スキル「ヘンタイ菌」で、姿が変わって事を思い出した。 (前回まで)
注・一部車両名に変更がされています。
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スキル「ヘンタイ菌」で、姿が変わって事を思い出した。
最初は[ベスパ150TAP]の砲塔が武骨で邪魔だなぁ~から始まった。
何気なくスキルボードを開いてて、タップがズレちゃったんだよね。
【どのバイクを登録しますか?】
えっ?と思いながら納得したんだよ。
某バイク会社の[感染菌]の事を…。
自分の弱さを自覚しているから、
変形してバイク姿に成るのは心許ない。
この異世界では戦車でも簡単に切り刻まれているのだ。
だから安全を確保出来る屋敷内の倉庫で、
試験的に変形していたのだ。
…んで、試しに5種類の5台が、私の今の姿。
スズ〇 ブルバードM109RX
ス〇キ GSX-R1000RRX
〇ズキ Vストローム 1050XTRX
ス〇キ DR-800SRX
スズ〇 Vストローム650XTRX
幼女を乗せるなら[ビックスクーター]かな?と、
まだ変形したてで何にするか決まってはいない。
普通のバイクなのに、
「感染するヘンタイ菌[スズ〇菌]」として有名なんだから
私のスキルで登録が出来た。
まぁ…皆は親しみを込めて愛称みたいな感じで言っているんだけどね。
メイドーズのキラキラ目…。
…マジ?…乗ってみたいの?激しく首を上下しやがって…ハァ~~。
そんな予感がしてたのよねぇ~。
だから[DR-800SRX]を登録してあるんだ…
電子制御が無く、荒っぽい動きが出来るからね。
[800SRX]と[1000RX]等を10台づつ出した。
これだけ多いと私の意識では制御不可能だ。
簡単な操作なら出来るけど、複雑な操作は無理だ。
空母みたいに出すだけ出して、操縦はメイドに任せるとしよう。
最初だけ1人1人に運転の仕方を教えた…。
案の定、30分もしない内に乗りこなす無駄に優秀なメイド達。
楽に[アクセルターン][ウィリー][ドリフト]を決めている。
特に酷いのはアメリア。
「遅いな…走った方が速い……」おい!アメリア…何を言ってるんだ?
[M109]を自転車みたいに扱うんじゃ無い!
そのバイクは[ウィリー]や[ジャクナイフ]で走行する奴ではないんだぞ!
どうやって[空を走って]いるのか、小一時間程聞きたい!
ちょ…今、音速の壁を越えてなかったか?ドン!って聞こえたゾ!
異世界には公道みたいな、舗装されている道では無い。
なので各車両は、サスやストロークを変えて車高を高めにしてある。
手放しで、バイクの上で立ち上がり走行って何なんだろう?
え?魔法糸で操作?意味が分らない…。
アメリアの運転を見ていたら、
メイドの運転は可愛いな…アレ?何かオカシイ…ゾ。
[あれは良い物です][馬より速いです][振動が気持ち良いです][素晴らしい!][ください!][ありがとう][楽しぃ~♪]
おい!そこ!
黙ってマジックバックにしまうんじゃ無い!
「横暴だー」「撤回を要求する」「ブーブー」
結局、全員に配る事になった。
文句を言っていたアメリアでさえ
「長距離にはいいですね…貰ます」だもんな。
{{私の分身じゃなくPXで購入した物を分け与えた}}
予備のガソリンタンクはバックに入れておけよ!
故障したら持ち帰ってこいよ!直すから。
耐久レースでピットイン無しで勝つ位だし故障は…ん~あの扱いだしな~…。
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次の日の早朝、奥様に呼ばれた。
幼女はまだ起きてはいない。
(こんな朝早くの呼び出し…気乗りがしない)
私の姿は[ベスパ150TAP]。[ヘンタイ菌]で変形したバイクは大型ばかり、結局コイツが一番小さい。屋敷の中では[ベスパ]が動きやすい。
(何かな?昨晩のバイク音が五月蠅かったとか?)
3階の執務室に入る。爺とメイド長だけが奥様の後ろで控えていた。
「昨晩、[天啓]が下りました」
「…それが少し変なのです」
奥様のスキル天啓。未来の吉報を齎す物だ。
このスキルだけで無条件に[王妃]になれる程の価値がある、
[100%信頼が出来る情報]。的中率に誰もが疑わない。
「変とは?」
「…近々、[貴方とシャルルが領内を視察する]と曖昧なのです」
「曖昧とは?」
「今まで、このような天啓は初めてなので困惑しております」
「…それで…私はどうすれば良いのでしょうか?」
「視察に出るとしたら、誰を付けたら良いのかと思いまして…」
天啓には[私と幼女は視察に出る」と降りたのだが、
[私達2人]か[前回の様に最高戦力]で向かわせるか悩んでいる…そんな感じか…。
「出来ましたら、私とシャル様だけで行かさせてはくれませんか?」
「もちろん、陰からの支援は期待していますけどね」
この天啓は多分「私と幼女が出掛けても[止めるな!]」と言う啓示だろう。
今でも[天啓とは言え、シャルを置き去り]にした事を悔やんでいる奥様だ、ここは一つ安心させる為に昔話をしてみよう。
「私の祖国で、最高権力の象徴するお方の御子息に[少し人見知り]の方が御出でした。その御子息は将来[国の象徴]となる事が決まっている人でした、その[人見知り]を治す為に[軍の最高指導者]と2人だけで旅をする事になりました。ある事情で旅は中断されましたが、御子息はその後[立派に国の象徴としての役割をきちんと務めました]。
「余り知る人は少ない事ですが、シャルル様も旅で成長する事と思います」
「私が思うに[もし、私とお嬢様と旅に出る様な事がありましたら、黙って送り出せ]…と言う啓示ではないでしょうか?」
私の話を黙って聞いておられた奥様は溜息と共に
「分かりました」と一言だけおっしゃった。
信頼や納得…分かっていても[自身の感情は別]なのだ。誰でもそうだと思う。
いつ頃、私と幼女は領内をを視察に行く事になるのだろう?少しだけ引っ掛った。
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幼女が起きて来た。
屋敷の中に私が居る事に、少し不満げだ。何故だ?
『きのう何してたの?』ギクッ!
「…なんの事かな?」
『よる、ぶぉーーんって音してた』ギクギクッ!
「あーーあれねーーー」必死で考えを巡らせる。
『一緒じゃない…?』
「シャルに朝に見せようと思って練習してたんだよ」
『・・・・・』
「あーちゃんも練習してた…よ?」
(我ながら言ってて疑問形になるな…ハハハ、ハァ~)
『…本当?』
「本当だよ、後で[あーちゃん]に乗せてもらおう」
『うん♪』セーフ、セーフ。
機嫌は直ったようだ。幼女の朝食中にアメリアと口裏を合わせておこう。
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幼女が朝食を取っている間にアメリアと口裏を合わせる。
「お手柄です」
アメリアは笑顔で私にサムズアップをする。
幼女との2人乗りが嬉しいみたいだ。
(貴重な[アメリアの笑顔…頂きました])
(ほんの…ほんの少しだけ口角が上げっただけなのだが、
(それを見ていた周囲のメイド達の顔が引き攣っている)
見た目が、妖しい等身大の球体人形みたいな絶世の美女だもんなぁ~。
バイクに乗るので、ヘルメットを被る今だけは、
幼女のヘッドホンを外して、インカムを付けて貰う。
嫌がったが、自分のマジックバックに入れる事で納得してくれた。
アメリアと幼女の[M109]を先頭に、メイド達の[GSX-R1000R]が10台と[DR-800]の10台がそれに続く、外周だけなのでアクセル吹かせば一瞬で済むと思うのだが[ゆっくり楽しんで]回ってくるだろう。
(ありゃ~多分、1速か2速しか使わないな…)
(プラブが被ってエンスト起こさなければ良いけど…)
スズ〇車だけの21台でのツーリングか…日本じゃ二度見案件だな…。
(DR800が10台って[シーラカンスの群れ]の発見率だ)
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「まだかよーーー!」
(ちょい待って、これだけの[ス〇キ車]の群れ、滅多に見れないんだから)
「チッ!」
キャティが復活しているのである。昨日今日で良く治るね…。
昨晩参加していないので、バイクを持ってないし乗れない。
彼女達が帰って来るまでに練習させておこう。
私は[M109]に変形してキャティに運転を教えた。
「キャッホ~~~♪」
10分もしない内に完全に乗りこなしている。うん…知ってた。
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アメリア達が帰って来た。随分とゆっくりだったね。
『ただいま~』
此方に向かいながら手を振る幼女。尊い。
『ビユーしてポーンしたんだよ』
アメリア…お前、何をした?睨んだら、顔を背けられた。自覚はあるらしい。
ん?アメリア…口から血を拭き取った跡ないか?なにがあった?
「ありゃ~鼻血を啜って誤魔化していたんだけど口から出た跡だな」
キャティが説明してくれた瞬間に「ガツン!」と音がした。南無…。
バイクを仕舞い、皆で屋敷に歩いて帰る。
アメリアとキャティの真ん中で、両手を繋いでご機嫌な幼女が笑っていた。
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幼女が屋敷に入っていったので、私は倉庫でM1A2に戻る。
すると、私の身体から警報が鳴り響いた。
一体化したM1A2から正しい情報を整理し抜き取る。
クソがぁぁああああーーーー!!!!!
思いっきりエンジンを吹かし、急発進で屋敷に向かう。
M1A2のまま屋敷に突入。扉を悠長に開けるている暇なんて無い。
無理矢理入って行く。扉も無視して押し潰し、
よろけて壁にぶつけても完全無視し、急いで3階へと向かう。
(見つけた!)
(ヨシ!幼女はまだ部屋には入っていない!)
部屋に向かい廊下を歩いている幼女を発見!
「アメリアーーーーーーー!」私は大声で叫んだ。
お付きのメイドも無視だ。急いで幼女を抱きかかえる。
流石アメリア、もう来た「なんだ?なにがあった」
怪訝な雰囲気を醸し出す。
私は幼女をアメリアに放り投げ
「ダッシュで海の艦に行け、大至急だ!」
只ならない私の言いに、何も言わずアメリアは姿を消してくれた。
「キャティーー!ドリィーー!ミラーー!」
形振りなんか構ってられない。続いて大声で叫ぶ。
3階の執務室に到着した、ドアを無視して推し通る。
居た!執務室には、奥様と爺とメイド長、それに[お客さんが1人]。
「爺ーーー!奥様を抱えて庭に出ろ!大至急だ!」
「メイド長の急いで庭に行ってください!」
キャティ、ミラー、ドリィが私の後ろから現れる。
私の行動に驚いているが無視。
「ミラーは屋敷中の人を庭に誘導!」
「ドリィは、私の分身が出してあるから、順次人を乗せろ!」
「キャテイは何でも良いから範囲浄化魔法を掛けろ!」
私の変貌ぶりに驚いてはいるが、
この3人は私の突拍子な指図に、
従ってくれるだろうと思っていたし従ってくれた。
庭にはM133×20、AAV7×20を出しておく。
屋敷の人が乗った段階で次々と発車させて行く。
艦まで送るだけなら、何台あろうと操作出来る。
エンタープライズの入口を開けておいて、
その横に医療車両、化学防護車、生物偵察車を登録して出す。
(ヘンタイ性が無い車両だと、頭に響く…痛い…)
(無視して登録出来たのは[真のヘンタイ]の補助のお蔭だろうか)
更に頭痛を無視してNBC偵察車を2台に変形する。
1台に[屋敷に来ていた客]を、もう1台にはキャティを乗せる。
「キャティ、最後まで残ってもらってスマン」
「この車両から部屋に浄化魔法を掛けられるか?」
「お…おう…」
客を乗せたNBC偵察車両は、麻畑に向かわす。
そして意識をエンタープライズに飛ばす。
「アメリア!シャルルの様子はどうだ?!」
「…別に…何ともないが…それより何があったんだ?」
「スマンが後で説明する。外にある車両でドアが開いてる方に
シャルルと一緒に入ってくれ!急げ!」
「取り敢えず、分った」
「説教や文句は後でいくらでも聞くから急げ!」
「‥‥」
続いて、艦に向かう車両に一斉に声を掛ける。
「今、この車両は屋敷から東北の海に向かっています」
「お願いですから、今は黙って指示に従ってください」
「後で説明をします。納得出来ないのでしたら後からいくらでも罰を受けます」
「ですから、もう一度言います。今は指示に従がってください」
意識を屋敷のNBC偵察車両に戻す。
「ドラ!いったい何が起こってるんだよー」
「おい!返事しろやーゴラッアーー!」
「キャティ、部屋に客が居ただろ?そいつが座ってた辺りから」
「なにか違和感は無いか?」
「そんなモンは無ぇー……ん?…何だ?ありゃ~?」
どうやらキャティも違和感に気が付いたようだ。
私は屋敷を出て、艦へと急いで向かって行った。
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不思議と思うのは、
5話だけ飛ばして読まない人が多い…つか誰も読んでいない。
なぜだ???編集しておいてみよう。
(折角読んで頂いたのに…これは辛い…細かな設定が…orz




