表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/50

21

幼女張りに、私を見つめるキラキラ感は何?

「その姿はなんなんだ?」

ーーーーーー

スキル「ヘンタイ菌」で、姿が変わって事を思い出した。 (前回まで)


注・一部車両名に変更がされています。


ーー


スキル「ヘンタイ菌」で、姿が変わって事を思い出した。


最初は[ベスパ150TAP]の砲塔が武骨で邪魔だなぁ~から始まった。

何気なくスキルボードを開いてて、タップがズレちゃったんだよね。


【どのバイクを登録しますか?】


えっ?と思いながら納得したんだよ。

某バイク会社の[感染菌]の事を…。


自分の弱さを自覚しているから、

変形(ヘンタイ)してバイク姿に成るのは心許(こころもと)ない。

この異世界では戦車でも簡単に切り刻まれているのだ。


だから安全を確保出来る屋敷内の倉庫で、

試験的に変形(ヘンタイ)していたのだ。


…んで、試しに5種類の5台が、私の今の姿。


スズ〇 ブルバードM109RX

ス〇キ GSX-R1000RRX

〇ズキ Vストローム 1050XTRX

ス〇キ DR-800SRX

スズ〇 Vストローム650XTRX


幼女を乗せるなら[ビックスクーター]かな?と、

まだ変形(へんたい)したてで何にするか決まってはいない。

普通のバイクなのに、

「感染するヘンタイ菌[スズ〇菌]」として有名なんだから

私のスキルで登録が出来た。

まぁ…皆は親しみを込めて愛称みたいな感じで言っているんだけどね。


メイドーズのキラキラ目…。

…マジ?…乗ってみたいの?激しく首を上下しやがって…ハァ~~。

そんな予感がしてたのよねぇ~。

だから[DR-800SRX]を登録してあるんだ…

電子制御が無く、荒っぽい動きが出来るからね。


[800SRX]と[1000RX]等を10台づつ出した。

これだけ多いと私の意識では制御不可能だ。

簡単な操作なら出来るけど、複雑な操作は無理だ。

空母みたいに出すだけ出して、操縦はメイドに任せるとしよう。


最初だけ1人1人に運転の仕方を教えた…。

案の定、30分もしない内に乗りこなす無駄に優秀なメイド達。

楽に[アクセルターン][ウィリー][ドリフト]を決めている。


特に酷いのはアメリア。

「遅いな…走った方が速い……」おい!アメリア…何を言ってるんだ?

[M109]を自転車みたいに扱うんじゃ無い!

そのバイクは[ウィリー]や[ジャクナイフ]で走行する奴ではないんだぞ!

どうやって[空()()って]いるのか、小一時間程聞きたい!

ちょ…今、音速の壁を越えてなかったか?ドン!って聞こえたゾ!


異世界には公道みたいな、舗装されている道では無い。

なので各車両は、サスやストロークを変えて車高を高めにしてある。


手放しで、バイクの上で立ち上がり走行って何なんだろう?

え?魔法糸で操作?意味が分らない…。


アメリアの運転を見ていたら、

メイドの運転は可愛いな…アレ?何かオカシイ…ゾ。


[あれは良い物です][馬より速いです][振動が気持ち良いです][素晴らしい!][ください!][ありがとう][楽しぃ~♪]


おい!そこ!

黙ってマジックバックにしまうんじゃ無い!


「横暴だー」「撤回を要求する」「ブーブー」


結局、全員に配る事になった。

文句を言っていたアメリアでさえ

「長距離にはいいですね…貰ます」だもんな。


{{()分身(・・)じゃなくPX(・・)購入(・・)した物を分け与えた}}

予備のガソリンタンクはバックに入れておけよ!

故障したら持ち帰ってこいよ!直すから。


耐久レースでピットイン無しで勝つ位だし故障は…ん~あの扱いだしな~…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の日の早朝、奥様に呼ばれた。

幼女はまだ起きてはいない。

(こんな朝早くの呼び出し…気乗(きの)りがしない)


私の姿は[ベスパ150TAP]。[ヘンタイ菌]で変形(ヘンタイ)したバイクは大型ばかり、結局コイツが一番小さい。屋敷の中では[ベスパ]が動きやすい。


(何かな?昨晩のバイク音が五月蠅(うるさ)かったとか?)

3階の執務室に入る。爺とメイド長だけが奥様の後ろで控えていた。


「昨晩、[天啓(てんけい)]が下りました」

「…それが少し変なのです」


奥様のスキル天啓。未来の吉報を(もたら)す物だ。

このスキルだけで無条件に[王妃]になれる程の価値がある、

[100%信頼が出来る情報]。的中率に誰もが疑わない。


「変とは?」

「…近々、[貴方とシャルルが領内を視察する]と曖昧(あいまい)なのです」


「曖昧とは?」

「今まで、このような天啓は初めてなので困惑しております」


「…それで…私はどうすれば良いのでしょうか?」

「視察に出るとしたら、誰を付けたら良いのかと思いまして…」


天啓には[私と幼女は視察に出る」と降りたのだが、

[私達2人]か[前回の様に最高戦力]で向かわせるか悩んでいる…そんな感じか…。


「出来ましたら、私とシャル様だけで行かさせてはくれませんか?」

「もちろん、陰からの支援は期待していますけどね」


この天啓は多分「私と幼女が出掛けても[止めるな!]」と言う啓示(けいじ)だろう。

今でも[天啓とは言え、シャルを置き去り]にした事を悔やんでいる奥様だ、ここは一つ安心させる為に昔話をしてみよう。


「私の祖国で、最高権力の象徴するお方の御子息に[少し人見知り]の方が御出(おいで)でした。その御子息は将来[国の象徴]となる事が決まっている人でした、その[人見知り]を治す為に[軍の最高指導者]と2人だけで旅をする事になりました。ある事情で旅は中断されましたが、御子息はその後[立派に国の象徴としての役割をきちんと務めました]。


「余り知る人は少ない事ですが、シャルル様も旅で成長する事と思います」

「私が思うに[もし、私とお嬢様と旅に出る様な事がありましたら、黙って送り出せ]…と言う啓示ではないでしょうか?」



私の話を黙って聞いておられた奥様は溜息(ためいき)と共に

「分かりました」と一言だけおっしゃった。


信頼や納得…分かっていても[自身の感情は別]なのだ。誰でもそうだと思う。

いつ頃、私と幼女は領内をを視察に行く事になるのだろう?少しだけ引っ掛った。


ーーーーーー


幼女が起きて来た。

屋敷の中に私が居る事に、少し不満げだ。何故だ?


『きのう何してたの?』ギクッ!

「…なんの事かな?」


『よる、ぶぉーーんって音してた』ギクギクッ!

「あーーあれねーーー」必死で考えを(めぐ)らせる。


『一緒じゃない…?』

「シャルに朝に見せようと思って練習してたんだよ」


『・・・・・』

「あーちゃんも練習してた…よ?」

(我ながら言ってて疑問形になるな…ハハハ、ハァ~)


『…本当?』

「本当だよ、後で[あーちゃん]に乗せてもらおう」


『うん♪』セーフ、セーフ。

機嫌は直ったようだ。幼女の朝食中にアメリアと口裏(くちうら)を合わせておこう。


ーーーーーー


幼女が朝食を取っている間にアメリアと口裏を合わせる。


「お手柄です」

アメリアは笑顔で私にサムズアップをする。

幼女との2人乗りが嬉しいみたいだ。


(貴重な[アメリアの笑顔…頂きました])

(ほんの…ほんの少しだけ口角が上げっただけなのだが、

(それを見ていた周囲のメイド達の顔が引き()っている)


見た目が、妖しい等身大の球体人形みたいな絶世の美女だもんなぁ~。


バイクに乗るので、ヘルメットを被る()だけは、

幼女のヘッドホンを外して、インカムを付けて貰う。

嫌がったが、自分のマジックバックに入れる事で納得してくれた。


アメリアと幼女の[M109]を先頭に、メイド達の[GSX-R1000R]が10台と[DR-800]の10台がそれに続く、外周だけなのでアクセル吹かせば一瞬で済むと思うのだが[ゆっくり楽しんで]回ってくるだろう。


(ありゃ~多分、1速か2速しか使わないな…)

(プラブが被ってエンスト起こさなければ良いけど…)

スズ〇車だけの21台でのツーリングか…日本じゃ二度見(にどみ)案件だな…。

(DR800が10台って[シーラカンスの群れ]の発見率だ)


ーーーーーー


「まだかよーーー!」

(ちょい待って、これだけの[ス〇キ車]の群れ、滅多に見れないんだから)


「チッ!」


キャティが復活しているのである。昨日今日で良く治るね…。

昨晩参加していないので、バイクを持ってないし乗れない。

彼女達が帰って来るまでに練習させておこう。

私は[M109]に変形(ヘンタイ)してキャティに運転を教えた。


「キャッホ~~~♪」

10分もしない内に完全に乗りこなしている。うん…知ってた。


ーーーーー


アメリア達が帰って来た。随分とゆっくりだったね。


『ただいま~』

此方(こちら)に向かいながら手を振る幼女。(とうと)い。


『ビユーしてポーンしたんだよ』

アメリア…お前、何をした?睨んだら、顔を背けられた。自覚はあるらしい。

ん?アメリア…口から血を拭き取った(あと)ないか?なにがあった?


「ありゃ~鼻血を(すす)って誤魔化(ごまか)していたんだけど口から出た跡だな」

キャティが説明してくれた瞬間に「ガツン!」と音がした。南無…。


バイクを仕舞い、皆で屋敷に歩いて帰る。

アメリアとキャティの真ん中で、両手を繋いでご機嫌な幼女が笑っていた。


ーーーーー


幼女が屋敷に入っていったので、私は倉庫でM1A2に戻る。


すると、私の身体から警報が鳴り響いた。

一体化したM1A2から正しい情報を整理し抜き取る。



クソがぁぁああああーーーー!!!!!



思いっきりエンジンを吹かし、急発進で屋敷に向かう。

M1A2のまま屋敷に突入。扉を悠長(ゆうちょう)に開けるている暇なんて無い。

無理矢理入って行く。扉も無視して押し潰し、

よろけて壁にぶつけても完全無視し、急いで3階へと向かう。


(見つけた!)

(ヨシ!幼女はまだ部屋には入っていない!)


部屋に向かい廊下を歩いている幼女を発見!


「アメリアーーーーーーー!」私は大声で叫んだ。


お付きのメイドも無視だ。急いで幼女を抱きかかえる。

流石アメリア、もう来た「なんだ?なにがあった」

怪訝(けげん)な雰囲気を(かも)し出す。


私は幼女をアメリアに放り投げ

「ダッシュで海の(ふね)に行け、大至急だ!」

只ならない私の言いに、何も言わずアメリアは姿を消してくれた。


「キャティーー!ドリィーー!ミラーー!」

形振(なりふ)りなんか構ってられない。続いて大声で叫ぶ。


3階の執務室に到着した、ドアを無視して()し通る。

居た!執務室には、奥様と爺とメイド長、それに[お客さんが1人]。


「爺ーーー!奥様を抱えて庭に出ろ!大至急だ!」

「メイド長の急いで庭に行ってください!」


キャティ、ミラー、ドリィが私の後ろから現れる。

私の行動に驚いているが無視。


「ミラーは屋敷中の人を庭に誘導!」

「ドリィは、私の分身が出してあるから、順次(じゅんじ)人を乗せろ!」

「キャテイは何でも良いから範囲浄化魔法を掛けろ!」


私の変貌(へんぼう)ぶりに驚いてはいるが、

この3人は私の突拍子(とっぴょうし)な指図に、

従ってくれるだろうと思っていたし従ってくれた。


庭にはM133×20、AAV7×20を出しておく。

屋敷の人が乗った段階で次々と発車させて行く。

艦まで送るだけなら、何台あろうと操作出来る。

エンタープライズの入口を開けておいて、

その横に医療車両、化学防護車、生物偵察車を登録して出す。


(ヘンタイ性が無い車両だと、頭に響く…痛い…)

(無視して登録出来たのは[真のヘンタイ]の補助のお蔭だろうか)


更に頭痛を無視してNBC偵察車を2台に変形(ヘンタイ)する。

1台に[屋敷に来ていた客]を、もう1台にはキャティを乗せる。


「キャティ、最後まで残ってもらってスマン」

「この車両から部屋に浄化魔法を掛けられるか?」


「お…おう…」


客を乗せたNBC偵察車両は、麻畑に向かわす。

そして意識をエンタープライズに飛ばす。


「アメリア!シャルルの様子はどうだ?!」

「…別に…何ともないが…それより何があったんだ?」


「スマンが後で説明する。外にある車両でドアが開いてる方に

 シャルルと一緒に入ってくれ!急げ!」

「取り敢えず、分った」


「説教や文句は後でいくらでも聞くから急げ!」

「‥‥」


続いて、(ふねに向かう車両に一斉に声を掛ける。


「今、この車両は屋敷から東北の海に向かっています」

「お願いですから、今は黙って指示に従ってください」

「後で説明をします。納得出来ないのでしたら後からいくらでも罰を受けます」

「ですから、もう一度言います。今は指示に従がってください」


意識を屋敷のNBC偵察車両に戻す。


「ドラ!いったい何が起こってるんだよー」

「おい!返事しろやーゴラッアーー!」


「キャティ、部屋に客が居ただろ?そいつが座ってた辺りから」

「なにか違和感は無いか?」


「そんなモンは無ぇー……ん?…何だ?ありゃ~?」


どうやらキャティも違和感に気が付いたようだ。

私は屋敷を出て、(ふね)へと急いで向かって行った。


ーーーーーー



不思議と思うのは、

5話だけ飛ばして読まない人が多い…つか誰も読んでいない。

なぜだ???編集しておいてみよう。

(折角読んで頂いたのに…これは辛い…細かな設定が…orz


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ