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「Gの圧力」

Gの圧力って書きましたが。 Gはゴキ●リの略じゃないですよ!!

ってことでお楽しみください。

あの後、獣人についてや、この家に住んでいるみんなについて学んだ。

獣人というのは魔獣の中でも力を持った魔獣。そんな力を持った魔獣がいろいろな姿に変わる。 その一種類、人間に似た姿を人間が“獣人”と呼んだらしい。 魔獣の中には獣人という呼ばれ方が嫌いな奴もいるんだとか…。

あとは、認めた者以外の命令は聞かないのと逆に自分より上だと思った者の命令はほとんど聞くらしい。


「そう つまりは我々はムブの話しは聞くがお前なんかの話は聞かないということだ」


そういって僕の隣に腰を下ろす。

見上げるほど大きくはない。 僕と同じぐらいの身長。 偉そうな言葉遣いにキラッと光る大きな八重歯に茶髪。 確かGさんだ。


「えっと…Gさんですよね?」

「勝手にその名で呼ぶな。 それは主がつけてくれたものだ。 お前なんかに呼ばれていいわけないだろ?」


そんなセリフを吐くといきなり息苦しさを感じる。 まるで大きな魔物に命を狙われているかの如く体が重くて動かない。

そんな動かない体を無理やり動かそうとする僕を見てGさんは笑う。


「はっはっは。 まずはその中で体を動かせるようにすることだな」


それにどういうことか聞くために口を動かそうとしてもまるでチャックが閉じたように口は開きもしない。

どういうことなんだろう…結局わかることは、体が動かなかったり口が開かないのは彼が引き起こしていることぐらいだ。

そこにコツッという音がする。


「G。 弱い者いじめをするほど醜くなった?」


僕の後ろから細い声が聞こえる。 それは途切れそうな小さな声なのになぜかスッと通り抜けるそんな声だった。

Kさんにはこの家に住む人たちの見た目とかを聞いてたけれど、Gさんのせいで振り向くことはできない。

誰なんだろう?


「あん? 口出すな。 チビ」

「いつからそんなに偉くなった? 子猫」

「あぁ? 子猫だと?」


そんな喧嘩腰な言葉の投げ合いが僕を真ん中に行われる。 どんどんどんどん部屋の空気は悪くなるし…全然動けないし息苦しい。

いつの間にか…床に倒れこんでいた。


二か月ちょっとぶりの更新になってしまいすいません。 これからも少しづつ挙げていくと思うので楽しんでいただけたら幸いです。

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