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「K」

遅れまして申し訳ございません。

「フム。 君がか…」


いきなり後ろから声をかけられた。

後ろを振り向くとそこにいたのは、金の長髪に黄色の毛が生えた獣の手足、体の半分が人間で半分が獣。 そんな人物だった。 最初に殴られていたやつと同じような姿だった。


「おや? 獣人を知らないのかい? まぁ いい。 私は、『K』だ。 よろしく頼むよ」

「えっと よろしくお願いします」

「フム。 いい子だ。 Bとは違うな」


そういって頭を撫でられる。 最初に見た人とは違ってこの人は身長が2mぐらいに見える。 それでも僕からしたら大きいんだけど。

そこで椅子でくつろいでいたムブが声を出す。


「K。 色々任せた」

「了解です。 主よ」


Kさんは主と仰いでいるムブにきれいなお辞儀を見せつける。 少しカッコいい。 ムブはそれをハイハイって感じで手を振ってムブはこの部屋を出て行った。


「それじゃあ 説明しましょうか。 ここは主と力を持っている魔獣だけが住んでいる家というよりかは別荘と言えるような場所です。 私たちの家はいつもあそこですから」


Kさんが最後に何かを懐かしむように話しているように見えた。

というか、強い魔獣。 って言うことは、目の前のKさんも殴られていたあの人も強い人だったんだなぁ。


「そうですね。 私たちが強いというところが気になると思うのでどれぐらいか表してみましょうか。 そうですね。 私達だけ、主なしでこの街と同じ規模の街が三つは壊せますかね」


この街と同じ規模の街が三つ? こんなに大きな街…。 それだけですごさがわかる。 目の前のKさんも殺そうと思えばすぐに僕のことを…。


「あぁ 安心してください。 殺すような命令も街を壊すような命令もないので」

「やれと言われたらやるんですか?」

「えぇ まぁ」


森で転がった時は死というものがあまり感じてなかったけど…。


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