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「新たな」

いつも短いものがもっと短いですが お楽しみいただけると幸いです。

「オーケスはどう?」


そういって空中に光の文字を書く。

僕の名前決めのために色々本を見ながら文字を空中に書いているのを見て、ここまで真剣にすることなのかな。 なんて思ってしまう。

ないのが普通だったのにいきなりつけようなんて言われてもピンとは来ない。


「う~ん。 何も刺さらないみたいだね。 仕方ない…今度までにちょっと考えといて」


そういって持っていた本をパッと閉じて空中に投げて、コンっと本が自分から仕舞われていく。

グァァァオ。

いきなり外から大きな声がした。


「なんの声?」

「あぁ やっと来たのか。 遅すぎる」


そういってすぐに立ち上がって見える扉へ向かっていく。

よく周りを見れば、本棚がほとんど立ち並んでいて扉一つ以外この部屋は本ばかりだった。


「やっほ~!」

「呼んだのは一年前だぞ」


扉から入ってきたのは白い髪を揺らしてだぼだぼの服を着た子供のような者だった。

どうみても僕と同い年に見える。


「あなたより二百歳以上は上よ」


そういってこちらに指を差す。

何かいやな気分がする。 まるで大きな肉食獣ににらまれてるように体が動かない。


「おい。 私の子だぞ。 勝手なことをするな」

「ハ~イ リレーズちゃん」


そういってリレーズさんが白髪の子の頭を少しだけ叩いて止める。

白髪の子供はそれをぱっぱと手で掃ってからぴゅーっと指笛を鳴らした。

その音とともに扉がキィ~っと音を立てて開く。 そこには同じく白い高さが四十センチぐらいの小さい狼がいた。


「君にも紹介しとくよ 私のレイっていう狼。 多分これから仲良くすることになるからね」

「まぁ そうだな」


そういってなぜかしっかりと僕の顔を見てきた。

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