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最終話 9 聖母 ラ・プリッシマ

 正義感溢れる若き警察官、山脇は派出所に引きこもって真樹士からの指示を待っていた。もともと当直当番だったとは言え、わざわざ自前のノートパソコンを持ち込んで派出所の座敷きでぼんやりと連絡を待つが、正直、暇だった。人の主様が言うには非常に重要なポジションなはずなのだが、最初に真樹士からあれこれ連絡を受け、一台車盗んだけど不問にしてくれと言われたっきりパソコンも電話も静かなものだった。

 コンビニで買い出ししてきたカップラーメンにお湯を注ぐ。

「いつの時代になっても3分間なんだなー」

 愛用の砂時計をひっくり返す。

「マキシさん、覚えてんのかな、僕の事」

 

 真樹士はゲームコントローラをゆっくりと傾け、頭にかぶったヘッドセットごと身体をその傾きと逆方向へ持って行く。その傾きの具合に合わせて車はタイヤを鳴らして深夜の町を突っ走っていった。ぽつぽつと少ない明かりが線を引いて後ろに吹き飛んで行く。

「マキシさん、飛ばしますねー」

 シートベルトだけでなく両手でサイドボードをぐいと支えて身体を固定し、純は思わず真樹士に言ってしまう。法定速度を守ろうなんて意識は真樹士から一切感じられない。

「大丈夫、ヒマワリの方は安全運転だよ。オトリだからね」

 赤信号の交差点に差し掛かる。深夜と言えどまだまだ車の流れはあった。真樹士はセンサーリングをはめた右手で迫り来る信号を指差す。すると赤だった信号は突然青に変わった。真樹士はスピードをまったく落とす事なく交差点に突入し、完璧なライン取りをしてドリフトを決める。

「ねえ、マキシさん。ちょっと確認」

 触ってもいないのに勝手に動くハンドルを見ながら純が真樹士に訊ねる。

「何?」

「これって盗難車ですよね」

 向日葵達と二手に別れた時に、ユビキタス仕様でしかも相当に速そうな車を一台無断で拝借した。いくら最新のロックシステムをもってしても、ハッカーである人の主の前では2秒しかもたなかった。

「山脇くんに報告しているから大丈夫じゃない?」

「大丈夫とか言う以前に盗難車でこんなスピードだして、しかも事故を起こしちゃったらさすがにやばくないですか?」

「ユビキタス仕様だから周りの車や標識から情報を読み取るし、この車のソフトは俺のドライビングシステムとの相性もいいみたいだし、たぶん事故んないんじゃないかな」

「たぶんって」

「予定よりも少し遅れているんだ。もうちょっとスピード出さないとな」

 ぐんと加速する盗難車。

「作戦ポイントすぐそこじゃないですか」

「そ。ちょっとした知り合いのところ。仕掛けもしないといけないし。飛ばすぞ」

 さらにぐんと加速する盗難車。

 

 向日葵が小さくあくびをかみ殺した時、後部座席の鉄兵が動きを見せた。後部座席から身を乗り出して真っ直ぐに前を指差す。

「見えるかい、あそこ」

 向日葵が鉄兵の指差す先を見やると、ヘッドライトの明かりが届くぎりぎりの道路の真ん中に、頼りない街灯の光に紛れて斜めに立つ人影が見えた。道路を渡る訳でなく、ただ立ち尽くす影。

「マキシくん、一匹現れたぞ」

 鉄兵がライフルを構えながら言う。すると車のオーディオからラジオの音楽に乗って返事が流れて来た。

『一匹で来るのは予想通りだったけど、もうちょっと早いタイミングだと思ったのにな。ヒマワリ、あくびしてなかったか?』

「なんのこと?」

 絶対何かで見てたな、とルームミラーの裏を確認する向日葵。

『探したって隠しカメラなんてないよ。テツヘイさん、そいつはオトリのサルのヌシだと思う。やっつけていいよ』

「じゃ、遠慮なく」

 鉄兵はサンルーフを開けた。夜に冷やされた風が塊のまま流れ込んで来た。向日葵の髪がくしゃくしゃに巻き上げられる。

『ヒマワリ、退屈かも知れないけどもう少しそこで我慢していてくれ。お願いだ』

「あとでちゃんと説明してよ」

『ああ。おいしいの食べながらな』

 鉄兵がサンルーフから上半身を乗り出し、風の音に負けない大声を張り上げた。

「よし、マキシくん。運転は任せたぞ」

 鉄兵のヘッドセットの仮想ディスプレイに新たな数値データが表示された。淡いグリーンの矢印も視界に現れ、リアルタイムでの車の速度と進行方向をベクトルとして鉄兵に伝える。

『テツヘイさん、油断しないでよ』

 シフトレバーが勝手に動いてローギアに変わり、エンジン音が甲高く車内にも響き渡った。エンジンブレーキががくっとかかり、それを感知したシートベルトが向日葵の胸をきゅっとしめる。

 向日葵は後部座席の鉄兵から前に視線を戻した。他の車のほとんど走っていない夜のバイパスは、誰もいない舞台を照らすスポットライトのように街灯が点々と存在していた。誰もいない舞台。いるはずの猿の主の姿がなかった。

 暗闇に目を凝らす。道路の真ん中に立っていたはずの姿がどこにも見つけられない。仮想視界で運転している真樹士にはそれが見えているのか。車の外部センサーはあれくらい遠くまで感知しているのか。

 向日葵が真樹士にそれを伝えようとしたその瞬間、鉄兵の大声が彼女の耳に飛び込んで来た。

「頭を守って!」

 とっさの事にその言葉通りに両手で頭をかばった向日葵。目の前に交差した両腕の隙間から何かが降りて来るのが見えた。猿の主だった。

「……ウソ」

 ボンネットに飛び下りる人の形。堅い金属がひしゃげる音がしてフロントガラス一面に細かいヒビが走った。ガラスにコーティングされた樹脂が砕け散った破片を包み込み柔らかな一枚の白く濁ったガラス板となり向日葵にのしかかって来る。

 四輪駆動車は唐突にバランスを崩し、急ブレーキをかけたように前のめりになった。向日葵は身体が振られるのを感じた。猿の主が車に飛び乗ったせいで四つのタイヤにかかったトルクのバランスは失われて車はステアリングを狂わせて歩道へと突っ込んで行った。

 シートベルトが衝撃を感じ取って再び向日葵の身体をシートに優しく縛り付ける。覆いかぶさっていたフロントガラスが振り払われ、真樹士の操作か、車はタイヤを鳴らしてバランスを取り戻し、街灯をかすめるように火花を散らして通り過ぎた。街灯の明かりが車内に飛び込んでくる。

 そこには、人の形をしたシルエットが仁王立ちしていた。ボンネットに飛び乗ってきた猿の主だ。山伏達との格闘で顎は砕け、鼻は折れ、血に染まった顔面を歪めて、しかし向日葵を見つけて笑っていた。

「ここにいたな、ヒトのヌシのオンナ!」

 猿の主が右手を突き出して来る。そこへ響く真樹士の声。

『テツヘイさん、フルブレーキ!』

 向日葵は身体が前方へ引っ張られるのを感じた。ものすごい速度で迫って来ていた夜の町並みが一瞬だけふわりと逆行して見えた。四輪駆動車は急制動をかけ、四つのタイヤをきしませながらアスファルトに黒い跡を残した。

 鉄兵は急ブレーキを利用してサンルーフから飛び出し、同じく慣性で前方に飛んで行く銀行強盗犯の姿をした猿の主につかみかかった。車から飛び立つ。片手を猿の主の喉元に差し込み、逃がさないようもう片方の手で胸ぐらを掴む。

 向日葵の視界から二人の人影が吹き飛んで行く。鉄兵の背中と、喉をねじりあげられた知らない男。鉄兵は大柄な身体を柔らかく丸めて空中でちょうど猿の主に両膝を押し付けるように姿勢を入れ替えた。ぐいと喉をわしづかみしている腕を突き上げる。

 アスファルトが迫る。鉄兵は猿の主に乗り上げるようにして、そのままその男の後頭部をアスファルトへと叩き付けた。ぐしゃりと、堅い何かが細かく割れる感触が腕に伝わって来る。そして身体全体でアスファルトに墜落する。サーフボードに両膝立ちするような恰好で猿の主にのしかかった鉄兵。アスファルトの粗い面が男の背中をがっちりとくわえ込んだ。一度大きくバウンドし、鉄兵はそこでようやく喉から手を離し、でんぐりかえるように受け身を取った。

 向日葵を乗せたままの四輪駆動車は完全に停止した。アイドリングしたままヘッドライトで二人の人影を照らす。一人は道路に横たわったままぐったりと動かない。もう一つの影はうずくまった姿勢からゆっくりと立ち上がり、ヘッドセットをちらりとこちらに向けた。防護服の役目も果たしている山伏のセンサースーツから摩擦熱のためかかすかな煙りが上がっているのが見えた。ヘッドセットのアンテナが鬼の角のように立っている。まさに、全身から蒸気を吹き上げている鬼の様相だ。

『びっくりした。ヒマワリ、痛いところはないか?』

 車のオーディオが真樹士の声でしゃべる。

「私は平気。テツヘイさんもちゃんと立てるみたい。あ、待って」

 ぐったりと力なく横たわっていた男の脚がぴくりと動く。おおよそヒトの動きとは違く、脚と腕の力を使わず腹筋だけで上半身を持ち上げる不自然な起き方をする男。右肩と首がだらりと後方に垂れ下がったまま、今度は上体を垂直に立てたまま機械のような角張った動きで膝を立て、飛び跳ねるように立ち上がった。

「あいつはまだ動いている。マキシくんから見えている?」

『車の前方モニターは潰れちゃったけど、ちょうど道路標識の監視モニターがそこにあるからそこから見ているよ』

「あ、こっちに来るよ!」

『大丈夫。そのまま、絶対車から降りるなよ』

 アスファルトに叩き付けられたショックで肩が外れているのか、その男の右腕にはまるで力がこもっていなかった。両肩の高さが違う。身体を右に傾けるように、ただ腕が肩から吊り下がっているだけのように一歩足を進めるたびにぶらりと揺れる。それと、首。星空を見上げているかのように後ろにのけぞって顎しか見えない。

 猿の主は大きく身体を振るって、支えを失ってしまった首を前に持って来た。今度はがくんと胸に垂れ下がるように前のめりになる頭。ヘッドライトの明かりがぬらぬらとした後頭部を照らす。

「なんなのよ、あいつ。まだ動けるの?」

 思わず両手で口を覆って呟く向日葵。猿の主はまだ動く左腕で自分の頭をくいと持ち上げ、大きく見開いた両目で向日葵の顔を見据えた。

「おっと、まだまだだぞ」

 鉄兵が猿の主の背後から飛びかかった。姿勢を低く伏せて両膝の裏にタックルを決める。がつんと前のめりに倒れる猿の主。倒れ込みながらも猿の主は上半身をひねって頭を支えていた左腕で鉄兵を薙ぎ払おうとした。

 しかし鉄兵の方はそれこそが狙いだった。倒れかかる猿の主の左腕を脇に挟み込み、自分も後ろに倒れかかり仰向けに寝転がる。自然と猿の主は鉄兵に覆いかぶさるように引き込まれて行く。鉄兵は両足を大きく広げ、左足で男の首をがっちりと締め上げ、その振り上げた左足を右の太腿でロックする。同時に自分の身体をぐいと伸ばし、脇に挟んだ猿の主の左腕の関節を完璧に決めた。

『さすが寝技のテツヘイさん。格闘技の三角締めだよ』

 オーディオから真樹士の解説が入る。

「あのセンサースーツ着て、よくあんなに柔らかく動けるわ」

『ただのスーツじゃないからね。補助動力繊維が編み込まれていて、覚え込ませたパターンで身体の動きを最適化してくれるんだ』

「意味わかりませーん」

 真樹士のいつもと変わらない暖かな声のおかげで向日葵の心の緊張も少しずつ解けていく。

『格闘プログラムをインストールしたロボットを着ているようなものだ。あれ着て総合格闘技に参戦したらテツヘイさんオール1ラウンドKO勝ちだよ』

「でもそれってずるじゃん」

『相手だって人間の皮着ているだろ、おあいこだ。ん?』

「何?」

 向日葵はヘッドライトに照らされた二人の姿に視線をやった。完全に動きを止められていた猿の主が膝を立てた。まだ動けるようだ。そして今度は鉄兵が動きを見せる。身体をしきりに揺すり、両足でがっちりとくわえこんだ男の首と肩をさらに締め上げようとしていた。

『テツヘイさん、やばい! 離れて! スーツの耐圧いっぱいだ! 破ける!』

 鉄兵のヘッドセットの仮想ディスプレイが一瞬赤く染まった。アラート信号だ。耐圧強度を越える力で圧迫されている部位がある。ちょうど、猿の主の左腕を決めている右の脇だ。スーツ越しに脇の肉が万力に挟まれているように激痛が走った。

 鉄兵は両足を解いて、猿の主の首と左腕を解放して距離を置いて立ち上がろうとした。しかし猿の主の左手は鉄兵の右の脇腹に噛み付いたまま離れなかった。ぐいと身体全体が持って行かれる。宙に浮いたような気さえした。そのまま投げ出されてしまう。

 鉄兵の視界のアラート信号は消えない。バランスを崩して歩道の植え込みに頭から突っ込んでしまった。右の脇腹辺りに冷たい風を感じる。センサーの一部がデータ消失している。スーツを破り取られたか。

『猿のスケールのまま人間になったってのか。ものすごい握力だな』

 鉄兵の耳に真樹士の声が届く。

『ちょっと予想外だ。テツヘイさん、その植え込みだと位置がまずいから、少なくともあと5メートルは6時方向に下がって』

 6時方向。それでは向日葵から遠ざかってしまう。猿の主の方を見やるとすでに立ち上がっていて、首はだらりと垂れ下がったままだが向日葵の方へ歩き出していた。

「それでは奴から離れてしまう」

『いいんです。早く離れて』

 鉄兵の視界に新たな情報が現れる。音源が二つだ。鉄兵はそれを素早く理解して真樹士の言う通り、向日葵から離れるように身を投げ出した。

「マキシくん、こっち来るよ!」

 向日葵の悲鳴に近い声。猿の主はまた左腕で自分の首を持ち上げ、向日葵をじろりと見据えた。四輪駆動車はアイドリングを続けるだけで動きださない。シートベルトはしっかりと彼女の身体を縛り付けていた。

『大丈夫だよ。もうチェックメイトしてる』

 いつも通りの真樹士の声だった。二人で対戦ゲームで遊んでいる時の、完全に優位に立っている勝ち誇った声。

 そう。じゃあ、大丈夫だね。

 向日葵の恐怖と不安は真樹士の一言で軽く吹き飛んで行った。

 そう。マキシくんのあの声なら、もう大丈夫なんだ。

 絶対的な安心感に包まれる。

 猿の主が向日葵の乗る車まで残り数歩まで迫った時、歩道に停めてあった大型スクーターが突然エンジン音を響かせた。ヘッドライトの強力なハロゲンランプが猿の主の顔面を強く照らす。猿の主は思わずバイクのライトの方へ身体を向けた。その途端に無人のバイクが走り出す。

 歩道の縁石を乗り上げて、真樹士にハッキングされたバイクはウイリーするように猿の主に襲いかかるが、身体ごと向き直っていた猿の主は数歩後ずさるだけでそのバイクの体当たりを躱す事ができた。目標を失ったバイクは倒れてしまい、その場で横倒しになったままエンジン音を高く鳴り響かせた。

 猿の主はにやりと笑う。目の前の人の主のオンナへ、もはや障害は何もない。

 ヌシ様は教えてくれた。ヒトを食えば、もっとヒトに近付く事ができる。特にヒトのヌシのオンナは子供を宿している。そいつを食らえば、もはやヒトなど敵ではなくなる、と。

 十分に飛びつける距離だ。両膝に力を溜める。

 若いオンナの肉はすごく柔らかくとても美味い。そうヌシ様は言っていた。

 あのオンナの肉を……。

 猿の主もどきは向日葵の顔を見ようとした。きっと恐怖に歪み、情けなく涙でもこぼしている事だろう。しかし、向日葵は泣いてはいなかった。こちらを見てもいなかった。少し驚いたように両目を見開き、自分自身の胸を両腕で抱いている。

 何を見ている?

 折れてしまってだらりと力の入らない首をなんとか向日葵が見ている方向へ向ける。そちらには、ライトを消したまま突っ込んで来る巨大な車が見えた。

 そして、猿の主もどきは何も見えなくなった。何も感じなくなった。

 歩道のバイクを避けるために数歩よろめくように後ずさったその男の姿めがけて、反対車線を走っていたトラックが急ハンドルを切って突っ込んで来たのを見つけた向日葵は、その運転席が無人なのに気付いて思わず目を閉じてしまった。バイクのエンジン音のせいでトラックの接近に気付かなかった猿の主もどきは無防備の姿のままトラックに激突され、トラックはそのまま歩道にのりあげてからスピードを緩めて、ビルの壁に鼻先を押し付けるようにしてようやく停止した。

 トラックのエンジンが止まり、横倒しになったバイクも静かになり、向日葵の乗った車もアイドリングをストップさせた。

『はい、おしまい』

 車のオーディオが優しく話しかけてくれる。

『あとはテツヘイさんに任せて、ヒマワリはゆっくりしてて。俺とジュンとで、もう一匹をさくっと退治するよ』

 やっと立ち上がった鉄兵の頭の中にも真樹士の声が届く。

『テツヘイさん怪我はない? ご苦労さま。ふもとの派出所の山脇くんに事故処理の連絡とって後片付けお願いしましょ。あとはあったかいコーヒーでも飲んで休んでてください』

 センサースーツの右脇腹は大きくえぐり取られたが、鉄兵の身体の肉の方は無事のようだった。鉄兵はふうと大きく深呼吸をして、軽く背筋を伸ばす。

「了解」

 

 派出所の電話がなる。

 来たーっ!

 待ちくたびれてテレビの深夜番組を観ていた山脇は電話に飛びついた。

「ハイ、山脇です! 出番ですか? はい。はい。え、後始末?」



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