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第七話 米豪遮断作戦

 昭和十七年(1942年)四月末、昨年暮れから連戦を続けていた第一航空艦隊は、マダガスカル海戦後にようやく日本本土への帰途についていた。戦闘での損傷や損害はほとんど無いものの半年に及ぶ戦闘航海により各艦はそろそろ大規模な補修整備が必要な状態となっている。


 艦隊が日本に帰着する前に、南雲は報告のため草鹿を伴い一足早く空路で呉の連合艦隊司令部に来ていた。司令部は現在、慣例に従い柱島に停泊する連合艦隊旗艦である戦艦大和に設けられている。


「以上が戦闘報告となります」


 草鹿の簡潔に纏められた報告を大きなテーブルの反対側に座る山本は黙って聞いていた。戦果報告を聞いても表情に変化は無い。既に海戦から一月も経っており戦果や戦闘の詳細も周知されている。今回の報告はあくまで帰還に伴う儀礼的なものであるはずだった。本来であれば艦隊が入港してからでも良いものである。だが司令部より急遽出頭して直接報告する様にと言われていた。


「空母3隻に戦艦6隻、他の艦艇や輸送船もあわせると50隻以上の戦果か。ちょっとした国の海軍を丸ごと沈めた様なものだな」


 報告を聞き終えた山本がつぶやく。日本側ではマダガスカル沖海戦と呼ぶ一連の戦いで、英軍は恐ろしい程の損害を受けていた。空母3隻(イラストリアス、フォーミタブル、ハーミーズ)、 戦艦6隻(ウォースパイト、ヴァリアント、リヴェンジ、レゾリューション、ラミリーズ、ロイヤル・サブリン)、 巡洋艦8隻、水上機母艦1隻、駆逐艦15隻、コルベット8隻、掃海艇4隻、輸送船16隻、航空機100機を喪失。乗組員だけでも18000名に上る。これに英陸軍兵士15000名が加わる。更にダーバンとキリンディニの港湾設備は完膚無きまでに破壊されて機能を完全に喪失していた。報告を聞いたチャーチルは気を失い数日ほど寝込んだとさえ言われている。


 この損害により英海軍の正規空母はヴィクトリアス1隻のみとなり、戦艦も7隻まで落ち込んでいた。(小型旧式空母や商船改装空母を除く。インプラカブル、インディファティガブル、アンソン、ハウ、ヴァンガードは建造中)


 これは自国本土分の船団護衛を賄うにも厳しい数であり、枢軸側と激しい戦闘の続く地中海や北アフリカへ戦力を回す事も苦しくなっていた。ましてやアジア方面や対ソ船団の護衛へ戦力を振り向ける事など全く不可能である。このためインドとセイロンは補給を断たれ完全に遊兵と化しており、オーストラリア・ニュージーランドは米国の支援でかろうじて日本に対抗している状況であった。中国への支援もビルマが失陥しソ連も戦争中の今、インドへの通商路が断たれた事で完全に停止していた。


 南雲の主導したマダガスカル沖海戦は、直接の戦果だけでなく波及効果も非常に大きな物であった。


 だが山本から称賛の言葉は無かった。


「確かほとんどが六艦隊の戦果だったな、小松君もご苦労様。援蒋ルート遮断のためにインドを攻略する手間が省けたと陸さんも喜んでいたよ。しかし偶然・・、六艦隊と共同する形になるとは南雲君も本当に運が良い。それに相変わらず据物斬りは上手だな」


 南雲の顔に一瞬で朱が差した。隣の草鹿も拳を握りしめている。日頃は鉄仮面で知られる宇垣参謀長ですら顔を引き攣らせた。南雲らと同じく報告のため同席していた第六艦隊司令の小松輝久中将が、さすがに不味いと感じて場をとりなすように発言した。


「第五潜水戦隊と第八潜水戦隊は元々本作戦の敵情偵察のために先発していました。敵が港に引きこもってしまって手をこまねいていた所に、一航艦の接近に気づいた敵が慌てて港から出てきてくれたお蔭で攻撃する事が出来たと聞いています。そうでなければ戦果を挙げられなかったのは第六艦隊の方です。仮に敵が港内に逼塞したままでも一航艦ならば同じ結果であったでしょう」


「確かに戦果についてはその通りだったかもしれん。しかし南雲君も知っていると思うが君が遊んで(・・・)いる間に本土の方がちょっと大変な事になってね。陛下にも本土の守りは大丈夫なのかと問い質されて赤っ恥を掻いたよ」


 南雲らの艦隊が英艦隊を殲滅し怒りに任せてキリンティニとダーバンを破壊しつくしたのと同じ日に、日本はドーリットル中佐に率いられたB-25爆撃機16機により関東各地と名古屋、兵庫に空襲を受けていた。被害自体は大きなものでは無く、報道管制とマダガスカルの勝利で国民の動揺は無かった。しかし敵の接近を察知できず、まともな迎撃すらも出来なかったという事実は日本陸海軍にとって重く受け止められていた。


「本土の残置部隊には私からも迎撃指示を出したはずですが」


「皆、呉か外地に居たから間に合わなかった」


「それは小官の責任では有りません」


「それはもちろん理解している。しかし、もし君の一航戦と二航戦が余計な作戦などに出張らず本土に残っていたら、もし東へ攻めていれば、そもそも敵は来なかったんじゃないかという意見も多くてね」


 もちろんこれは全くの言いがかりであった。仮に南雲の艦隊が本土に居たとしても陸上爆撃機を空母から発艦させ艦隊はすぐに退避するという米軍の作戦は実施されていたであろう。また南雲がマダガスカル作戦を提案していなくても一航艦は別の作戦に投入されていた可能性が高い。


 実は山本が南雲に絡む理由は至って個人的なものだった。政府がドーリットル空襲の失態を逸らすため盛んにマダガスカルの勝利を喧伝した結果、今や世間で南雲は「今孔明」とまで呼ばれる様になっていた。マダガスカルの直接の戦果が潜水艦隊によるものである事は知られていたが、作戦を起案、指揮したのが南雲である事も知られている。そして見事に敵を誘い出し潜水艦隊とタイミングを合わせて敵を殲滅した手際の良さから、最初から最後まで英艦隊は南雲の手の平で遊ばれていたというのが世間の一般的な認識であった。もちろん全くの誤解であったが。


 自己顕示欲が強く軍政家、政治家を目指す山本にとって世間の評判、名声という物は非常に重要なものであった。これまでは真珠湾奇襲を主導した自分がそれを手にしていた。今やその名声は南雲に移りつつある。元々南雲を嫌っていた山本にとって、その事実は座視しえない物であった。


「英国東洋艦隊がいなくなってインドは無力化できたが豪州はしぶとく抵抗を続けている。米国の支援がある限り英国も豪州も南雲君の思っていたようには簡単に落ちん。だから当初の計画通り米豪遮断のためニューギニアのポートモレスビーを落とす。最近、敵空母の活動が目立って陸さんからも艦隊の派遣を要請されていてな。また君に行ってもらいたい」


挿絵(By みてみん)


「一航戦と二航戦は遠征から戻ったばかりです。そろそろ大規模な整備と休息が必要です」


船渠ドッグの数は限られているんだ。一度に全部は入れられん。整備待ちで遊ばせておくくらいなら使った方が良いだろう?今度は米軍の空母が出てくる可能性がある。今後の作戦を考えると出来ればこれを撃破しておきたい。出てくる数はおそらく2隻程度だろう。三航戦や四航戦じゃ荷が重い。五航戦はまだまだ使い物にならん。だから今は君の艦隊しか使えんのだよ」


「承知しました。すぐに一航戦と二航戦を反転させて向かわせます」


「あぁ、二航戦と第三戦隊は置いて行ってくれたまえ。君なら赤城と加賀が有れば十分だろう。代わりに井上君の第四艦隊を臨時で指揮下に入れる。ブルネイを得たといっても君の大遠征で燃料事情が厳しくてね」



 足音荒く立ち去った南雲を見送った後、宇垣参謀長が心配そうに山本に話しかけた。参謀長として一応は懸念を伝えておく必要がある。


「一航戦はもう半年も作戦行動中です。南雲中将の言う通り整備と休養が必要なのは間違いありません。四艦隊との合流どころか連携訓練も作戦を詰める時間も有りません。それに実際に敵の空母が出てくる可能性は低いと思われます。敵空母と地上基地の対応に攻略支援を兼ねるとなると作戦が複雑になり、対応を誤れば負ける可能性もあります」


「米国が相手なんだ。多少の無理は必要だろう。それに赤城と加賀はもう古い。使い潰しても惜しくはない。大体あの今孔明様が負けるはずは無いだろう?井上君も上手く使ってくれるさ」


 山本は南雲が負ける事を望んでいる。宇垣はそう感じた。連合艦隊司令部の参謀長としては、それは正すべき事であった。しかし自分はどうせお飾りの参謀長に過ぎない。自分が忠告しても山本は聞くまい。そう諦観した宇垣は黙って引き下がった。後で日記に忘れずに書くことにしよう。宇垣は良いネタが出来たといつもの鉄仮面のまま心の中で微笑んだ。




「南雲さん、ちょっと良いかね?」


 上甲板通路を歩いていた南雲は背後から第六艦隊の小松中将に呼び止められた。大和の長い艦内通路を歩いたせいか流石に多少は頭が冷えてきている。小松中将の方は早足で追いかけてきたせいか多少息が乱れていた。


「これは小松さん。先程は失礼した。我ながら大人気ない所を見せてしまった。お恥ずかしい限りです」


 マダガスカルでは第六艦隊に戦果を奪われた形となった南雲であったが、今では別に思うところは無かった。自分が無意識のうちに潜水艦隊を下に見ていて、思い込みで作戦を進めた結果だと納得し反省もしている。むしろ戦果の面では最高の結果となった分、良かったとさえ思っていた。


「山本長官に言われた作戦についてだがね、私は敵の艦隊は出てこないと思う」


 挨拶も早々に小松は用件を切り出した。彼は皇族でありながら特別扱いされる事を拒否して実力で今の地位まで上がってきた男である。叩き上げの海軍軍人らしく清廉質実の気風があった。


「どうしてかね?敵の空母部隊は内南洋の拠点だけでなく内地まで爆撃しているじゃないか。今回の攻略作戦でも阻止しようと当然出てくるだろう」


「敵空母の活動が活発だったのは先月までだ。分かっていると思うがマダガスカル以降、六艦隊うちの潜水艦隊の襲撃戦術が変わった。今は敵の輸送船だけでなく護衛艦艇も積極的に食っている。敵も色々と対策はしてきているようだが今のところはこちらが有利だ。おかげで布哇ハワイや豪州だけでなく西海岸でも敵艦隊の活動は非常に低調になっている」


 マダガスカルでの大損害以降、連合軍は急ピッチで対潜水艦対策を行っていた。だがこれまで大西洋のUボート相手には有効であったはずの対策が、太平洋の日本軍潜水艦に対してはほとんど効果が無かった。


 潜望鏡や浮上航行する潜水艦を探知するレーダーは既にほぼ全ての艦艇に行き渡っている。だが相手は発見されても構わず襲撃をかけてくるから意味が無かった。迎撃に向かう護衛艦艇が先に食われるのだから性質が悪い。せいぜい襲われている船を犠牲にして他の船が逃げ散る時間を稼げるだけだった。


 対潜兵器の方も同様である。連合国は今年開発されたばかりのヘッジホッグやスキッドの装備展開を進めていた。だがこれも大西洋のUボート相手には効果があっても日本軍の潜水艦には効果がなかった。これらの前方投射型爆雷は射程が200mから300mしかない。日本の潜水艦は九九式魚雷を2000m以上の距離から放ってくる事が多いため、そもそも使う事すらできなかった。仮に射程を延長しても曲射弾道のため命中率は期待できない。ヘッジホッグも散布界が広がりすぎて役に立たなくなる。


 現状、唯一効果があるのは航空機による哨戒だけであった。流石に昼間であれば航空機で潜水艦の発見も攻撃も可能である。特に南方の海域は明るく透明度も高いため例え潜航中の潜水艦でも発見できる場合があった。実際、4月以降に発生した日本の潜水艦の損害は全て昼間の航空機によるものである。


 だが夜間になると航空機でも対処が難しくなる。まだ港湾周辺や沿岸航路であれば陸上機や飛行艇が夜間でも哨戒したため多少は被害を抑える事ができた。これらは機体が大きいため機載レーダー、探照灯リー・ライト、更には潜水艦救助用の磁気探知装置(MAD)まで搭載する事が出来たためである。だが機体の小さな艦載機ではそのような装備を運用出来ない。このためハワイやオーストラリアの航路はいくら輸送船団に護衛空母を加えても夜間の被害を抑える事が出来なかった。


「敵の動きが低調なのは分かった。だがどうして敵艦隊は出て来ないと言える?」


「出てこれないと言うのが正しい。敵をインド洋から一掃できたお蔭で既にペナンの八潜隊もトラックに前進させた。ハワイから豪州にかけて我が方の潜水艦隊の戦力密度は上がっている。襲撃戦術の変更と戦力集中で敵の輸送船団の到着率は恐ろしく下がっている。護衛艦艇の損耗も大きいはずだ。敵は潜水艦や航空機で隠密輸送まで始めたらしいが、そんな物じゃ航空隊や艦隊の燃料弾薬は賄えん。つまり実質的に豪州の封鎖は出来ているんだ」


「なるほど。それでは確かに豪州からは敵艦隊は出れないだろうな」


「その通りだ。今では敵の潜水艦すらほとんど見かけなくなった。余程燃料事情が厳しいらしい。そう言えば祥鳳と瑞鳳を六艦隊に返してもらったのも大きい。南雲さんや井上君には悪いが、あれで索敵と補給が随分と楽になった。空母型の潜水母艦は実に使い出が良い。今更戦艦も無いだろうから110号艦も潜水母艦にしてしまえと個人的には思うがね」


 祥鳳と瑞鳳は潜水母艦 剣埼・高崎から改装された空母である。元々空母への改装を前提にされていた事もあり、すぐに空母へと改装され一航艦に配属されていた。だが最近の潜水艦隊の活躍と建造促進により潜水母艦の需要が急増した事から第六艦隊へ配置換えとなっている。実際に潜水母艦として使ってみると充実した航空装備は索敵や連絡に重宝するし敵哨戒機の排除にも役立った。また広い艦内容積は潜水艦の補給と休息に最適であった。


「豪州方面は分かった。だが真珠湾はどうだ?米艦隊の主力はそちらから来るはずだ」


「確かにハワイの方はまだ封鎖まで出来ていない。だが輸送船団の護衛に大量に艦艇を割いているお蔭で主力艦を護衛すべき艦艇が大幅に減っている。敵は艦隊編成に困っているはずだ。俺なら潜水艦がウジャウジャ居ると判っている海に主力艦を裸に近い状態で突っ込ませる様なマネはしないな」


 太平洋での輸送船被害が急増すると連合軍はすぐに護送船団を形成するようになった。


 その中で輸送船は十数隻が横並びとなり、その列を数列重ねて進行方向に対して横長の船団を形成する。これは横から襲撃する事の多いUボートに対して船団側面の面積を最小にするためである。その側面を数隻の護衛艦艇がカバーし後方を護衛空母が続く形であった。


挿絵(By みてみん)


 これは長年のUボートとの戦いと数学的な計算から編み出されたもので実際非常に有効な手段であった。だが日本の潜水艦相手では効果が無かった。船団側面を守るべき護衛艦艇が先に狙われて壊滅してしまうためである。現状では敵護衛艦艇は日本の潜水艦にとって輸送船と同じ餌でしかなかった。護衛艦艇が襲撃されている間に輸送船は逃げる事が出来るが、後の航路で通報を受けた他の潜水艦や基地航空隊が群がり結局壊滅する事が多かった。


「山本長官はこの情報を知らないのか?」


「いや長官はご存じだ。その上で南雲さんに命令した。敵艦隊を警戒しながら陸上基地も攻撃しつつ攻略部隊を護衛するなど自ら隙を作る様なものだ。邪推かもしれんが長官は南雲さんに負けて欲しいと考えていると私は思う。あの人は名誉欲が強いから今の南雲さんを妬んでいるのかもしれんな。私はこの国の為にも南雲さんに勝って欲しい。」


 南雲と草鹿は小松に礼を言うと急いで一航戦に戻っていった。



 結局小松の言った通り、一航戦が珊瑚海に入っても敵艦隊は姿を現さなかった。南雲は戦力を分散する事を避け、四艦隊と合流後に敵基地航空隊の攻撃のみを警戒しながら堂々とツラギ・ポートモレスビー攻略を行った。敵基地航空隊の反撃はあったものの海上封鎖の影響のためか微弱であり一航戦の零戦に撃退されている。敵潜水艦の攻撃すら無かった。その結果、両拠点はほとんど損害なく占領する事ができた。


 実は米軍は暗号解読によりこの作戦を完全に把握していた。だが対応する事が出来なかった。主力艦の損害は無いものの、輸送船団護衛での損害が大きく巡洋艦以下の艦艇が不足していたためである。当時、真珠湾に在泊する巡洋艦・駆逐艦は両手で足りる程しか居なかった。頼みの護衛空母も投入する端から沈められていた。オーストラリア海軍に至っては既に壊滅している。とてもでないが出撃できる状況でなかった。せいぜいが攻撃前に部隊や艦船を退避させる事ができただけである。


 これにより豪州は完全に米国から遮断される事となる。既にインド、喜望峰方面の通商路も切断されている事からオーストラリアとニュージーランドは日々の生活にすら困窮する様になり枢軸国との単独停戦が現実的に議論されるようになっていた。



 この戦いで敵が出て来なかった事に対して、日本では三国志の五丈原の戦いに準え、敵が南雲を恐れて逃げたのだと噂された。これを聞いた南雲は、まだ死んでいないんだがなと苦笑したと言う。こうして南雲の名声は増々高まった。作戦成功の報を聞いた日の山本の機嫌は最悪だったと宇垣の日記には書かれている。

 日本の潜水艦の活躍で、一時的に敵の動きが鈍くなっています。このため珊瑚海海戦もミッドウェー海戦も起きませんでした。日米の主力艦は健在ですが、米軍の巡洋艦以下、特に駆逐艦は酷い事になっています。

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