チーター
FPSはしたことないですが、チーターに会うと恐怖しかないです(´・ω・`)
隣に並んで帰るけど、家には誰もいなかった。親は仕事で、兄貴や弟達はまだ学校だから仕方ないか。
『部屋、に、行く、ね』
「ええ」
鞄を持って、部屋に向かう。最近実況撮れてなかったから、撮ろうっと。
『よし』
配線し終わり、実況の準備をする。今日はFPS。
録画開始っと。
『ん…?こい、つ、チート…?』
いきなりチートと会った。チートをする人の気持ちが分からないな。自分が強くなった気でいるのかな?
『あ…』
チーターに撃たれた。ワンヒットキルにオートショット?
『へぇ…。そっち、が、チート、で、する、なら、何回、も、相手、して、やる』
久しぶりに興奮してきたな。チーターには、俺を興奮させてくれたお礼にそっちも楽しんでもらうよ。
『へっ…』
結果は15キル2デス。もちろん15キルは俺。相手はどうかな?楽しんだかな?
[メールが届いています]
『さっき、の、相手、から、かな?』
“チート使ってんじゃねぇよ。ksが!”
自分が使ってんのに、俺がチート扱いか。おもしろいなぁ。もちろんそれに対して返信するけどね。
“チートだって疑うなら、1on1でしましょうか。それで負けたら前言撤回&謝罪してくださいね。”
って。おっと返信早いなぁ。
“やってやるよ!”
さてさて、楽しみだなぁ。
相手に招待を送り、待つ。マップは俺の十八番マップ。
『よし、始め、よう、か』
時間は5分。さぁ、楽しい時間の始まりだ。
ゲームが始まり、いつも俺が使っている狙撃ポイントに向かっている途中で相手を見かけ、ヘッドショットで相手を倒す。まずは1キル獲得。
狙撃ポイントに着いて、相手を探す。見つけた。二回目もヘッドショットで相手を倒した。
~~~~~~
5分経ち、結果は10キル1デスで俺の勝ち。
すぐ返信が来るかと思ったけど、相手からの謝罪は来なかった。まぁいいけどね。運営に報告するだけだから。
“謝罪はどうしたんですか?謝罪しないでそのままチート使い続けるなら、運営に報告しますよ”
そう送っても来ないってことは、逃げたわけだな。よし、報告だな。
録画を停止し、運営に報告した。また会った時にチートしてたら、打ちのめしてやる。
『編集、しよ、っと』
さっきのをパソコンにいれ、編集する。おもしろくない所はカット。
『楽、しみ、だな♪』
楽しみってのは、リスナーの反応とチートを使った相手の慌てた顔を想像する事。これとサバゲ―しか今の俺には娯楽が無いからね。
編集が終わり、投稿する。その間に宿題をしなきゃな。一人で出来るところは一人でするけど、分からない所は後で教えてもらお。
「弐劉~宿題は大丈夫?」
『今、自分、で、出来る、とこ、してる』
「そっか。分からないことがあったら隣においで」
『ん』
ドア越しに聞いてくるお姉ちゃん。部屋に入らないのは、お互いのプライベートを乱されたくないから。俺の家ではないけど、たまにいるよね。ノックもせずに勝手に入ってくる人。あれって本当嫌だよ。
前、友達が家に来た時、俺の部屋じゃないけど、竜之介の兄貴の部屋に勝手に入っていた時があった。兄貴は優しく出ていくように言っていたけど、内心怒っていたと思う。俺も苛立った。
俺と兄貴の部屋にはそれぞれの模型が置いてあって触られたくないものが沢山ある。兄貴は刀、俺は銃。その中に一つだけ本物がある。もしそれに触ったら怪我だけじゃ済まされないからね。もちろん今の時代じゃ使うことはない。持っているだけでも銃刀法違反で捕まっちゃうけど。だから、部屋の主以外は勝手に入らないようにって言ってるよ。
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