友人とFPSゲーム
特にバトル等は無く、ほのぼのとゲームで遊んでいるだけです。
今日は休日。友人を家に誘ってゲームで遊ぶんだ。待ち合わせは学校前に集合にした。友人の家が俺の家が遠いから、学校前にしたんだ。
「弐劉~!」
時間五分前だけど、遠くから来るのが見えた。
「遅かったか?」
『ん~、ん。大、丈夫』
「じゃあ、案内頼むぞ」
『ん』
隣に並び、家族の雰囲気とか愚痴など言いながら家に向かった。
「友人か?」
『ん』
「ゆっくりしていってな」
「は、はい」
車の掃除をしているお父さんに友達がへっぴり腰になってた…。まぁ、そうだよね。お父さん顔がインテリヤクザみたいだからね。
『あ…』
「なんだ?」
『部屋、に、入った、後、モデル、ガン、には、触ら、ない、でね』
「なんでだ?」
『危ない、から』
「お~」
ドアを開けて、友人が中に入るのを見送ると、ドアを閉めた。
「あら、いらっしゃい」
「あ、こんにちは」
「後で、お菓子持っていくね」
『ん』
お母さんとすれ違い様に会話し、俺の部屋に向かった。
「おお~!すげー!」
壁一面すべてに飾られているモデルガンを見て、興奮している友人を見ながら椅子に座った。
「弐劉、これは?」
あ…仕舞うの忘れてた。Youtubeの10万人突破の盾。俺のって言うのめんどくさいし、ばれたくないから、竜之介の兄貴のってことにしよう。
『それ、兄貴、の』
「弐劉の兄貴ってYoutuber?!」
『秘密、だよ…?』
「おう!」
『もし、ばら、し、たら…』
殺気とはまた違う威圧を友人に当てる。気絶はさせない程度に。
「な、なんだ…?」
殺気に似たものを当てられている友人は、身震いをした。
『俺、だけ、が、知って、る、秘密、ばらす、から、ね…?』
「そ、それはやめろ…!」
『じゃ、あ、約束』
「おう…」
殺気をしまい、気を抜いた状態に戻した。寒気に始終震えていた友人は、震えが止まったのを確認すると床にゆっくりと座った。
『で、何、する…?』
「ゲームしようぜ!何のソフトがある?」
『いっぱ、い、ある、よ…?シュー、ティン、グ、とか…アク、ションとか』
ソフトが入れてある棚から何本か取り出し、見せた。
「せっかく遊びに来たんだし、二人でやれるのしようぜ!」
『ん。なら、これ、かな…?』
ローカルでしかやれないけど、マルチで出来るのを選んだ。
「これってあれの続編のやつじゃん!どうしたんだよ!」
『誕生、日、に、貰った』
「マジか!」
『ん』
興奮する友人の声を背に聞きながら、ソフトをセットする。
「まだ中盤くらいか?」
『もう、二週、目』
「はやっ!」
コントローラーを渡し、マルチ用に設定した。
『キャラ、決めて』
「おう」
キャラ設定を友人が決めている間に、入る部屋などを決めた。
『ここ、で、いい…?』
このゲームは初心者だという友人のことを考え、ノーマルモードの部屋にする。
「おう、いいぞ」
『ん。じゃ、あ、始め、るね』
準備完了になり、ゲームスタート。
『まず、は…』
敵を倒しながら進み、時に友人を誘導しながらアイテムを渡したり、倒れてしまった友人のキャラを治したり、逆に治して貰いながら第一のボス戦に挑んだ。
コンコン…
『ちょっ、と、止め、る、ね』
「お~…」
ポーズ画面にし、ドアを開けた。
『はい、おやつ』
「ん、あり、が、と」
片手でお椀を持ってドアを閉めた後、友人との間にお椀を置いた。
「わざわざ買ってきたのか?これ」
『たぶ、ん、弟、が、作った、んだ、と、思う』
「弐劉の弟が?!」
『ん。た、ぶん、だ、けど…』
お皿の中にあるクッキーに手を伸ばし、食べた。チョコ入りのクッキー美味しい…。
「うまっ!」
『後で、言って、おく、よ』
「おう!」
ちょっと行儀悪いけど、クッキーをサクサクと食べながらゲームを再開した。
「やばっ!強い…!」
『こいつ、は、お腹、の、部分、狙え、ば、いい』
「おおっ!めっちゃ入った」
『あと、火を、使う、武器、持ってたら、もっと、早く、倒せ、る』
手こずっている友人の攻略法を教えながら、夕方までワイワイと遊んだ。
「今日はありがとな!」
『ん。また、ね』
「おう、また月曜な!」
家の外で友人を見送った。暗くなる前に帰れるかな…?




