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ジルテレイ  作者: 小町
2.オルスタシアの王
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人物紹介

 ニア・ジルテレイ

 200年後のゲームの世界へと転移してしまったエン・オーター・オンラインのトッププレイヤー。ギルド『一党』の創設者でありギルド拠点『古城』を保有する。シルバーブロンドの長髪で、肌は色素が薄い。完璧にキャラクリを行ったために異郷の顔だちを思わせる。NPCとの会話に慣れてしまったために口調が粗雑になることが多い。


 ノウァ・ディアメトン

 墓地に眠る狂気の王。過去の大戦にて致命的な傷を負う。長い歳月の中で彼の眷属は激減し、身動きが取れなくなった今でも彼は衰退を続けている。


 エリス・ズノンルルフ

 元はテンヌ騎士団所属の騎士だったが、イワン・フェンティスの謀略により放浪者と成り下がった。レメネンに追われる身となった為に、ニアの捨てたレイピアを頼りにひたすらに南下を続ける。元孤児であり、レイニーフに拾われた過去がある。プラチナブロンド。


 ノルン・ハームウェイ 

 元テンヌ騎士団所属。主にエリスの補佐を務めていた優秀な副官。ニア・ジルテレイの恐ろしき実態を目撃したために本国へ帰還する。ノルンはイワン・フェンティスへと己の責務を果たすため事の次第を注進したのだが、その翌日彼女は消息を絶った。以後彼女と連絡が取れた者はいない。


 レイニーフ神父 

 イワン・フェンティスから思想に重大な問題があるとの判断を下され、46年間もの間神父の職に押し込められてきた。そしてその判断は正しかった。エリス・ズノンルルフの逃亡を手助けした彼は今や、組織への忠誠を果たせなかった大罪人である。彼の愚かさは罪であり、今後の教会にとって彼は完全に不必要な存在となった。よって彼は後に教皇庁暗殺団に粛清されることとなった。


 教皇庁暗殺団

 彼らはシャハートが誇る恐るべき寵児達である。彼らは最高のアサシンであり人に非ず。たとえ教皇庁の上層部であったとしても、その本質を知る者は決して多くなく、彼らの存在や実態は長らく謎に包まれている。


 エク・グレア

 極北の死地帯の調査を生業とする。職業柄、野卑な者達との接触が多い。ニアとは跡地で出会ったが、共有した時間は一日にも満たなかった。それでも彼女は度々夢に見るほどに、あの少女の事がどこか忘れられずにいた。生まれはドフネイフのリンドオルム東海岸。ブルネットの髪に、美しいコバルトブルーの瞳。


 イデア人

 実存する神を信奉する穢れ多き人種。紛い物を礼賛する彼らは、誰にとっても心理的に受け入れやすい方法を用い、早々に種として根絶するべきだろう。例え僅かであってもイデア人の血を引く者を生かしておくのは得策ではない。


 イデア人討伐隊

 レメネン教会からの援助を受け、イデア人を根絶に追い込む為世界各地を放浪する不滅の討伐隊。彼らと遭遇するのは出来ることなら避けた方がよい。何故ならば彼らにイデア人と非イデア人を絶対的に区別する目など有りはしないからだ。彼らが投げかけてくる問いに、絶対に答え損ねてはならない。


 イワン・フェンティス

 枢機卿の地位へとその手腕だけを頼りに駆け上った現実主義者。あらゆる狡知を備える彼は、どこまでも洗練された陶酔者である。均整の取れた長身と穏やかな所作から、イワン・フェンティスと対峙して瞞着されない者などいない。


 ベッドの主

 死という趨勢に反し続ける異形の王。彼は間もなく完治するだろう。


 レイシャ

 ニアが作成したサポートキャラクター。敬愛するニア・ジルテレイを見失ってから200年の間彼女は古城に閉じ込められていた。長い年月を経て主人と再開したが、彼女の愛は歪に変質してしまっていた。鮮やかなヘーゼルの瞳を持つ小柄な少女。ニアの前では無邪気さを装う。







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