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朗読台本  作者: サンケー
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4/10


雨が降った


今日は大粒の雨が降った



まるで 空が泣いてるようだ



触れる事など


出来ないと知りながら


この手を 伸ばして 空に聞く



ねぇ 何が悲しいの?



悲しみに対して 僕は敏感だ


けど


どれだけ 悲しくても


もう涙は流れない



泣くのは 恥ずかしい事



泣くなと言われた訳じゃないのに


僕は泣く事を 拒んだ


悲しくても 唇を噛み締めて


涙を瞳の奥に押し込めた



そして 気付けば


涙は顔を見せなくなっていた



みんなが悲しい時


涙を流して それを形にする


けど 僕だけ 流れない


同じくらい 悲しいのに



空だって 人前で こんなに大泣きするんだ



別に 泣くのは恥ずかしい事なんかじゃないよね?



涙が恋しい


帰って来てよ 涙


強がるなよ 僕の心

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