奴隷の冒険者を確保
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そんな訳なので、冒険者として育成するべく、獣人の奴隷を確保する事に。ユニークスキルは何でも良いというか、特に気にしても無駄だからな。そう言う奴隷は高いし。色々と頑張って貰った方が良いとは思うんだけど、それでも安く仕上げる方が良いとは思う。冒険者として戦いたいって獣人の奴隷が居れば問題ないんだよな。まずはやる気。それがないとどうしようもない。やる気が無いのに冒険者として成功するって事は無いからな。やる気が全てと言っても過言ではない。やる気なしな冒険者ってあり得ないもんな。生活をしなければならないから、渋々って事はあるんだろうけど、そう言う冒険者は大成しない。出来る限り大成してくれる方が嬉しいんだよ。なので、掘り出し物もあるかもしれないしと言う事で、奴隷商の所にやってきた。
「……要件はなんだ?」
「掘り出し物が無いかの確認だ。それと欲しい奴隷がいる」
「掘り出し物は無いな。……それで? 欲しい奴隷ってのは?」
「冒険者に出来る奴隷を探している。獣人の方が良い。膂力が強い方が良いからな。冒険者になりたいって獣人の男を見せてくれ」
「なるほどなるほど。ちょっと待っていてくれ」
掘り出し物は無しか。掘り出し物があったら購入する予定だったんだけどな。色々と使える可能性があるんだからさ。それで確保しておいて、後で色々と使う事が出来るとなると、便利で良いと思うんだよな。まあ、無いって言うんだから、しかたがないとは思うけど。
「……やる気があるのはこの辺だな。だが、ユニークスキルに関してはそれに見合うものがない。至って普通の獣人奴隷になる」
「まあ、妥当な所か。とりあえず、5人1組で動かしたいから、5人を選ぶか。……これで全部か?」
「ああ、今いるのはこれで全部だ。ちょっと前に一緒のような条件で買っていった奴が居るんだよ」
……なるほど。それは獣人たちなんだろうな。仲介人というか、別の種族に頼んでいるとは思うが。獣人が獣人を買うのはちょっとな。足元を見られることになるんだろうし。さて、ここから選ばないといけないんだけど、どうするか。戦えそうなのは居るが、遠距離攻撃が出来そうなのは居ないんだよな。弓矢を使えそうな獣人が居ない。弓矢は他よりも体幹が育っていないといけないんだけど、見た感じ、そこまで育っているとは思えないんだよな。無難なところで決めておく方が良いのかもしれない。
「こいつがまず候補だな。続いてこいつだ。後は……こいつらでどうだろうか。とりあえず5人を選んだつもりだが」
「これなら銀貨30枚だな。5個となると、もう少し取ってもいいかもしれねえと思うかもしれないが、これが相場だからな」
「そうか。……相場なら問題ない。とりあえず買っていくぞ」
「毎度。またどうぞ」
安すぎるよな。銀貨で良いんだから。獣人奴隷は安すぎてどうにも。安い方が嬉しいけどな。そのくらい使い捨てで買えるって事ではあるんだろうけど、使い捨てる気なんて無いからな。ガッチガチに訓練をして、まともに戦えるようにしておかないといけない。まあ、奴隷商人は3軒ある。とりあえず、3軒で5人ずつ買っていかないといけないだろうな。掘り出し物も確認したいし。
そんな訳で、3軒とも回った訳なんだけど、掘り出し物は無かった。その代わり、獣人奴隷は良い感じの奴隷が揃ったとは思う。他の奴隷商人でも銀貨40枚と35枚だった。安すぎるんだよな。獣人奴隷の価値ってそんなに低いのかね? 人間よりも長生きするし、戦闘力もある。使い勝手は良いとは思うんだけどな。……冒険者に仕立て上げるって事をしないのかもしれないけど。
戦力としては申し分ないとは思うぞ。体格も良さそうな、……肉付きは悪いんだけど、食えばがっちりとした体格になりそうな奴隷を選んだつもりだからな。遠距離攻撃に適しているような奴隷は見つからなかった。だから、盾持ち2人に対して、攻撃に出る奴らが3人でパーティーを組ませる予定だ。15人も新人が出てきた訳なんだけど、まだまだ宿屋には余裕がある。人間の冒険者が居なくなったからな。人間の冒険者が居ないのは良い事では無いとは思う。けど、見捨てた場所に帰ってくるほど、神経は図太くないんだろうな。そんな感じなんだよ。
冒険者登録も済ませて、無事に冒険者になった訳なんだけど、問題は武器だ。武器はちゃんと店売りのものを使わせるつもりでは居るんだけど、思った以上に盾がな。良いものが少なかった。こっちでは大盾って無いんだな。片手用の盾はあるんだけど、両手で使う様な大盾って無いんだな。初めて知った。まあ、予定には変更はない。盾持ちが2人だから、6人が盾持ちだ。3パーティー分の買い物をしなければならないんだし。後で使えませんでしたって事にならない様に、しっかりと選んでもらったけどな。……まあ、メインは採取なんだけど。採取が出来ないと、俺の利益にはならないからな。採取の冒険者が必要なんだ。それで、ゆくゆくは、強力な魔物相手にも戦えるようにしてもらわないといけないって感じかな。何とかしてもらわないといけない訳なんだけど、まずは訓練からしないといけないよな。
と言う事で、15人には乗合馬車でやってきてもらう事にして、俺は帰った。何日かしたら乗合馬車に載って来るだろう。まあ、乗合馬車に乗れない場合は歩いてくるんだけどな。そこまで馬車に乗っていたら、普通に馬車の移動速度が遅いんだ。多少走らないといけないが、普通についてこれる。だから、乗合馬車に乗れなくても問題ない訳だ。……まあ、料金はとられることは無いんだし、その方が節約できて良いのかもしれないけどな。ただ、街道に偶に魔物が出てくるからな。それらと戦う事になったら面倒だし、大規模な移動をしてもらう方が良いんだよ。特に利点がある訳でもないんだしさ。戦わないに越したことはない。
それで、普通に店番をしている訳なんだけど、エレナちゃんもレジエナも、握力を強化するあれに苦戦中である。まだピクリとも動かないらしい。まあ、何というか、第二段階にしないと無意味だしな。難しいというか、出来るようになるまでに時間がかかるというか。レジエナの場合は、弓も引かないといけないから、第三段階まで熟せるようにならないといけないし。身体能力強化魔法は強力だが、どうしても極めるという所までいかないと意味がないというか。やるなら徹底的にだからな。第三段階までいければ、極めるところまでは一気にいけると思うんだけど、それでもやっぱり難しいのはそうなんだろうな。
「うーん。出来ないです。何でこれを握れるようになるんですか?」
「それはある意味才能も必要になってくるとは思う。まあ、努力でもどうにでもなるけどな。努力で何とかしたい場合は、年単位で極めて行かないといけない事でもあるし、中々簡単にはいかないぞ? 結構やっていることは単純だとは思うけど、任意の場所で魔力を操作しないといけないからな。放出系の魔法とはまた違った難しさがある。極めれば、対人戦でもかなり優位に立てるし、覚えておいて損はないからな」
「でも、これ、かなり厳しい。弓はもっと厳しい」
「レジエナの場合は、最低でも第三段階までいかないといけないからな。厳しいのは承知の上だ。だけど、出来るようになっておけば、一気に出来ることが広がるからな。訓練は何時でも出来るんだ。それを握り潰すくらいの気概を見せてもらわないといけない。壊しても、次のものを作るから問題ないぞ。存分に壊してくれ」
「むぅ。壊すのは無理。簡単には壊れない」
「ですね。これを壊すって、相当力を込めないといけないですよ?」
「そのくらいは出来るようになって欲しいって感じだな。特にレジエナの場合は。弓で戦えるようになるのには、そのくらいの修行の時間が必要になってくるとは思う。……普通の弓でも良いんだけど、どうせなら、強力な弓を使った方が良いとは思うんだよ。その方が冒険者として強くなれるし」
「ん。頑張る」
レジエナの場合はどうしてもな。まだまだ子供って事もあるし、伸びしろは大きいからな。まだまだ冒険者登録をするのは早いと見ているんだよ。まあ、身体能力強化魔法をちゃんと使いこなすことが出来れば、冒険者になっても良いとは思う。怪我をなるべくして欲しくないからな。……それは他の獣人の冒険者にも言えることではあるんだけどさ。色々と極めることは良い事だとは思うぞ。極めて、腐ることは無いんだから。完璧に使いこなすことが出来るようになって、初めて身体能力強化魔法が機能するって面もあるんだし。……使い過ぎれば筋肉痛に悩むことになるとは思うけどな。極まってくると、それくらい筋肉を傷めることになるんだし。しかたがない事ではあるとは思う。
それをしながら、俺としてはポラロイドカメラをどうやって作ろうか考えていた。光属性は確定と言っても良いだろう。素材は反転させてやれば良いんだから、入手に関しては問題にはならない。光属性だけで良いのかだけどな。その他の属性も必要なんじゃないかとは思う訳で。何が必要なのか、具体的には解らないんだけど、闇属性では無さげなんだよな。……下手をすれば、時属性なんかになるかもしれないんだけど、それは作ってみない事には解らない。感覚的には必要ないとは思うんだけどさ。
そんな感じで研究をしていたんだけど、呼び出された。誰かと思えばオーロンドたちだった。何かあったのか?
「呼び出すなんて珍しいな。何かあったのか?」
「ああ、そろそろ沼地から狩場を変えようと思っていてな。身体能力強化魔法も第二段階までは来たみたいだし、第三段階まで様子を見てからでもいいかとは思っていたんだが、グレイズベアを相手にしてみて、大丈夫そうなら北方面に行ってみようかなって思っているんだ」
「なるほどな。……エレナちゃん、あれを貸してやって欲しい」
「はい。えっと、これです」
「これは?」
「身体能力強化魔法の第二段階の練習器具だ。普通は戦闘をして、感覚を研ぎ澄ましていった方が良いんだろうが、何もない所でやるのであれば、こういう道具が必要になってくる。それを握ってみてくれないか?」
「握るのか? ……っぐ、硬すぎるだろう。それで身体能力強化魔法を合わせろってか。ちょっと待ってくれよ。集中する。……ギリギリって所じゃねえか? 結構厳しい修行だとは思うが」
「おお、ちゃんと握れているな。それなら身体能力強化魔法も第二段階まではいっているだろう」
「こんなので判断できるのか……。まあ、難しくはあったけどよ。何とかしてやったぜ」
「それなら、北の森に向かっても大丈夫そうだな。北の森では、主に目を強化してくれ。動きが追えないといけないからな。目と足を強化するんだ。それで動きについていく。それが基本的な戦い方になるからな。動けませんでしたでは話にならないんだ。何とかして動けるようにしておいてくれよ。後は、流れで強化が出来る様になれば完璧だ。今度は第三段階だな」
「解っちゃいるが、身体能力強化魔法も奥が深いぜ……。第一段階は誰でも習得が出来るって事なんだろうな。そこから発展させるのは、かなり難しかったぞ。……落ち着いてやれば、そこまで難しくはないんだろうが。コツさえ掴めれば、何とかなるって感じだな」
「そうだな。コツさえ掴めれば余裕だ。まあ、次は、各部位に当てられた状態から、全身の強化に繋げないといけないから、結構難しいぞ。第三段階が出来れば、Aランク冒険者は確実だ。そのくらいは出来るようになって貰わないと困ることではあるんだけど」
「今の第二段階を全体にだろ? かなり厳しいというか、それを戦闘中に熟せって方が難しいぞ。まあ、戦闘中じゃなくても厳しいんだからよ。魔力をそこまでちゃんと動かさないといけないって事だからな」
「そうだぞ? 身体能力強化魔法は魔力操作が得意じゃないと厳しいんだ。魔力操作が出来ないと、そもそも身体能力強化魔法も発動しないんだから。それ以外の方法もあるんだけど、そっちはそっちで、魔力を馬鹿食いするからな。魔力操作はそこまでじゃないんだけど。併用できるが、魔力量に自信が無ければ無理だぞ? 俺は出来るけど、極めるまではいっていないし。身体能力強化魔法を極めるだけでも、冒険者としては上澄みだ。そこくらいは目指してもらわないと困るんだよ。東の森で満足してもらっても困るんだよな。……ただ、東の森の奥地にも、ボールデンウルフっていう、グラングレイズベアにも負けない魔物が出てくるからな。奥に行きすぎることも止めてくれよ。それなら身体能力強化魔法を極めてからにしてくれ。また治療費で白金貨が吹き飛ぶことになるんだからさ」
「まあ、奥には行きすぎないようにしているつもりでは居るけどな。ネガルドウルフでも強敵だ。そこまでいける冒険者の方が少ないんだから、まだまだ気にしなくても良いとは思うけどな。俺たちは、ある程度楽勝ってとこまで来たから、北の森に移動しようって思ったんだしな」
「それで正解だとは思うぞ。進歩していかなければ、厳しい戦いの中に身を置かなければ、劇的な変化は見込めない。安全策もいいが、時には危険に立ち向かわないと進歩が無くなる。現状で満足してもらっては困るんだ。オーロンドたちには、亡者の鉱山都市ベルンケラーまで行ってもらわないといけないんだからな。どんどんと強くなってくれることを期待している」
「……まあ、暫くは時間がかかるとは思うけどな。それに、俺たちに続く冒険者がまだまだ居るんだ。何とかなるとは思うぞ。2、3年はかかるとは思うがな」
「そうだ。今回奴隷を買ったんだ。獣人の奴隷だな。冒険者として育てるから、目をかけてやってくれ。次の乗合馬車で、こっちに向かってくることになっている。強さはよく解らないが、体格が良くなりそうな奴らを厳選したつもりだ。鍛えてやってくれ」
「……なんでまた、そんな事をしたんだ?」
「単純に採取の冒険者が欲しかったからだな。冒険者が増えることは、俺にとっても嬉しい事なんだ。特に採取の冒険者は少ない。基本的には獣人の冒険者は採取もしてくれるが、メインは討伐だろう? 人間の冒険者が来なくなってしまったから、自分で冒険者を育てることにしたんだよ。そうすれば、宿屋も儲かるし、俺も素材不足でどうにかなるって事は避けられる。それを気にしながら錬金術をやるのはちょっとな。素材は無限にあった方が良いんだよ。だから奴隷を買った。何かと気にかけてやってくれ」
「まあ、良いけどな。同朋が増えるに越したことはないし」
無碍に扱うつもりは無いから安心してくれていいぞ。ちゃんと育てるつもりで居るからな。そうじゃないと金が勿体ないじゃないか。ちゃんと育てて、良い感じに育成するんだ。そうして、素材が集まってくる環境を作り出したい。もうちょっとしたら、獣人たちはボッテンハイム子爵家を追い落とすことになるんだから、獣人の冒険者は少なくなると思うんだよ。それの補充的意味合いもあるしな。




