表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/18

村を守る勇者


平和な宴の翌朝。

村の外れから悲鳴が上がった。


「魔物だ! 森から魔物が出たぞ!」


俺たちはすぐに装備を展開した。

腰のホルスターから電子ブレードを引き抜き、ザルクは小型シールドジェネレーターを展開。

リィナは弓ではなく、携帯型レーザー・ボウを構える。

上空にはミリアAIが制御する戦闘ドローンが浮遊した。


畑を踏み荒らし、家畜を襲うのは、牙を剥いた黒い狼の群れ。

だが赤い瞳に不気味なオーラを纏っている。村人が“魔獣”と呼ぶ存在だ。


「村人を下がらせろ! あとは俺たちでやる!」


ガルドがエネルギーシールドを展開して前に出る。

一匹が跳びかかってきた瞬間、俺は電子ブレードを起動。

白い閃光が唸りをあげ、魔獣を真っ二つに切り裂いた。


リィナのレーザー・ボウが光の矢を放ち、次の一匹を貫く。

ミリアのドローンが上空から精密照射で群れを焼き払い、ガルドは盾で体当たりして残りを押さえ込む。


数分後、全ての魔獣は灰のように消滅した。

村人たちは驚愕と歓声を同時に上げる。


「す、すごい……やっぱり勇者様だ!」

「光の剣と雷の弓……伝説の通りだ!」


俺はブレードのスイッチを切り、溜息をついた。

――彼らにとっては魔法のように見えるんだな。

けれど、これは全部、宇宙文明の技術に過ぎない。


まぁこれも特に言う事なし

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ