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【プロットタイプ】限界は知っている

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

諭羅の胃薬はどれだけ必要かな。


ちなみに扱いは頗る悪いですが、瑠衣たんには本人なりの境界があります。

瑠衣の鏡花に対する扱いは、雑の極みである。暴言は当たり前。暴力も当たり前。

床に突っ伏して寝そべる鏡花を座布団代わりにし、髪を弄る。もしくは全体を満遍なく踏みつける。そうして極め付けに蔑称である『犬っころ』呼ぶ。

勿論、されるがまま悲観的に蹲る様な質ではなく、諦める事無く絡みに行くのが鏡花である。

「扱いがぞんざい」

「そう思うでしょ!? ゆらりぃ!!」

「お前がだる絡みしなければ此処までしねぇ。安心しろ。諭羅。他の女には此処まで扱いはしねぇ」

「当たり前だよ!!」

瑠衣なりの大真面目なボケに突っ込んで、今日はお暇する事にした。


瑠衣の私に対する扱いは、ぞんざいである。暴言は当たり前。暴力は当たり前。だから今日も腹癒せにだる絡みをする。ソファに腰掛けて、寛いでいる瑠衣の膝上、そこに自分の体を腹ばいにする。

「うっっっっっざ」

「まぁまぁそう言わず。ソファで合法的に女体に触れるなんて幸せな……あだっ」

頭上に指をめり込ませる。茨が額に食い込む様なその扱いに、被りを振って抵抗する。 すると手が離れ、首に手が回る。今度は露出した柔肌に爪が食い込む。

「もう!! 痛い痛い痛い!! 今日の瑠衣たんちょーウザイっ」

「何時ものお前に比べりゃ遥かにマシだわ」

甲高い悲鳴を上げると意図も容易く手が離れる。その後は退かない私の体を適当に弄り回していた。髪を触り、背中を滑り、腰骨を押す。

そこまでされて、幾つかふと気が付いた事がある。瑠衣は私が本気で嫌がる事はしない。今のように叫ぼうものなら直ぐに手を退ける。この間踏まれた時も全体重を掛けるというより、つま先で押し付けるな踏み方をした。其れに力が一点に集中しない様に、位置をずらしていた。

「触られるのは嫌いだけど、触るの結構好きだよね?」

「あ゛? なんだその考察」

落ちないように服にしがみつきながら体を回転させると、死んだ目をした瑠衣が此方を見下ろしていた。内面に目を向けると心から嫌がっている。それを見ると尚のこと荒らしたくなった。

「瑠衣たん、ツンデレだぁね〜って」

「やっぱ頭かち割るか。安心しろ。遺体は近くのドブ川に沈めてやる」

「かぁ〜!! 可愛くねぇ。ツンデレは嘘だわ。ツンドラだわ」

それでも私は知っている。どれだけ私が絡んでも、腹に暴力を奮った事は無い事を。


オマケ

「そう其れで!! でさでさでさ!! もう今日の鏡花ちゃんすっげぇ疲れちゃって!! お話出来なかったの!!」

「……鏡花、お前今何処で喋り倒してるか、分かってんのか?」

「風呂場ぁ。瑠衣たんIN浴槽」

「……今すぐ携帯持ってこい。話にしてやっから」


――数分後――。


「ほれよ」

「おい。諭羅、駄犬の調教をしたいんだが、良いトレーナー知らねぇか?」

――知らないけど。それより何か何時もより声反響してない? ホールで携帯弄っちゃ駄目だよ。

「風呂場だかんな」

「物書くつったじゃん!! 鏡花ちゃんの純情持て余しやがって!!」

――ちょっと鏡花!? 今すぐ外に出なさい!! 事案だよ!!

瑠衣と鏡花の関係はギャグ漫画のコメディの様な関係。

ただブラックジョークをかなり含んでいるので、リアル寄りの諭羅の繊細なメンタルはボロっカスです。

胃薬いる?


『他の女には此処までしねぇ』

というのは、嘘偽りなく本当のこと。

大真面目にそう思ってるので、無表情で返してます。


まぁ扱いが雑の極みな瑠衣ですが、其れでも超えてはいけない境界もちゃんとあります。

本気で嫌がらない程度のギリギリの暴力である事。

腹は殴らない事。

この二つ。


本気で嫌ならもっと悲痛な叫びだし、痛くて叫べない程の暴力ではないということ。だから叫びが何時もコメディ寄り。

多分子供は産まないと思うけど、堕胎の危険があるから。


瑠衣自身、幼少期に大変な思いをしていて、其れで周りに迷惑を掛けているので、堕胎とか子供の発育に関わる腹は蹴らなそう。殴らなそう。

頭はフルで殴るけれど。後ろから首は締めるけど。


今の設定ですがね。

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