リャクダツ
この世界を手中におさめる
なんていう中二病を
患ってた
青春の青い熱に魘され
常識と理屈で考えることも
今では出来そうにない
塗りたくられた
落書きだらけの荒れ地で
自棄になってみた
洒落たナイフ一本で
もしも何かを傷付けられるかな
あぁ出来るとも
割りと冷めきった性格だから
お構い無しに
他人を傷付けられる
あぁ酷い人間なんだ
これぽっちも
友情や愛情を信じてやれない
人間不振もいいところ
ボクにとっての最高は
結局
どれだけ人から奪いとれたか
ということ