安部恵美との・・・
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目標はめざせ総合評価、100
カルノタウルスは巨木に激突しながらも全然ダメージが入っている様子がなく元気そうであった。本当に丈夫そうな体をしているなと思いながら巨木をうまく利用しながら逃げていた。
もちろん二人も魔法で攻撃をしてもらっているがなかなかダメージは受けておらず、ただ怒りを感じてつぶそうと動いていることは理解していた。二人に出来る限り同時に同じ方面から発動できるかお願いをした。
僕はその間にこのカルノタウルスを目を引き付けておくと言ってそこら辺に落ちている石を顔にぶつけてこちにいるぞと言うとものすごい勢いで突っ込んできた。この時に僕はあえてカルノタウルスに向かって走り出した。そうしてそのままカルノタウルスの足と足の間をすり抜けるように走り抜けた。
急な方向転換が難しいと見たので逃げるならばここしかないと思いで走ってそのまま逃げた、もちろんのことカルノタウルスは追いかけてきたけどその時には二人の魔法が準備を終えて一斉に発動してカルノタウルスの横に当ててカルノタウルスはバランスを崩しそうになったが何かもう一度の攻撃が欲しいと願ったときにここで先ほど傷ついていたユタラプトルが魔法を発動した方向と同じところから飛びつき攻撃をして完全にカルノタウルスを横に倒した。
しかもこの時に運が良いのか巨木の枝がカルノタウルスの首に刺さりそのままびくびくとしたと思ったたら次第に動きは無くなってそのまま死亡を確認した。
僕たちは助かったのだと思いでその場に倒れこんで安堵していた。この時にユタラプトルが僕のところに向かって来て犬のように甘えていた。お前もよく頑張ったなと思いで撫でていた、これで安心できるなと思いながら座っていると後ろからまた地響きが聞こえてきたので嘘だろと振り向いてみると
そこには今度は別の恐竜がこちらに来ていた、出来れば肉食恐竜ではないように祈っていたけど出てきたのは明らかな肉食恐竜でありまた見た目がインパクトがある恐竜、それはケラトサウルスであり顔のところに瘤がある恐竜でありこちらもかなりやばい恐竜である。
しかも二匹同時に来ていると言う最悪事態でありもう僕も含めてみんなは戦えれるだけの力は残っていないからもうここまでなのかと絶望的状況になっていた。
でも二人だけでも逃がしてあげようと動こうとしたときにケラトサウルスの一匹が急に上から何かが落ちてきてそのまま首が斬られて地面に落ちた。
嘘だろう、あの大きさの恐竜を殺せる奴がいるのかよと驚きながらも何者だと思っているとそこには見覚えがある人物が出てきた。
「・・・え、もしかして安部恵美さんですよね。僕の間違い出ないですよね」
「話はあと、今はこのトカゲを倒すから待っていて」
そう言いながらもう一匹のケラトサウルスに向かって突撃をしていた、でも向こうも攻撃をして危ないと思ったら紙一重で避けてそのまま持っている日本刀で頭を刺してから抜いたと思ったら今度は顔を縦に一直線に日本刀で斬り倒した。
本当に倒してしまった、すみません安部恵美さん。あなたはどこかの異世界がえりをした勇者でもいうのですか。もう強さが明らかに次元が違うのですけど・・・でも助かったのでお礼を言おうとしたら
「別にお礼は言わなくても良いから、強者が弱者を助けるのは同然のこと。お礼を言われることではないから」
そうですか、確かに僕は弱者だけど。でもどうしてここまで強いのか教えてほしいと聞くと恵美さんは仕方がないなと言う顔で教えてくれた。
実は恵美さんが異世界に来るのはこれが初めてではないらしい、すでに十回以上の異世界を渡り歩いているらしく、そのために力をつけていたと言うのだ。それを聞いても嘘にも感じられないし何より僕たちを助けてくれたことが何よりも証拠だ。
松田準も佐々春香ちゃんも信用したみたいで聞いていた、そのためにまずは島の状態や状況を確認するために一人で行動をしていたのだ。それである程度情報が集まったのでみんなに教えようと戻ってきていると僕たちが襲われそうになっていたから助けたわけだ。
なるほど分かったことはただ一つ、安部恵美さんは異世界で主人公をしていてそしてまた主人公をしていることだけは理解した。もう美人でここまで強かったらモテたでしょうと言うと別にモテても嫌だったらしい。
好きな人に好かれておらず好きではない者に好かれても気分は悪いだけと答えた。確かにそうだよなと思いでついでに好きな人はどんな人ですかと聞いたら返ってきたのはお兄様と答えた。
それを聞いた瞬間に僕はこれ以上聞かないで置いたほうが良いなと感じた、まさかの恋を抱いているのって実の兄さんなのね。でもこんなに可愛い美人ならば兄さんもと言うと恵美さんが
「兄さまのことを分からないだろうだから教えるけど兄さまは学校中の女性を虜するのは当たり前のこと地域にいる女子たちに更には地元に祭ってある女神様すら虜にさせるほどのイケメンで性格も聖人のように優しくて完ぺきという言葉にふさわしいお兄様なのが私の初恋の相手でもあり最後に恋をする人でもあるのよ」
そうか、もう僕からは何も言わないでおこう。その恋が実ると良いねと思っていると今度は泣き出しながらでも結婚をしてしまったらしくとても悔しそうな表情をしていた。でも相手はとんでもないぐらいに頭がいい女性で見た目も美人であり性格も良くつけ入れるスキがなかったらしい。
どれぐらい頭が良いのですかと聞くとその兄さまの結婚相手は東大生よりもはるかに頭がよく、天才の中の天才らしい、そのために文句が言えずに悔しい思いで強くなりせめて戦場だけでも兄さまの隣に居たいと思いで強くなって今に至るらしい。
どんな兄さんだよと僕はそう感じた、そして話だと別の世界で化け物群れ、五千以上を僅か数人で殲滅した英雄の一人らしい。
それを聞くだけでも兄妹揃って主人公をしているのですかと聞きたくなった。もう二人が揃ったら最強じゃんと思っていたらその二人が揃っても勝てない相手がいたらしいけど安心して一生会わないから教えなくても良いと答えた。
でも取り合えず手に入れた情報を教えてくれた、それで分かったことは最初にこの島に流れ着いた場所はこの島では一番安全な場所でありそれ以外では先ほどのような恐竜がいたりするらしい。
そしてこの島にエルフがいることも確認したらしい、でも友好的ではないらしく安部恵美さんはエルフ十人ほどに襲撃をされたがその時は何とか撃退したがやはりエルフだけにあって魔法などを使ってくるので注意をしたほうが良いと言っていた。
そうなのか、せっかく異世界に来たからエルフとの交流を楽しみにしていたのにそれに僕以外にも松田準もあり得ないぐらいに落ち込んでいた。なるほどエルフを楽しみにしていたのですねと思いながら見ていた。
見ていた春香ちゃんは全く、男の子はいつもそうなんだからと言ってくれた。でもしょうがないだろうこれが男の子なんだからと言い返した。
そんな時に持っているスマホから鳴り出したので何か実績解除でもできたのかと思うと表示をされていたの以下の文章であった。
実績解除、初めての恐竜討伐
実績解除、初めての肉食恐竜討伐
実績解除、人類と恐竜の共存
いきなり三つも解除されたのでも確かに恐竜討伐は命がけだしでも最後はあれだよね、僕がテイムの能力を使っただけだよねと思いながら見ていた。すると春香ちゃんと松田準がせっかくだからガチャを回さないかと言われたのでそうだな、せっかくだから回そうかと思いでは一斉にガチャを回し始めるのだった。
そろそろ僕にも魔法が使えるようになりますようにと祈りながらガチャを回した。属性は何でもいいから僕も魔法らしい魔法を覚えたいところ、さて良いのが出てきますようにと祈りはしたけどすでに今日は星が五つのやつを出したから出てくれるか、もしくは物力センサーが引っ掛かって出ないのかと思いながらガチャの結果を待っているのであった。