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ガチャから始まる無人島生活  作者: 人中の蝮
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春香との行動

ブックマークをしていただき嬉しい限りです。まだまだ短いですかどうか応援をお願いします。

そうしてガチャを回して出てきたのはこのような物であった。


魔法の肥料

★★★


これで育てた食物はかなり早く育つことが可能になる。



何だろう、これはありがたいけど今は別に野菜や果物の種などないから今は必要がないかな、後々は必要だろうけど今はと思っていた。そうなると野菜の種もしくは果実の種を探す必要があるなと考えていた。


そうして考えていたら春香ちゃんのほうは物凄いのが出ていた、これを見て僕は驚きの表情になってみていた。


水魔法、水気

★★★★


己の体力を使い発動が出来るようになる。



ここにきて凄いの引いたよ、春香ちゃんがまさかの魔法ですかと思いながら試しに発動してみてよとお願いしてそうですかと言いながら近くになる岩に向かって発動をしたのである。


そうすると春香ちゃんの背後から水の鉄砲玉みたいなものが出て来てそうしてぶつけた岩は粉々に砕け散った。それを見た僕は真っ青になりながら流石魔法だなと思いながら見ていた。


すると春香ちゃんがこれで私も少しは役に立てるようになりますかと聞いてきたけど少なくても僕よりは役に立てるはずだと答えてあげるのであった。


でも春香ちゃんはそんなことはないですよ、ただ役に立てないことはないとわかっただけでも嬉しいですと言っていた。


まあね、魔法を使える人をあの石田蓮が見捨てるわけないよね・・・あれ、意外に僕は危ない状況に置かれている。もしかして見捨てられそうになっていると少し嫌な感じになっていたが僕は


「でもこれで石田蓮にも一目置かれてうまく行けば彼女にもしてくれるかもしれませんね」


僕は素直な気持ちでそう言ったがそう言うと彼女は暗い思いを出しているせいか言葉にもそれが伝わってきていた。


「それはないですよ、こんな醜い私をあの人が好きになれるはずがありませんから」


なんでと思いで聞いてみると春香ちゃんがそれではみたいですかと聞いてきたので僕はそれは確かに知りたいですと言うと髪の毛で隠れていた顔が現れて出てきたのは半分以上やけどでひどい状態になっていた。


それを見た僕はそれはどうしたのと思いで見ていると春香ちゃんは意外だねと言って笑っていたが同時に泣いていた。何があったと聞いてみると春香ちゃんが話してくれた。


それは昔に火事で巻き込まれてその時に受けたやけどでありそのやけどは治ることもなくそれが元で虐めを受けてきてそうして高校生の時に遠い場所に引っ越して誰にも知らない場所で一から再スタートをしたと言うのだ。


もちろん顔を隠すために髪の毛をのばして誰にも見せないようにしていた。そうか、こんな理由がったのかと思いながら僕の想いを伝えた。


「そうか、辛いことを話させて申し訳ない。でも僕はそれで虐めをしようとは思わない、これからも普通に接していくつもりだ。こんなことで虐めをしたら僕が尊敬する人に対して侮辱をする行為だしそれに個人としても可哀そうで虐めなど絶対にしない、むしろ虐めている奴を殴ることはしそうだけど」


そう言うと春香ちゃんはこの顔が酷いと思わないのですか、私が醜いと思わないのですかと聞いてみたので


「なんでだ、僕は見た目よりも中身こそが大切だと考えている。人の人生、若い時なんてほんのわずかだ。後は老いぼれて行って見た目など変わるけど中身はそう変わらない。それならば中身がきれいな人と付き合いたい。たとえ絶対の美人でも中身が最悪ならばそんな女性とは付き合いたいとは思わない。でも春香ちゃんならば性格がいいからこれも付き合ってくれると嬉しい」


そう言うとこんなでも良いのと聞いてきたので僕はもちろんだ、この無人島から脱出した時には付き合ってくれると嬉しいかなと言うと春香ちゃんは泣きながら僕に抱き着いてきた。嬉しいのは分かるけどでも考えてほしい、僕も男だ。


その胸を押し付けてくるのは・・・でも泣いている彼女をそう言うのは失礼だし、ここは素直に彼女を癒しあげながらこれからのことを考えますかと思いでその場を過ごしていた。


しばらくして少し恥ずかしそうな声で先ほどは乱れた行動をしてすみませんでしたと言ってきたけど別に構わないと言ってからせっかくだから近くにある川で何か魚がいないか探してみるかと言って二人でその川に向かって歩いた。


ついてみるとそこには多くの川魚が泳いでいた、これならば数匹ここで捕れるかなと思いながら捕まえようとまずは石で川魚たちを遠くに逃げないようにさせてから魚を捕まえ始めていた。


しかし、魚を捕まえてもヌルとしてすぐに逃げてしまいなかなか捕まえることはできずに苦戦をしていた。そして僕はせっかくだから春香ちゃんもやってみると誘ってみた。


春香ちゃんは良いのですかと言いながら静かにこちらに向かって来て一緒に魚を捕まえ始めていた。もちろん春香ちゃんもなかなか捕まえられずに苦戦をしていた。そしてついに春香ちゃんが捕まえた川魚を逃がさないように掴んでいるとバランスが崩して転びそうになっていたので僕が春香ちゃんの腕を掴んで転ばないようにさせた。


大丈夫と言うと春香ちゃんは大丈夫ですと言って返してくれた。その後は何とか二匹を捕まえたのでそれをそこら辺に落ちてある木の枝を刺してそのまま火がある場所に戻って丸焼きをしていた。


まだ調味料などないがでもこれだけ大自然の中ならば美味しいはずと思っていた。それにこの川魚は僕の目が確かならば確か鮎だったはず。これは食べられるはずだからと思いながら丸焼きした。


しばらくして完成したので早速食べてみることにした。そうするとシンプルな味であるが美味しいと思いですぐに春香ちゃんにこれは大丈夫だ食べられるよと言って春香ちゃんも食べ始めていた。


すると美味しいと言って食べながら話し合いをしていた。今まではクラスメイトでも話すことはなかったから話をしていると意外にも話が合うみたいで楽しく話していた。


お互いにいじめを受けた仲でありそのために仲間意識もありすぐに共感して話をしていた。すると春香ちゃんがこのことはほかのメンバーに教えないでほしいと言ってきたので僕はもちろんだと返した。


それはそうだろう、これで虐めが起きて春香ちゃんが悲しむ姿を見たくないしそしてそれを助けに行っても石田蓮に勝てる気がしないから出来ることならば隠せるだけ隠してくれると嬉しいかな、もしかしたらその時には何か対抗手段ができているかもしれないからね。


そう思いながら過ごしていると遠くから石田蓮たちの声が聞こえ始めてきたのですぐに春香ちゃんは顔を隠すように髪の毛を伸ばした。僕も鮎を食べたことで何か文句言われないようにするために先ほどの鮎を刺していた木の枝を焚火に投げ込んで証拠隠滅をしていた。


これで最悪、食料をくれなくても今日は大丈夫だと思いながら待っていると焚火の煙を見てすぐに石田蓮が走ってきて僕に対して


「良くやったぜ、勇志。お前、このサバイバルではなかなか役に立つ奴じゃん。俺の子分で良かったな、こうしてお前が火を起こしてから捕ってきた魚を一匹やるよ、ありがたく思えよ」


そうしてくれたのは少し小さめであるが確かに魚であり偽りはなかった。それだけに先ほど二人、春香ちゃんと一緒で鮎を食べてしまったことに関しては罪悪感を覚えながら今度は少し多めに何か食料を取ってきて石田蓮たちにあげようと思うのだった。


石田蓮を中心に再び行動を始めるのであった、僕と春香ちゃんたちも石田蓮に従って行動を共にするのだった。僕はそうしながら後は家・・すなわち住む場所だけだよな、石田蓮はどんな考えをしているのであろうかと思いながら作業をしていた。

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