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ガチャから始まる無人島生活  作者: 人中の蝮
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石田蓮と行動

ブックマークをしていただきありがとうございます、そして評価をしていただき誠に嬉しい限りです。

こんな作品ですが全力でがんばりますので・・・応援を!

その日はとりあえず石田蓮の治療に専念してなんとか動けるようになれたので僕はまずは完全に回復をするまで隠れて休もうと考えを伝えると石田蓮は悔しそうな表情をしながらもそうだなと言って僕の考えに賛成してくれた。


流石に石田蓮もこの状況で戦いをするのは得策ではないことは理解していたみたいなので素直に認めて僕たちは石田蓮が言うには向こうのほうに安部恵美たちがいるということなのでその逆方向に向かって歩き出していた。


石田蓮が病み上がりということもありゆっくりと動いていた、そこまで大きな行動を出さなければバレることはないだろうと考えていた。それにしても動いている最中でも石田蓮がよほど悔しかったのか歯を食いしばっていた。


そうだよね、信用されていた人たちから裏切られるなんて想像もしたくはないからそう考えると石田蓮は本当に不運だなと思ってみていた。確かにいじめをされて嫌なイメージしかないけどここまでひどい目に遭っているとどうしても恨むことは僕にはできそうもない。


それに恩人からも嫌な相手にも情けをかけてくれと言われていた。理由は本当に強いやつは嫌なことがあっても相手に当たらない奴だと言っていた。それが恨みがある人でも嫌な奴でも困っている時は助けろ、それが恩人が僕に対して数少ないお願いでもあった。


これを破ったら恩を仇に返すことになるからこれは守っていきたいと思いがもしかしたら今回、石田蓮がこのような状況になっても助けた理由かもしれないなと思いながら歩いていた。


しばらくすると森がどんどん開けてきて休めそうな場所はないかと思いで探していた。当分の間、暮らしていけそうなところはあるかなと思いで探していると巨木で隠れている小さな洞窟を見つけた。ここならば森の中で見つからないし葉っぱなどで隠しても可笑しくはない。


ここならば万全の状態になるまで住めると思いで石田蓮にあそこで当分の間は過ごさないと言うと石田蓮はとても嫌な顔をしていた。確かに洞窟はそう思うかもしれないけど。


そう考えた、僕はある昔のことを話した。それはどんな歴史に名前を残す人物でも負けることもあるけど最後は勝つと言うことを。それは平安時代、源頼朝が戦いに負けた時にも洞窟で身を隠して安房の国に逃げてそこから再起をして最後は平氏を倒したことを話した。


だから洞窟で身を隠すことは恥ずかしいことではないと伝えた、するとそうかと納得してくれて洞窟で身を隠すことにしたのだった。まずは洞窟の中に入りまずは持ってきていた荷物を置いてから早速僕は食事の準備をしようと思いで森の中で食材を集め始めていた。


万が一と思いで料理セットは一部持ってきていたし調味料も一部はあるから問題はないと思いで探していた。本当に森は食材の宝庫だからどんな料理をしようか迷うよなと思いで森の中を歩いていた。


何となく危険が迫ってきているか探知能力で探してみるとこちらに危険が迫ってくる何かが来ていたので僕はすぐに草むらの中隠れて何かを待っているとそこに来たのはなんと安部恵美たちであった。


どうやら恵美たちも食材を探しに来たのであろう、みんなと話しながらこちらに来ていた。内容は今日の食事はどうするかと言うものであり大した内容でなかったけどその後に石田蓮に関することを話し始めていた。


それはあれで石田蓮は死んだのであろうかと言う話をしていた、そこまで平然に人が死んだのかなと平気な顔で話していた。可笑しいだろ、クラスメイトだろ、それにこの前まで一緒に頑張ってきていた仲間じゃないかと僕は怒りそうな気持を抑えながら聞いていた。


すると万が一生き残っていたらどうすると話を細川霊歌が話をしていた。すると恵美はその時は今度こそ息の根を止めるつもりよと当たり前のような表情で返した。もうこの者たちには人を殺すと言うためらいはないであろうかと考えていたら今度は僕の話を始めていた。


松田準がもし意識が回復したらあいつにどんな説明をすればいいのだろうな、でもあいつは石田蓮の一番の被害者だから喜ぶだろうなと言っていたけど絶対に喜びませんから人が死んで喜んでいたらそれは人として終わっていますから。


もう怒りを通り越して呆れたように思いながら聞いていた。するとここで恵美があいつはおそらくそうして喜ぶような奴ではない。きっとこの件を知ったら反発をするだろうな。


あいつを見てわかったが以外にも度量が広い人物でありその程度のことで怒るやつではないがこの件に関しては怒ってくる下手にすれば攻撃をしてくる可能性があるとみんなに真剣に話していた。


松田準や細川霊歌、前田真野は本当にと言いながら半信半疑で聞いていた、三人とも僕が普段から石田蓮からされていることを見て来ていたらそう考えるのだろうけど僕は違います、それよりもわずかの時間で僕の行動を読んできた恵美さんが怖いです。


流石、リアル主人公だなと思いながら聞いていたらもし僕が石田蓮に味方をしたらどうするのと聞くと安部恵美は迷いもなくその時は僕を殺すと言っていた。


それを聞いた僕は背筋が凍る思いをした、あんな強さを持っている恵美さんがあんな冷徹な声でそう言っていた。怖い、本当に殺しに来そうで怖いと思っていた。


すると恵美は意外にも意識が取り戻してこちらに来ているかもしれないよと言っていた、そして石田蓮に着いた時のために戦う準備もしておかないといけないよとみんなに伝えながら歩いていたら恵美が真剣な表情をしてみんなを止めていた。


僕は何だろうと思いで見ていると恵美さんが急に誰かに見られている気がすると話して周りを警戒をしていた。やばいー、勘が鋭すぎて困るのですけどそう思いでどうしようと思いで待ってみていた。


今、動けば絶対にばれるしそうと言ってもここに居てもいつかはバレる。一応、秘策はあるけどここで使いたくはないからどうしようと思いで最悪の場合も考えて構えていると急に木の上から精霊術が降り注いだ。


恵美はやはり隠れていたと言ってすぐに戦闘を始めていた、周りにいる者たちも恵美に続くように戦いを始めていた。


人数は四人と二十人ぐらいの戦いであるが僕が見ない間にも四人は強くなっていた。まあ、恵美さんは前から強いけど三人も前とは比べ物にならないぐらいに強くなりダークエルフたち相手でも引けを取らない強さになっていた。


待ってください、僕が寝ている間に皆さん強くなりすぎませんか。いくら秘策を持っていても他行できるかわかりませんよ、それよりも今はダークエルフたちに気をつられているうちにこの場所から逃げ出そうと思いで密かに行動を開始した。


そして戦闘になっている場所からうまく逃げ出して僕は少ないが食材を手に入れて石田蓮が隠れている洞窟に向かって走り出した。


そうしながら追手が来ていないことを確認しつつ洞窟に入って息を荒れながら石田蓮に対して近くに恵美たちがいるから静かにしてと言って僕が伝えるとわかった、今は流石に戦ったら負けるからなと言って息を殺して待機をしていた。


すると少し遠くでありが恵美たちの声が聞こえてきた、ハーフエルフになったおかげで耳も良くなったのかなと思いで聞いていたら声がどんどん小さくなりここから離れてひとまずは安心できるなと思いでその場で座り込んで休みをしていた。


ここも安全とは言えないのかと思いで考えていた、すると石田蓮がとりあえずお腹が空いたので食事をしてから考えることにしたのだった。実は僕もお腹が空きて来ていたので賛成と思いですぐに料理の準備を始めていた。


持ってきた食材でできることは限られていたけどとりあえず精霊術で火を起こしてから捕ってきた魚を焼き始めた。ほかは野草と水を鍋に入れて過熱をしていた。


とりあえず焼き魚とみそ汁みたいなものを作ってそれを食べてから考えようと思いで作り始める僕だった。

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