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ガチャから始まる無人島生活  作者: 人中の蝮
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島に上陸、仲間を探せ

ブックマークをしていただきありがとうございます、そして評価も大変うれしいです。


これに満足せずにまだまだ頑張りますのでどうかよろしくお願いします。

それから僕はとりあえず治療精霊術を何とか習得できたので明日には目的の島に向かってみんなに状況報告と一応、僕が生き残っていると報告をしたいなと思っていた。


いつまでも生きているのに報告をしないのはまずいからねと思いながらその日は少し早めに休んで明日に備えた。みんなはどんな反応をしてくれるのだろうか、少しは役に立つようになったなと言われると助かるのだけどなと思いながらその日を終えて翌朝、朝早く起きて出発の準備をした。


気球を取り出してまずは風の方向を確認した、目的の島に向かう風になっていたので僕は見送りをすると言ってついてきていた、マーシャに挨拶をするのだった。


「マーシャ、少しの間、仲間たちのところに戻っていくから。でもまた帰ってくるからその時まで元気しておけよ。後、ユータのお世話をしてくれたら帰ってきたときには甘いお菓子を作ってあげるからさ」


それを聞くとマーシャがそれは本当にと恐ろしい速さで迫ってきたので僕はその勢いで少し後退をしながらそう、そうと返した。するとマーシャはならば絶対に面倒を見てあげるから必ず戻ってきなさいよと言われながら僕は気球に乗り空に飛び出した。


必ずに戻るからと下にいるマーシャにそう叫んで僕は島のほうに向かって飛びだした。それにしても気球って乗り物は知っていたけどこうして乗るのは初めてだから景色が最高でこれは島の移動以外にも乗って外の散歩を楽しみたいなと思いながら乗って目的の島に到着をしてきたので高度を下げて島に上陸を始めた。


それにしても石田蓮や安部恵美さんたちはどうしているのだろうか、みんな元気にしていると良いのだけどなと思いながら上陸をした。まずは家がある方向に向かって歩き出していた。


そうして家がある場所に到着するとそこには数日前までそこに暮らしていた形跡のみでありもうここには済んでいない様子だった。もしかしてみんなの身に何かが起きたのかと心配になった。


僕はすぐに周りに仲間たちを探すために探知能力を使った、するとここから十キロぐらい先に森の中に一人でいる誰かを探知したので僕はそこに向かって走り出した。


どうか生きていてくれと祈りながら走り続けてそこにたどり着いてみると僕の目の前に傷だらけの石田蓮がそこにいたのである。すぐに飛びつくように走って大丈夫と叫ぶと小さい声であるがまだ生きていることが分かったので僕はすぐに治療の精霊術を発動して治療を開始した。


治療の精霊術を唱えると周りにある草木が石田蓮の傷口を葉っぱで包み込んでそこから治療をさせていた。


でも全体的に重症な体をしているからすぐに完治はできない僕は近くに休めそうな場所はないかと探していたが見つからずならば僕は探知能力で休めそうな場所はと探知すると近くにその場所を発見と言うか探知で来たのですぐに石田蓮を担いでその場所に向かって歩き出した。


それにしてもいくらハーフエルフになったからと言ってここまで強くなるとは夢にも思わなかったぞ。だけど今はそれのおかげで仲間を救えそうで良かったと思いで担いでその場所に向かってみるとこにした。


そうして到着した場所は少し木材とか持ってくれば仮拠点が出来そうな場所だなと感じた。ここならばと思いで石田蓮をゆっくりと降ろしてまずはその辺にある落ち葉を集めてベットを作ってそこに寝かせてからまた近くにあった木の実を採ってからは川まで向かってバケツで水を汲んできて石田蓮が言う場所に戻って再び治療の精霊術を発動して治療をさせていた。


そのおかげで先ほどよりはかなり良い状態になって来ていたがここで僕自身も体力を使いすぎて疲れてきた。まだ何があるか分からないので今はここまでにして寝る前にまた治療をさせてあげようと思いで中断をした。


すると治療のおかげで目を覚ましたのか、目を開けてこちらを見て石田蓮が少し元気なさそうにしながら水と食料はないかと言ってきたので僕はバケツに汲んできた水と採ってきた木の実を渡して石田蓮はそれらを食べ始めた。


とりあえず命がかかわることはこれで無くなったと安心してみていた、それにしてもどうして石田蓮がここまで傷をついたのだろうか。本人も強い上に仲間にはあの安部恵美までついているのである。


あの様子ではドラゴンぐらいではここまでやられることはないだろうしと思いで疑問になったので僕は石田蓮が落ち着くまでしばらくは待っていた。そうして食事も終えた石田蓮を見て僕は声をかけてみた。


すると石田蓮は待っていたぜと言ってこちらに向かって話していた、僕も石田蓮さんが無事でよかったと言うと石田蓮は悔しそうにしながら僕に向かって何が起きたのかを話してくれたのである。


それは佐々春香に関することでみんなと問題ごとが起きてしまったこと。それはみんなが春香を顔を見て化け物扱いをして追い出したことに石田蓮が腹を立てて説教をして春香を探すように言っていたら逆切れを起こしてこちらに攻撃をしてきたと言うのだ。


それで命ながら何とか逃げ延びた俺は森の中で治療をしようとしていたがここで追撃をされてそれで苦しい思いをして死ねと言われてこの森に置いて行かれたことを話してくれた。


それを聞いた僕は余りにもひどすぎる、石田蓮は間違ったことは言っていない。他人を思ってそれが少し攻撃的になっただけなのに逆切れを起こしてここまで死ぬかもしれないのに森の中で放置さえた。


もう何も言わなくても分かるほどの外道な行動だ。僕はならば僕もみんなに対して口論をしますと言うと石田蓮が無理はするな、お前が加わっても俺と同じようにされるだけだと言われた。


でもこのまま許していたら行動が激しさを増すだけだしそれに春香ちゃんがまた何かされるかもしれない。生きていてもほかのみんなからそうさせられたらと思うとここで意地でも止めるのが良いと感じた僕は石田蓮の傷が完治をしたらみんなに言うことを決めるのだった。


本来ならばみんなで協力をして頑張らないといけないのにどうしてバラバラにさせるのか、顔がどうした、顔が良くても中身が最悪な奴なんていくらでもいる、そう僕の恩人である人も言っていた。


でも中身が良いやつなんでそう相違ないから出会ったら大切にしてあげなよと言われた、いくらほかの世界で実績をあげている安部恵美さんでもこれは許される行為ではない、多少・・・いや、戦う覚悟を持って行く必要はあると感じた。


でも万が一、あの安部恵美と戦っても勝ち目はあるかどうか。でも・・・恩人から教えてもらったあれならば・・・そう考えていた。その恩人は本当にここだと思ったとき以外は使わないようにしてくれと言われてきたあれを出すことになるかもしれないと考えていた。


でもこの状況ならばその恩人も納得をしてくれるでしょう、それにその人から修行もさせてもらったこともある。本人はいろんな世界を渡ってきた神様と言うべき存在かなと言っていたからそこそこ強い人ではなくて神様だと信じている。


その神様に修行をしてもらって更に精霊術でも修行をした以上はそれなりの成果を上げて見せると考えていた。それを見た石田蓮が本気であの女と戦うつもりかと聞かれたので僕は場合に寄りますけど戦う覚悟を持って行きますと言うとお前は本当に馬鹿だなと言われた。


確かに馬鹿かもしれませんけどこんな状況を黙っているほど冷たい漢でもありませんからそれに恩人と言うより恩神ならば間違いなく首を突っ込んでても問題に介入してくると思うし。


本当に元気をしているのかなと思いながら上を見上げていた、こうして異世界に来てしまったけどその神様もほかの異世界で頑張っていると思うから僕も頑張りますかと思い強敵なのは間違いない安部恵美との戦いに備え始めるのであった。


出来れば戦わずにことが終えることが一番良いのだがそうはならないだろうし向こうのほうが人数は多いから譲らないからきっと戦いになるのだろうなと僕はため息をつきながらどのようにして戦うべきなのであろうかと考えていた。


一対一ならば勝算があるけどそれ以上になると勝算があると言われると少し怪しいのでどうにか一対一の勝負に持ち越したいと考えていた。


でも安部恵美さんの性格を見る以上、きっと一対一の勝負をしてくると読んでいた。あの人は自分の力に自信を持っている人だからきっと一対一の勝負なる。その時こそ決戦の時だなと考えていると同時にこれでみんなと仲良く暮らしていくのは夢のまた夢と思うのだった。

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