井戸づくり
評価お頂きありがとうございます、ブックマークが減って少し残念ですけど・・・頑張ります!
そんなこともしているうちに温泉から出てきたマーシャたちが次、どうぞと言われたので僕たちは温泉に向かって歩き出してそして服を脱いでから温泉に入り始めた。
なかなかいい湯だなと思いながら入っていた、もともといた場所でも温泉はあんまり入れなかったけどこの世界ならばいつでも入れそうだなと感じた。
温泉も作ったことだし次は何を作ったらいいのだろうかと考えていた、するとマーシャが川の水を汲んでそのまま村に帰るねと声を出して言ってきていた。本当に大変だよな・・・そう考えた僕はならば次は井戸でも作ってみますかと思いヤスマサにこのことを伝えた。
すると実はヤスマサも元々は日本人だったので作ろうとしたけどどうやら井戸の中の水が濁り切ってとても飲めるような水ではなかったので諦めたらしい、それってどんな方法でしたのですかと思いで聞いてみると僕はあることをしていないことに理解をしたので僕はすぐにヤスマサに対して僕ならばそれを解決する方法を知っています。
そう伝えるとそれは誠かと驚いた表情で言われたので僕はもちろんです、そんなに手間もかかることではないので明日辺りでも村に井戸でも作りましょうとヤスマサに言うのだった。
それを聞いたヤスマサはそれは心強い、井戸を作る知識がなかったので困っていたけどこれで問題は無くなったと安心していた。
まあ、毎回毎回水を取りに行くのに時間がかかるので自由な時間が少なくなるからこれでそれを無くせばみんなにもっと自由な時間が増えると思いで作ることを決意をした。
でも温泉が作れた以上はそこまで難しいことではないと思いで考えていた。それで僕たちも温泉から出て村長たちが待っている村に戻って先ほど話したことを村長に伝えると僕に向かって今回もお願いをできますかと言われたので、頑張ってみますと答えるとでは明日からお願いしますと言われて決定になった。
確かに温泉を一日で作れるから井戸も作れると思うけどそんな作業をして疲れないのかなと思っていたけど半分エルフになった僕でもここまで体力が持つからきっとエルフたちはもっと体力が続くのだろうとそう感じた。
こうして決まったことはさておいて僕はまた昨日の続きを始めた、そう修行である。いち早くも少しでも使えるようになるために努力をしていた。これを見ていたマーシャは物凄い成長率だからそこまで気にしないで良いのにと言ってくれたけど僕はそれでも頑張りたいと思いで修業をした。
もちろん修行をしながらエルフたちの手伝いやユータの散歩などもして迷惑にかけないぐらいのことをしてその間に修行を繰り返していた。でも頑張っているおかげか昨日よりもうまくなっている気がした。
見ていてくれたマーシャもなかなかうまくなってきていると褒めてくれていた。良し、徐々にだけどうまくなってきていると思いで嬉しくなりながら修行をしてまた夕暮れになりそろそろ終えるかということになりまたマーシャの家にお世話になり再び一夜が過ぎていった。
翌朝、何事もなく朝を迎えたと思っていたら外でヤスマサが早速井戸を作ろうと言って外で待っていてくれていた。僕は本当に遅れてすみませんと返事を返すと別に構わないからさと言ってからヤスマサと村長の三人でどこに井戸を作るか考えていた。
僕は毎度おなじみにの探知能力で地下に眠っている水源を探してみた。するとこの村の真ん中あたりにそれらしい物を探知してそこにしましょうと言うと村長、ヤスマサはそれに賛同してそこに向かうことにした。
そこは井戸を作るのに適している地形であってここならば作れるかなと思いで早速、作業を始めようとしたらヤスマサが掘ることならば自信があるから任せておけと言われたのでならば僕はその後に入れるある物を調達に向かいますねと言って一旦、その場を後にした。
ついでにある物とは木炭である、なんで木炭が必要かと言うと水に含んでいる不要物を吸収してくれるのがこの木炭でありこれを多く入れることで上の水には不要物が無くなり綺麗なり飲めると言うわけだ。
もちろん壁は土ではなく石などにしたほうが良いけどそれもヤスマサや村長たちがしてくれるということなので僕はその後に入れる木炭を作って集めていた。
本当にエルフたちはみんなすごいよな、それに比べたら僕はやばいほど使い物にならなくないと考えていた。明らかに無能ですよね、いなくても良い人材ですよね。やばい、少しでも力をつけないとと感じ僕は木炭を作りながらそう考えていた。
これぐらい木炭を作れば大丈夫だろうと思いで帰ってきたときにはすでに井戸の形になりつつあった。これならばうまく行けば明日辺りで使えるようになるかもしれないと思っていると村長がどうでしたかと聞かれてきたので僕は村長に安心してください、目的の者は手に入れてきましたからと伝えた。
そしてそれを見せるとそれは木材が焦げたようなものに見えますけど何でしょうかと言われたので僕は村長の言う通り、これは木材を焼いた木炭でありこれで水をきれいにしますと伝えると村長がそんなものが水をきれいにすることができるのですかと少し驚いた表情を見せていた。
まあ、見た目は黒いからむしろ汚くなるようなイメージがあるかもしれないけど実際はとても水をきれいにするから安心してくださいと言って早速、井戸の中に僕が作った木炭を投入した、これで時間を置いとけば水がきれいになる。
後は水を楽にくみ上げるための設備を作ろうと思いで井戸にテコの原理を使った組み方を作ろうとしていた。ついでにテコの原理と言っても難しい説明があるので簡単に言うと天秤、水のほうを上げるためにもう片方を重くする、すなわち石などを積み上げて水が入っているバケツなどをくみ上げること。
実に簡単な原理だけどこれはいろんな所にも使えるから便利だよね、これを考えた人はマジで天才。僕には一生思いつかない事でしょう。
これも作るのに少し大変であったけど井戸本体を作っているエルフたちに比べたら楽な作業だよと思っていた。そして完成したので井戸に設置してみた。すると本格的な井戸が完成した、残りは井戸の水がきれいになって来ているかを確かめてみることにした。
まずは作り上げた設備がうまく機能をするのか、確かめてみることにした。まずはバケツに水を汲んでから水を汲んだバケツの逆側には石を積み上げて水をあげてみると見事に手元まで上がってきて設備自体は成功した。
残りは水だけどそれをヤスマサや村長に見せると最初のころよりも透明になって来ていると見た目だけでも理解をしたらしい。これで時間をおけば飲めるようになると思い喜んでくれた。
まあ、僕もこれで毎日川まで水を汲みに行かなくて済みから助かるのだけどねと思っていた。でもこれでだいぶ村らしくなってきたのではないかと思いで周りを見渡していた。
家もある井戸もある、温泉もある、小さい村としては十分ぐらいな設備だ。ほかにも必要と思う時が来るかもしれないけど今はこれで良いかと考えてまた修行に入るのだった。
でも今日は精霊術だけではなくヤスマサから直々に接近戦の戦い方を教えてくれた。これは実際に戦国時代を生き抜いた武将から言われる言葉である。その重みは僕が考えている以上に重いものを感じた。
でも接近戦ではそんな優秀なエルフがいたおかげで修業に気合が張るぜと思って修行をしていた。これで精霊術が二つも使えて更に武芸もうまくなっていれば昔みたいに虐められるということは無くなるかなと考えていた。
でもマーシャは勇志は強くなってみんなに見返しをしたほうが良いと言われている。別に僕はその気が全くなくただ平和に暮らしていけばいいなと考えていた。
そして何となく空を見気てほかのクラスメイト達が気になって見上げていた、そうまさか別の島で意見が分かれて殺し合いになってしまうとは夢にも思っていなかった。そこまで協力性がみんなにはないのですかと思いを言うのだった。




