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ガチャから始まる無人島生活  作者: 人中の蝮
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勇志が寝ている間・・・

総合評価300までかなり遠いですけど頑張りますのでどうか応援を・・


そしてブックマークしていただきありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

そうして村長は眠っている勇志がいる場所に案内をしたのであった、そうして恵美は勇志の様子を見てとりあえず生きているということを確認取れたので安心して息を吐いていた。


けれどもどれぐらいすれば意識が回復をするのと恵美は村長に問いかけてみた。すると村長は難しい顔をしながらそれは分からないと答えた、それを聞くとわかったと言ってからこのことをほかのみんなに伝えてくるけど構わないよねと村長に言うと


「はい、構いません。ですがそれでエルフたちに報復はしないでいただきたいですけど」


「安心してください、皆さんはそのようなことはしないと思いますのでそれにこの前のことでダークエルフと完全に敵対関係になってしまったのでそちらまで向かう力はないと思いますので」


そう言って恵美は再び海に戻っていくとそこに見送りをさせてくださいと言ってマーシャと村長の二人がついてきていた。そうして海辺にたどり着いた。


その時にマーシャと村長はどうやってこの海峡を渡ってきたのであろうかと頭をかしげながら考えていた。近くには船みたいなものはなくだからと言って空を飛んできた様子もない。


どのように渡ってきたのか、知る必要があると考えていた。もしかしたら何かしらで敵対をして時に対応をするためにもと思いで恵美を見ていた。


するとそれでは失礼すると言って海に向かって一気に走り出した。本来ならば海の中に入りそうなところなのに入らずに海面を走り抜けていた。


それを見ていた二人はいやいや、可笑しいでしょう。どうしてそんな方法で海を渡ってこれるの。あの者は一体何者なのと思うばかりに余りにも信じられない光景を見て唖然としていた。もしかしてほかの人間たちもできるのではないかと考えてしまった。


ならば海を防衛線に使えないじゃんとマーシャは叫ぶのだったが・・・無論、こんなことはほかの者たちにはできないことは知る由もなかった。その後はとりあえずいつも通りにマーシャは勇志の面倒を見るために戻るのだった。



そのころ戻ってきた恵美は本来ならば一人で行動をしたいがあの石田蓮が行った行動のせいでダークエルフたちに目をつけられてしまったから一人でいるのは危ないと考えて仕方がなく合流をしていた。


考えもなしで行動をするのは本当にやめてほしいと思っていた、けれども最初に自分も敵対をしたから言える立場でもないかもしれないけどむやみに敵を増やす必要はない。結果的にダークエルフと戦いをしないといけなくなった。


ダークエルフはエルフと数が圧倒的に違く、その数は千人ぐらいいると恵美は見ていた。対してこちらは勇志がいなくなり六人しかないどう考えても愚かな行動としか見えなかった。


それなのに恵美が戻ってくるといつも通りに話をしていた、恵美は未だに事の重要さが理解をしていないのかと思い石田蓮に向かって話すのだった。


「蓮、あなたの行動のせいでここにいるみんなが危険な目に遭っていることに分からないの。私は初日にそのようなことがあったらあなたたちとは出来る限りに接してこなかったのにそんな行動を完全に無駄になったじゃない」


それを言っている恵美は気迫を感じて石田蓮はまあ、過ぎたことはしょうがないと言って話を変えようとしていたけど恵美はそんな石田蓮の思い通りにさせないためにも話を続けていた。


「それでこれからの対策はどうするつもりなの。まさか、何も考えていないと言わないでよね。そんなことを言ったら流石に怒るから」


そう言うと石田蓮は焦りながらそれはだなと言いながら目線をほかのみんなに向けていた。それを見ているだけでも何も考えてないことは理解をした。いい加減にしろと思いながら石田蓮を見ていた。


まずいと感じた石田蓮はでは今から考えようではないか。せっかく集まっていることだしさと言いながら笑みを出して何とかしようとしていた。恵美もそうね、ここで怒ってもしょうがないからみんなで話し合いをして考えましょうと言って石田蓮はそれが良いと言ってみんなを集めるのだった。


こうして石田蓮によってみんなが集まってこれからのことの話し合いや現状を報告していた。まずは恵美が勇志に関することを報告した。


「まずは私から話そう、最初にみんなに伝えることは武田勇志は無事に生きているが意識は未だに回復してはいない。でもいつかは目を覚ますらしいと言われた。だからすぐに戦力になるとは思わないほうが良い」


恵美はとても真剣な表情で話をしていた、それを聞いた佐々春香は一安心したのかホッとしていた。ほかはそうかと言って石田蓮は喜んでいた、それと以外にもやるなと言っていた松田準、あの陰キャラ、意外にも頑張るねと言っていたのは前田真野、なるほどそれではそちらは心配をしなくても良いということですねと言っていたのは細川霊歌。


それぞれ反応は違いはあるが勇志のことを悪く思っている者はいなかった。それは間違いなく勇志の株は上がっている証拠でもあった。恵美も勇志のことは悪く持っておらずこの中で状況も分かり話ができる人がいなくなり少し困っているのが本音だけどと思っていた。


本当にこのメンバーでは対策ができるのであろうかと考えているとまずは話を開始すると言って石田蓮が指導者みたいになって話を始めていた。まったくあなたのせいでしょうと思いながら私は話を聞いていた。


すると何か意見があるのか早速佐々春香が手を挙げて提案を出そうとしていた、石田蓮は元気よく何か提案があるのかと言って話してくれるように言うと


「私が思うのですけどダークエルフって海が苦手と言っていたので拠点を海辺に移動をしたほうが良いのではないでしょうか。森の中ではダークエルフから見れば戦いやすい場所だと思うのです」


これを聞いた恵美はこれは確かにそう思う、相手が得意な地形で戦うよりも相手が苦手な地形で戦ったほうが良いに決まっている。地の利をこちらがあるようにするためにもこの考えは嫌いではなかった。


けれども海辺では相手に見つかりやすいという難点もある。一概にそれが良いとは考えられないと思っていたのでここで恵美が別の提案を出した。


「春香ちゃんの提案は悪いと思わないけどそれだと見つかりやすいと思うから私は海辺の近くにある森が良いと思うわ。そこならばある程度隠れられる上に見つかっても海辺で戦いを展開できると考えている」


それを聞くと春香は流石だね、恵美ちゃんはと言って褒めていた。これはほかのメンバーも賛成した。それは石田蓮のペットであるアロサウルスは大きくて広い場所で戦いやすい傾向がありその点では海辺は地形的にも悪くなく相手にとってみれば悪い場所でありここならば比較的に安全であるとみんなはそう考えた。


そうと決まれば早速行動を開始したほうが良いと恵美がみんなに言うのだった。また拠点を作らなければならないので行動は早いほうが良いということになり石田蓮の指揮で行動を開始した。


まあ、最悪な状況になりそうではなくなっただけでも良しと考えるべきところだなと思いながら良い場所はないかと思いながら石田蓮たちと一緒に行動をしていた。


そうも考えているけど周りにダークエルフが来ていないかと言う監視も怠っていない、これでダークエルフたちに居場所がバレたら移動した意味がなくなるから、そんな意味では大切なことであったけど周りはそんな緊張な感じは感じられずにいた。


本当にみんなにはもう少しぐらい緊張感と言う物を感じてほしかった、こうなると勇志はこの中でも状況が理解をしていたと感じた、そして同時にため息をついて早く勇志には意識を回復してもらってこの者たちの相手をしてほしいと祈るばかりであった。


その間は私がこの者たちを守らなければならいと思いながら歩いていた、でもこんなまだ危険だと感じられていない者たちを私一人で守り切れるのかと心配になりながら石田蓮たちを見つめて考える安部恵美であった。

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