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ガチャから始まる無人島生活  作者: 人中の蝮
15/37

また一日が始まる

今回は評価が変わりませんでしたけどこれからもよろしくお願いします。



総合評価100まで後24ポイント

まずは近くにいた松田準が僕に向かってそれは本当かと話してきた、僕はそれは本当のことだよと言って説明した。


するとお前はそれで良いのかよと言われたけど今回は石田蓮がほとんど一人で頑張ったことだししょうがないことだと言った。それを聞いて僕をある程度見つめてそうかと言ってそれ以上は何も言わなかった。


ほかにも女子たちからは意外に優しいだねと言われて僕の周りからの評価が上がった、これで仲間外れされなくなったと思えば安い買い物だったと思いながら過ごしていた。


しばらくは質問や僕のことを聞かれたけどとりあえず相手に怒らせないような答えをしていた、そうして家の中で入ってみんなが寝る準備をしていると外からマーシャが呼ばれている気がした。もう夜遅いから帰るのかなと思いで僕は厠に行ってくると言って外に出た。


森の中に入って家から少し離れた場所でやはりマーシャが待っていたのである。今日は本当にありがとうと伝えると別に構わないわよと言ってくれた。


それよりもマーシャがみんなを見て思ったことを話してくれたのである。それは僕以外の人たちは信用できない事らしい、嘘でしょう。ほかのみんなはそこまで悪いと思えないのにどうしてそう思ったのと聞くと意外な答えが返ってきたのだった。


「私たち、エルフは昔から心を見る目が優れているのよ。だから言わせてもらうけど勇志は限りなく白に近い立場の人間であるけどほかは真っ黒もしくは黒に近い存在だと見えたわ。だからお願い、私たちエルフのことをみんなに話さないでほしいの」


そうなのか、僕的にはそこまで悪い人だと思わないだけどなと思っていたけどエルフたちはそう見えなかったらしい。


そしてこのままだと僕の身が危ないと考えたのか、エルフの村に移住しないかと言われた。僕だけならば歓迎するということらしい。正直に言ってここまで思ってくれることは大変うれしかったけど仲間、クラスメイトを見捨てて行くことはできないから丁重にお断りをした。


するとやはり断りますよねと言われながら少しマーシャが笑みをしていた。だから定期的に様子を見に来るので心配しないでくださいと言われてエルフの村に向かってマーシャが帰ろうとしたときに僕は聞きたいことがあったので聞いてみることにした。


「マーシャ、僕がエルフの村に遊びに行ってもそれは良いのかな」


そう聞くとそれはもちろんです、いつでも歓迎しますよと言って森の奥へと向かって行き姿が見えなくなった。僕もそろそろ帰ることにしますかと思いで帰宅をした。


帰ってみると帰りが遅かったけど大丈夫だったと聞かれたけど僕は大丈夫ちょっと外の様子を見ていただけだからと言うのだった。


そうしてみんな眠りについたので僕も疲れたので寝ることにした、次に目を覚ますと朝になっており早く起きないと思いながら外に出てみるとそこにいたのは石田蓮であった。僕はすぐに挨拶をした。


「おはようございます、石田蓮さん。今日も調子はいいですか」


「おう、勇志か。こちらも元気だし昨日捕まえたアロサウルスも元気なことを確認していたところだ。そう言えば今日のガチャは回したか」


僕はそうだまだ回していないと思いでスマホを見て早速ガチャを回してみるのだったそうして出てきたのはこのような物だった。


サトウキビの種

★★


これさえあればサトウキビを作れることが可能になるぞ


これは砂糖の原料ではないか、これをうまく育てていけば後々は砂糖が自家製でできるようになる。もちろん工程は大変だけど砂糖が作れると思えば簡単なことだ。星が二つにしてはとても嬉しい内容だった。


でもそれを見た石田蓮は僕のことを哀れみたいな表情で見ていた、そうかなそこまで悪いものではない気がするけど向こうにとってみればあんまりよくない物だったかもしれないと思いながら見ていた。


そしてまあ、また良いのが出ると思うから元気出せよと言われた、でも心配してくれているのでそうですねと返すのだった。それからまもなくしてみんなが起きてきたので今日の活動内容を話し合って決めた。


まあ、結果的にまたしても僕とユータの二人だけなのですがね。でも今日はほかの人がいないから早速エルフの村に向かうことにしようと思いで歩き出した。


そうして森の奥に進み、更にエルフの道らしきものを見つけて歩いていたらすると急に上から何者だと言われたので僕がすぐに返した。


「すみません、勇志です。少し遊びに来ました、ここを通しても良いですか」


そう伝えると見張りをしていたエルフが何だ勇志殿か、あなたならば通って構いませんよと言われてそのまま道を進んでいくとエルフの村にたどり着いた。


まずはマーシャに挨拶をしようと思いでマーシャの家に向かっていた。そうするとマーシャは家ではなくすぐそこになる弓の練習場にいたので僕は声をかけてみることにした。


「マーシャ、おはようございます。今日は弓の練習ですか、それにしても本当にエルフは弓が得意ですよね。人間がいくら頑張ってもできそうもないことをできてすごいですよ」


「勇志、おはよう。まあね、でも私は弓よりも接近戦が得意だから実はあんまり弓はうまくないだよね」


そう笑顔で答えていたけど僕から見れば十分ぐらいにうまいですから気にしないでください。僕がやっても的の一つも当たりませんからと思っていたらマーシャが少し練習してみないかと言われたので確かにやったことがなかったのでやってみたいと思いで承諾してやらせていただくことになった。


マーシャにいろいろと教えてもらいながらこんな風にやるのかと思いで早速記念する一回目の弓矢を的に向かって放ってみたのだった。


すると的の端っこ辺りに当たりなんとか当たったと思いでしているとマーシャが初めてにしてはうまいと言ってくれたのでそうかなと嬉しくなりそれからもう少しは弓の練習を続けていた。


こうしてやってみるとなかなか楽しいと思いながらそれから一時間ぐらいは弓矢の練習をしていたらなれないことをしたせいで腕が軽い筋肉痛になっていた。


マーシャには全くと言われながら見ていた、それで僕がここに来たのは理由があったのだそれはこのサトウキビをここで栽培してくれるかなと思いで来たのだった。


でもエルフたちはサトウキビと言っても頭をかしげたので僕はここでエルフたちに向かって話をした。


「実はこのサトウキビは甘い菓子に使う砂糖の原料になって・・・」


「はいはい、私、マーシャはこの植物を栽培することをお勧めします」


「いや、それって絶対に君が食べたいだけだよね。もう欲望が駄々洩れですけど、甘いお菓子を食べ放題でもするつもりか」


「何それって最高じゃない、そのためにも村長。私が面倒を見ますのでどうか認めてもらっても良いですか」


そうマーシャは興奮気味に言っていたけど村長は僕が怪しい人ではないから大丈夫だと思うけど危険がない植物か分からない以上は認められないと言われてマーシャは落ち込んでいた。


すぐに実物を見せれば良いのか、でもそんな方法なんてないと思っていたらそう言えばこの前に魔法の肥料と言うアイテムを手に入れていたな。これに使えるかもしれないと思いで早速村の少し外れに魔法の肥料を取り出してから少し穴を掘ってそこにサトウキビの種を入れてからその上に魔法の肥料をかぶせてその上に土をかぶせて後は待つのみだなと思っていた。


でもそんなことを思って離れた瞬間に急ににょきにょきとサトウキビの芽が出てきたと思うとものすごい速さで成長してあっという間にサトウキビが出来上がったのである。


スゲーこれは本当に魔法みたいな肥料だな、この肥料の多さに成長の早さを考えると星が三つなのも納得してしまう。これで村長に説得できるなと思っていたら背後から


「勇志、その植物から何か甘いにおいを感じるだけどもしかしてそれが先ほどの話に出てきたサトウキビなのね、少し食べても良い」


僕は危ないからやめといたほうが良いと伝えた、確かに甘い成分は含まわれているけど表面は固いから食べることはできないよ。それを黒糖にするにはいろいろと手順があるだと伝えてから僕たちは出来上がったサトウキビを回収して村長のところに向かうのだった。

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