拠点建築と・・・
総合評価が60になっている( ゜Д゜)
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総合評価100まで後40ポイント!
そうして戻っていく途中でこれからどうしようと思っていた、食材は確保したし調味料も確保したけどなんか、あの石田蓮に使い捨てられそうで怖いなと考えていた。
そろそろ僕は用済みで追い出されそうと思っていた、だって僕の長所が確実に無くなってきている状況で魔法も覚えられないなんて・・・嫌だなと思いながら洞窟に戻ってきたのである。
そうすると石田蓮たちは笑顔で迎え入れてくれた、そして成果はと聞いたので素直に話し始めた。まずは食料を見せてからの恐竜がいたことにそして恐竜の一匹を僕がテイムに成功したことを伝えた。
するとすぐに石田蓮は見たいと出だしてここに呼ぶように伝えた。僕は少し離れた場所で待機させていたユータを呼んだのである。すると勢いよくこちらに向かって走ってきてそして僕の前で立ち止まった。
それを見た石田蓮たちは凄いと言う顔に出してみていた、それはそうだよね。絶滅した恐竜がこの目で見られることになるなんて誰も予想してないよね。そう思いながら石田蓮が僕に対して
「これも中々良いがこれよりも大きい恐竜はいなかったのか」
聞いた僕はすぐに返答をした、もちろん内容は今回ばかりは余りにも急だったから流石に出来なかったけど生息をしているのは確認できたと報告すると喜んで今度は俺の分も頼むと言われたのであった。
これを聞いた僕は少なからずこの新しい恐竜を捕まえるまでは追い出されることはなさそうだなと感じた、でも春香ちゃんもテイムの能力を覚えたからな、そうなるとあんまり意味はないかもしれないと思うのだった。
それでガチャで手に入れた物をとりあえず石田蓮にあげた、でも調味料にダンボール、ブルーシートであるけど・・でも向こうは喜んでいた。これでまともな飯は食べられるし家も作れると喜んでいると広場には集めただろう木材が積まれていた。
それを見た松田準はここは自分の出番だなと思ったのかそこに向かって歩いて早速建築能力を確かめてみたのである。
そうすると先ほどまでは何もなかった場所に大黒柱みたいなものが出来上がっていた。これを見た僕もそうだし石田蓮たちもみんな驚いていた、これが建築能力なのかと思いながら見ていた。すると石田蓮は喜びながら松田準のところに向かい褒めていた。
良かったと思いながら松田準はそうして集めた木材でどんどん建築物を作っては組み立ててからまた木材を加工してどんどんやった結果、家と呼ばそうな建築物が完成したのである。すごいと僕が言うと
「当たり前だろ、お前と一緒にされたらこちらが困るからな。これで当分は大丈夫だろうな、お前も頑張らないと昨日の自分みたいにされると思うから頑張ることだな」
そう言われても僕にはどうしようもないのですけどとりあえず静かにしておこうと思いながら過ごしていた。そうしてすぐにみんなのスマホから鳴り出したので何だと思ってみてみると
実績解除、家を建築
これでも実績が解除されるのかと思っているとまた一回分が引けるので早速引いてみることにした。すると想像もできないようなものが当たったのである。
願いカード
★★★★★★
どんな願いも神様が直々に叶えさせてくれるカード、ただし三回使えば無くなる。
これを見た瞬間に僕はすぐにスマホを服の中に入れた、いくら馬鹿でもわかるけどこれはやばい、今まで星が五つが最高だと思っていたのにそれ以上が存在していたなんて思いもしなかった。
みんなにはどんなことを説明しようと思っていると後ろの方で騒ぎ出していたので振り返ってみると騒いでいたのは前田真野と細川霊歌でありどうやらガチャで魔法を取得できたらしい。
本来ならば悔しいはずなのに先ほど手に入ってしまった物のせいで悔しい気持ちなどはなくただこのことがバレないかと不安があるのみであった。
それを知らないみんなはこれでほとんどの人が魔法を覚えたよねと言ってまだ覚えていない僕のほうを見ていた。そして石田蓮が何良いのが当たったかと聞いてきたけどここで僕は
「全然大したこともない物だったよ、みんなは魔法を覚えられて良いよね。僕も当たりたかったよ」
そう言って嘘を言った、確かに魔法自体は当たっていないけどそれ以上にやばい者を当ててしまった。おそらく元の世界で同じような体験をしたいとなると宝くじで一等が当たったときぐらいだろう。
僕は今、そんな気持ちで話していたけど向こうは知らないのでそうか、残念だったなと言って馬鹿にしていた。でもそう思ってくれるならばそれはそれで助かると思っていた。
そうしながらできた家に入って次の行動を考えていた、そうして石田蓮たちは周辺で食材集め、松田準と佐々春香ちゃんは家具などの制作。そして僕はユータがいるので未知なる場所の調査になって別れた。
それを聞いた僕はこれで落ち着いて感がられるなと思いながら一人とユータで未だに行ったこともない場所に向かって歩き出した。
それと同時に先ほどの物はどうやって使えばいいのだと思いながら歩いていた、これ以上にもない嬉しいカードでもあり逆に言えばこれ以上もない恐ろしいカードでもある。
使い方次第では破滅を招くだろうけどだからと言ってほかの人にあげたらそれはそれで問題が起きる。できる限り、みんなにばれないように使いたいと考えた。
そうすれば喧嘩などしなくて済むしこちらも願いが叶って良いことだらけだしと思いながら歩いていた。
今まで行ったこともない場所はとても森が深く大自然そのものであった、こんな場所にエルフとか居そうだよなと思いながら歩いているとユータが何か見つけたのか僕を止めていた。
そうしてユータのほうを見てみるとそこには獣道よりも少し大きい道がそこには存在していた。始めは恐竜かと考えたがそれにしては小さいし獣にしては大きい、僕ぐらいのサイズがちょうどいいぐらい・・・もしかしてこの道の先にエルフが済んでいる場所があったりしてと思いながらその道に向かって歩き出した。
しばらく歩いていたら急に真横に弓矢が飛んできた、もしかして本当にエルフがいるのと思いながら振り返るとそこには体調が悪そうな銀髪のエルフがいたのである。
ほ、本物だーーと思いながら見ていたけどこちらを警戒しているがそれ以上に体調が良くないと感じ取れた。僕は大丈夫ですかと言いながら近づくとそれ以上は近づくなと言われたのでそこで止まってから話をした。
「すみません、僕は昨日この島にたどり着いた武田勇志と言います、こちらは相棒のユタラプトルのユータです、よろしくお願いします」
そう言うとユータもよろしくと言っているのか声を上げたがそれでも銀髪のエルフは警戒をしたままでどうしようと思っていたら急に倒れこんだのである。心配になってそばに寄ってみると高い熱を出しているのが分かった。
エルフだから人間よりも丈夫かもしれないけどそれでも心配だ。どうして彼女はこんな状態になるまでここにいたのだ。彼女が住んでいる場所はどんな風になっているのだと思いながら道の先をユータに担がせながら歩いていたら銀髪のエルフが
「誰が・・・これ以上・・先に・・進んでも・・良いよと」
「気持ちはわかりますけど今はそれどころではありませんから僕もあなたをほかの仲間に預けたらすぐに森から出ていきますからこればかりは許してくれませんか。お詫びならば何かしますから」
僕の必死な言葉を聞いて銀髪のエルフがそうか、気持ちは嬉しいがと言っていたけどどうしてだ、僕はただほかの仲間を見つけたらすぐに退散をするつもりだし別にお礼などは求めていないだけどなと思いながら進んでいると開けた場所に出てきた。
この辺の近くかなと思いながら道を探しているとユータが声をあげて上を見ていたので見上げてみるとそこには木の上に家が作られておりそして巨木と巨木の間には橋が作られて村みたいなものがそこにはあった。
これは凄いと思いながら僕は声をあげて叫んだ。
「すみません、仲間であるエルフさんが体調を崩して倒れているのです。どなたか迎えに来てくれませんか。僕はすぐに出ていきますから」
そう言ったが返答はなかった、なぜだと思いながら少し歩くと巨木に寄り添っているエルフがいたので声をかけようとしたらこちらも高熱を出して倒れていた。
この子も体調が悪いのかと思いながら見ていると銀髪のエルフが苦しいであろうが僕に対して話した。
「・・・村では原因不明の病が・・・流行っている。一番元気な者は・・私だ。でも・・私ももう駄目であるけど・・ね」
嘘でしょうと思いながら見たけどそれは事実みたいで僕はならばエルフたちを助けないと僕が一人で出来ることは限られるけどそれでも一人でも多のエルフを助けようと行動を始めるのだった。