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あの日、君に恋をした場所  作者: 桜渓凪愛
2/7

対話

2話目投稿しました。

「島原さんっ!」


休み時間、僕は勇気を出して彼女に話しかけてみた。


「はい、なんでしょう?」


やんわりとした暖かい笑顔でこちらを向いてくれたので、少しだけドキッとする。こちらまでニヤけてしまいそうだ。

それに気付いたのか、不思議そうな顔をしているのが分かり、慌てて本題に入ることにした。


「ここ、教えて欲しいんだけどっ…!」


数学の問題集のページを指してみる。勉強を教えてもらって距離を縮めよう作戦だ。まぁ、そう簡単に距離が縮まるとは思ってはいないが。


「ええ、私でよければ。

 だけど、ごめんなさい、今から先生から頼まれた物を

 取りに行かなきゃいけなくて…」


「そっかぁ、なら仕方ないね!

 また、時間のある時にでも教えてよ!」


「もちろんです」


申し訳なさそうに彼女は席を立ち、教室を後にした。


「なんだか、ほんの少し距離が縮まった気がする…」


僕はボソッと呟き自分の席に戻った後、放課後にもう1度聞いてみよう、そう思った。

読んでいただきありがとうございます!

自分もこんな青春したかったです。

自分自身、楽しみながら書いております。

青春の物語を執筆するのは楽しいですね!

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