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兵器娘と異世界征服  作者: ミスタージョンソン
7/26

対ワイバーン戦

よろしくお願いいたします

 唐突だがここでこの世界の地理に関して少し話しておこう、この世界の地理は前世地球の地形に酷似しているこの拠点の現在地は前世で香港やマカオが存在している中国大陸南部(この世界では大央華大陸と呼ばれている)だ


 ここを転生先に選んだのはもちろん戦略資源を確保するためだインドネシア方面の原油、オーストラリア大陸方面のボーキサイト、中国大陸方面の各種鉱物資源があれば将来的に帝国との戦争にも備えられる


 ロケット発射場を建設して人工衛星を打ち上げるのにも丁度いいだろうし、


 さらには現状この地方では亜人族の少数部落位しか存在しないのも都合がいい、大央華は中心部こそ人族も居住しているがモンゴルのケンタウロスの騎馬民族?やらのおかげ?で統一国家がまだ成立しておらず小国が乱立している、

 ちなみに日本は人族、エルフ、鬼人による国家が存在、帝国はトルコ、黒海沿岸、エジプトを領土としてヒマラヤにブリザードドラゴンが棲息しているためにインド方面に直接侵攻することができずにアフリカ東岸をナイル川にそって南下マダガスカル島に飛空船艦隊を駐留させてナーガ族の国ガンダーラにインド洋を越えて侵攻中、聖国はイタリアから欧州全域を領土とし現在は内政を一応重視しているがイギリスやスペインに存在する亜人擁護派の国に圧力をかけている

 アメリカ大陸は北は亜人が中心で部族毎に居住、南には人族が中心の国がいくつか存在している


 兎も角大央華大陸南部はワイバーンを初めとして強力な魔獣が棲息しているため人族も亜人も部族毎に隠里の様な場所に居住している


 うんなにやら動きがあったのかな?E-767から連絡だ

『お父様、北西方面約200k地点で転生者らしき反応、100体のワイバーンに追いかけられているようです。』

「ワイバーンか周辺の安全を確保するためにも数を減らす必要もある、救援できるか?」

『すでにF-15J、一式陸攻以外を派遣しました。』

「うむ、御苦労そうだそのまままて、コア、データバンク検索ワイバーンの情報を頼む。」

『イエス、マイマスター、ワイバーン検索しました、成体はCP1500の飛行型爬虫類の魔獣、魔力により身体強化、飛行をするものの魔法等を行使するほどの知能はなし

主な攻撃方法は強靭な後ろ脚により獲物を捕まえ上空から落とすこと、めったに地上に降りて戦うことはないがその場合は尻尾の振りまわしと噛みつき攻撃を行う。』

「ふむなるほど地上部隊なら多少手こずりそうだが我が航空部隊の敵ではなさそうだな、E-767今の情報を皆に伝えてくれ。」

『了解です、お父様では。』

「うむ、吉報を期待している。」

 通信が終わるのを待ってリジーが声をかけてきた

「お父様、転生者が見つかったのですか?」

「そのようだ、こちらに対して敵対的でなければいいんだが。」

「どうゆう意味でしょうか?」

「性善説など夢想家の戯言だよ、我々にとって一番の難敵は同じ転生者かもしれん、この地を転生する場所に選んだのも他の転生者がまず選ばなそうな場所だったのもあったんだが?コア、F-2達からの映像をモニターに映してくれ。」

『イエス、マスター。』


 モニターにF-2、零戦、スピットファイア、彗星からの映像が映るまずはF-2がミサイル攻撃を行いワイバーンの群れを混乱させるようだ

『こちらバイパー、攻撃を開始するアターック!』


バシュバシュバシュバシュー

ドンドンドドーン

GUGYAAAAAGUGWAAAAA


『こちらコメット攻撃します、どちらかとゆうと夜間襲撃のほうが得意なんだけどね。』

 F-2支援戦闘機からのミサイル攻撃がワイバーンに当たり何体かのワイバーンが四散するあれでは素材の回収もできんな、続いて彗星が両手で支持している20ミリ機関砲を乱射するとワイバーン共がおもしろいように蹴散らされていく


ダダダ、ダダダ、ダダダダダ

GYAGYAGYA


『零、推して参ります。』

『マリンいきま~す、お覚悟はよろしくて?』

 混乱して散り散りになったワイバーンに零式艦上戦闘機、スピットファイヤMk.Ⅰが突入してクルクルと戦闘機動を繰り返し背後を取ったと思ったらその手の剣で切り裂いてゆく、何故か二次大戦の戦闘機達は刀剣を装備しての格闘戦を得意としていて零は刀、マリンはサーベルを装備している


ブオーン、ズバ、ザシュッ


 突っ込んできた零とマリンに殺到しようとするワイバーンをバイパージークとコメットの銃撃が襲い、翼や首を切り落とされたワイバーンがばたばたと墜ちてゆく

 瞬くうちに半数以下に減らされたワイバーンの生き残りがたまらずに逃走を始めるそこに止めとばかりに全員からの銃撃が襲う


GYA-GYA-,GYA-GYA-


 ふはははは圧倒的じゃないかね?わが軍は

「みなよくやった素材の回収は、まあ今回は諦めよう、そちらのお嬢さんを保護して帰還してくれ。」

『はい、お父様。』×4

 しかし映像からすると転生者と思われるお嬢さんは箒に乗って黒ゴス衣装を着てネコミミまで着いているまるでラノベの中二病のキャラみたいだ

『あ、あの貴女達は?転生者なんですか?』

 向こうの声は兵器娘達を通して聞こえるがこちらとの直接通話は出来ない、交渉は兵器娘達を介しておこなうしかない……か?

『大丈夫でしたか?お怪我はありませんか?私達は転生者ではなくお父様によって顕現した兵器娘で、私はF-2支援戦闘機バイパージークです。』

『あっはい大丈夫です、私は渋谷琉璃です、あの兵器娘って?そういえばお兄さんがそんなことを言っていたような?』

 なに?まさかあの子なのか?

『魔法生物の様なものだと思っておいてください、お父様からも貴女を保護して帰到するように言われていますのでご同行してくださいますか?』

『それはかまいませんがあれはどうするんですか?』

 とワイバーン達の死骸を指さす

『今回は回収する余裕がないので。』

『それなら私収納魔法も習得しているので大丈夫です。』

「ならば頼んでみよう、だがその前に皆でまだ息があるワイバーンに止めを。」

『え?あっはいわかりましたお父様。』

 兵器娘たちがまだ生きていたワイバーンに止めをさし彼女が次々と回収してゆくすごいものだなおそらくこちらの輸送艦娘でもあれほどの収納力はないだろう

 だが飛行能力は低いらしく速力はレシプロ機以下ヘリコプターより遅いかもしれない、到着には少々時間がかかりそうだ歓迎の準備をしてゆっくりと待つことにしよう。

転生者ヒロイン登場

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