ヒロイン登場
よろしくお願いいたします
E-767視点
私はE-767AWACSいまお父様の指令にしたがい司令部上空4000mを約1kの旋回半径で旋回中だ生身の肉体だとフィールドに守られているとはいえこの高度が限界だろう実機であれば高度9000でも問題ないことからするとだいぶ劣ることになるが現状ではこれで大丈夫だろう
この高度でも私のレーダーならば半径200kは感知可能だ、しかし飛行しながらレーダーを使うのがこんなにも精神的に疲労するとは思わなかったな、なにしろ現実では私も含め姉妹達全員が生まれてまだ1時間にもみたないのだからな
それでも大空を飛ぶとゆうことがこんなにも気持ちいい事だとはしらなかったからなこんなにも素晴らしい世界に私を産みだしてくれたお父様には忠誠を誓おうと思う、お父様が望むことならばどんなことでも答えようと思う
それが夜のことでもデータによれば空を飛ぶような心地になるとあるしな、
しかし以外と暇だな、海の近くまでは大型の飛行型魔獣は来ないようだ200k程彼方の山脈地帯にはかなりの数の反応があるんだが、うんバナナがおいしい
おや?山脈地帯に妙な反応があるな?確認したほうがいいかもしれん
「マリン、零聞こえて?ちょっと確認してきて欲しいの。」
「どうした?ミスA獲物か?」
「あらあら零ちゃんったらせっかちさんね。」
戦いたくてうずうずしていたらしい零からの返事にマリンがまぜっかえしているいやどうもマリンはお嬢様
っぽいところがあるからからかっているわけではなく本気かも?
「まあ落ち着け、妙に大きな反応があるCPの量からして転生者かもしれん。」
「転生者だったらどうするんだ?お父様の話からしてむやみに接触して大丈夫なのか?」
おっとりしているマリンが話においていかれていてもっぱら零とばかり話していると
「む?反応が増えた?いやこっちはデータからしてワイバーンとゆう奴かな?100体ほどが先ほどの転生者を追いかけているようだ。」
「転生者でも100対1では勝ち目が無いでしょう状況によっては恩を売ってこちらにひきこむのもありかもしれませんね?」
話に割り込んできたのはF-2支援戦闘機バイパージークだ
「ならば全力で行った方がいいでしょう皆お願いします。」
これはイーグルだ彼女は私の護衛としてさらに500m上空で旋回している、ほかの皆は50kほど内陸部を飛行している私の管制により私たち以外の4人が現場に向かう皆より飛行速度が遅くて地上攻撃用の一式陸上攻撃機は編隊を離れて海上部隊の援護へと向かい三笠の指揮下に入る
「では、お父様にはその様に報告しておきます。」
零式艦上戦闘機52型視点
私は零式艦上戦闘機52型姉妹からは零ちゃんと呼ばれている、お父様に言わせれば無理な改修による攻撃力編重で他の性能が初期型より軒並み落ちた失敗作だそうだ、しかしお父様はそんなわたしをゲーム時代、愛用してくださっていた
理屈じゃないんだよ零戦の魅力はだそうだ、だからこそ私はお父様の為に戦おうと思うもちろんそれ以外でものぞまれればなんでもして差し上げる所存だ
しかし同じ三菱重工製で私と同じジークの愛称が付けられたF-2戦闘機はジェット機だからしかたないとはいえ彗星にまで置いていかれそうなのは悔しいですね
レシプロ機なのかジェット機なのかは本来、私達には関係ないんじゃないかって?モチーフになった機体の性能が基本能力に影響するので、それに私は攻撃力を上げていて速度性能はあまり上げていないのでえ?だったらそれは自業自得だって?テヘペロ
「零、遅れているわよ、先に行くからね。」
薄情者のジークが無情にも先行していく
「むう、ジーク飛び出しすぎよ。」
「私は一撃離脱を繰り返すからいいのよ、後は任せたわよ。」
「攻撃することが前提のようだけそいいのかしら?」
私達の会話を聞いてマリンが割り込んできた、
「ワイバーン位の素材なら利用できるだろうし、転生者の方はそのあとで考えればいいんじゃない?」
「そうそう、問題ないない。」
「って見えてきたよ、先頭は~あ~魔法少女?」
「は?なにそれ?」
先行していたジークから報告が来るがあいつ大丈夫なのか?
「あんたなにか失礼なこと考えていない?」
「ぎくっそんなことないわよ?」
「今ぎくって言ったわよまあいいわだってそうとしかいいようがない女の子が空をとんでいるんですもの。」
「なにそれ?」
「貴女達にももうすぐ見えるわよ。」
たしかにジークの言う通り魔法少女としか表しようのない衣装を着た女の子が箒に跨ってこっちに向かって飛んでくる、ナニアレ?
????視点
うわーんこいつらしつこ過ぎ~だ~れ~か~た~す~け~て~おにいさ~ん
私は転生者だ前世の名前は覚えていないので渋谷瑠璃って自分で名付けたたしか前世の記憶にあるアイドルの名前だったと思う
何故私がこんなところでワイバーンの群れに追いかけられているかと言うと、そう深そうで浅い理由がある
私はいわゆるオタクだどのくらいかとゆうと物心つくころにはもう両親に連れられて同人誌即売会でコスプレしていたほどのオタクだった、
だからなのか転生する前の神界で出会ったお兄さんが覚えていないけどお父さんはこんな感じの人だったんじゃないかな?って思ったしなかなかイケメンだったからはっきりいって一目ぼれしました
なので自分のキャラ作成ではウィッチクラフトを中心に捜索、追跡魔法を習得して天使のサーシャにもお兄さんのなるべく近くに転生させてくれるようにお願いしておいた、世界中に拡散されるから数十~数百キロは離れるそうだが、あの放送が終わった後魔法で探知したら幸運にも半径300k圏内に転生者らしい反応はひとつしかなく解析魔法でもまず間違いなくお兄さんだったから隠れ家から飛び出してきたんだけど
浮かれ過ぎたのかうっかり態勢を崩してワイバーンの巣に落ちちゃったのよね、その時に卵を割っちゃって中身がドバーって掛かっちゃって興奮したワイバーンの集団にいま追われているってわけ
攻撃魔法を持っていないわけじゃないけどどっちかとゆうと支援系で固めていたからこんな沢山だと焼け石に水ってゆうか牽制位にしか使えない、幸いこの世界のワイバーンはただの爬虫類らしく魔法とかブレスとか使うことが出来ないみたいで空を飛んでいるいまは追いついて噛みつく位しか攻撃方法がなく、なんとか逃げ続けられているけどいつまで持つかしら……
追跡魔法?………ストーカー?